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    「【FF14】 光のお父さん計画 」カテゴリ記事一覧


    光のでぃさん 第Ⅲ話『光のお父さんにゲームオーバーはなかった。』を振り返る。

    でぃさんⅢ話1

    リアルの仕事での経験がオンラインゲームで役に立つ。

    という事がよくある。 特にFCを運営していたりすると、どのようにメンバーと接して、どのように活動していくか・・・
    そういった事を考える時、自分が培ってきたリアルでの『社会経験』が大きなヒントになる事が多い。

    というのも、仲間と一緒に協力して、戦略を立てて強敵を倒すというシーケンスはリアルでの仕事と本質的な部分が同じだからだ。

    でぃさんⅢ話0024

    第Ⅲ話の後半・・・光生は、一度失敗した仕事やり直そうとする。

    袴田の励まし、正田さんの情報ノート、大谷も病院のベッドから助言をしたかもしれない。

    逃げ出さず、真摯に仕事に向き合った光生は、そういった仲間からのサポートを受け、宮西が繰り出すきつい言葉をレアアイテムで無効化し、飯山の弱点属性である「野球の話題」で会話に入る。飯山は、真摯に仕事を受け入れた光生の姿勢に感心する。

    でぃさんⅢ話0023

    まるでギミックをひとつひとつクリアしていくように描かれた営業シーンは、さながら蛮神戦のようにも見える。

    リアルでの『社会経験』がオンラインゲームで役に立つように、
    『オンラインゲームでの経験』もまた、リアル社会で役に立つ事がある。


    実際に僕の父は、オンラインゲームで得た経験を仕事に転用しているとインタビューで答えていた。

    これもまた、オンラインゲームが持つ可能性のひとつだと僕は思っている。

    でぃさんⅢ話5

    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅲ話 『光のお父さんにゲームオーバーはなかった。』

    先輩社員の替わりに難しい顧客を担当することになった光生(千葉雄大)
    努力するものの上手く対応できずクレームを受けてしまい、社会人として成功した父を改めて見直すきっかけになる。

    また、順調にゲームを進める父・博太郎(大杉漣)は、これまで光生にみせたことのないお茶目な一面を披露する。

    クレームを挽回すべく臨んだ接待でも会話は弾まず、溝を広げてしまった挙句、担当変更を要請されてしまう。先輩・袴田(袴田吉彦)が続行をアドバイスするもののあっさり変更を受け入れる光生。

    そんな時、ゲーム内で博太郎にボス戦に誘われる光生。

    何度倒されても決して諦めない博太郎の姿に何かを感じ取る光生。光生は再び、担当復帰を願い出る。






    光のでぃさんB001

    「きりんちゃん、ごめん
     今日は監督 作業で遅くなるって。」


    「久しぶりにやまちゃんに会いたかったですね~♪」

    「やまちゃんね・・・・w」

    光のでぃさんB002

    【室町 きりん】

    エオルゼアパートの「きりんちゃん」役を演じるキャラクターアクター。
    趣味は、アニメ、漫画、物件閲覧。

    実際に「光のお父さん計画」に参加していたプレイヤー、室町きりんちゃん本人が、
    ドラマ【光のお父さん】のきりんちゃんを演じている。

    エオルゼアパートクランクイン当日、でぃさん(山本監督)が 自己紹介を行った直後、初対面にもかかわらず
    「やまちゃん さ~」と いきなり友達感覚で話し始め じょびメンバーを凍りつかせた。

    光のでぃさんB003

    「きりんちゃんは自分のキャラクターに声が付くって聞いて、どう思った?」

    「そうだね~ 最初聞いた時はあんまり実感なかったかな~」

    「そうなんだ・・・っていうか

    光のでぃさんB004

    ・・・ちょっとミニオンどけてくれないかな?」

    「でも~まいでぃ~さんに候補を言ってみて~って言われてから・・・
     たぎったね~♪」


    「たしかに自分のキャラに (CV:■■) って付くのか!って思った時は たぎったよね~w」

    光のでぃさんB005

    「おいちゃん(悠木碧さん)は、きりんの中の候補の一人だったから嬉しかった~♪」

    「そうだね、僕も始めて聞いたとき、あっ!間違いなくきりんちゃんの声だ!って思ったw」

    「話し方も きりんだよね~」

    「苦労したからね・・・・・・」



    光のでぃさんB006

    【きりん語の再現】

    きりんちゃんは、いつもチャットで独特の話し方をしている。「ー」を使わず「~」を使ったり、音符を多用したり。
    初期の脚本が上がってきた時、これらが反映されておらず、ちゃんとした話し方をするキャラクターになっていた。

    そこでマイディーときりんちゃんの二人で、脚本に目を通し、きりんちゃん本人の監修の元、台詞のひとつひとつをチェックしシナリオに影響を与えない範囲で修正を依頼した。

    またアフレコ時は、実際に撮影で日々きりんちゃんと会話をしているでぃさん(山本監督)が演技指導を行い、原作の持ち味を生かしたドラマ版きりんちゃんが作りこまれていった。



    でぃさんⅢ話A002

    「今回のにゃんにゃんぷ~♪もイメージどおりだったねー」

    「バッチリだね~♪Ⅲ話で好きなところは~」

    「うんうん」

    「何マティ~でしょ~?」

    「あぁ・・・・」

    でぃさんⅢ話A003

    「何マティ~ってクロマティ~しかいないだろ~
     がっはっは~」


    「そこww きりんちゃん、野球も好きだもんね」

    でぃさんⅢ話A004

    「クロマティ~は知らない人だったけどね」

    「・・・そうですか。」

    「Ⅲ話は全部が印象深いね~」

    「きりんちゃん、親孝行してる?」

    「してないかもだから~なんか思うところがあったよね~」

    「もうすぐ父の日だから、パパ大好き!チュってすればいいよ」






    でぃさんⅢ話A005

    「は~い♪」

    「・・・・・・その適当な返事!
     きりんちゃん眠いんでしょw」



    喜んでもらえるよろこび3

    「きりんはもう寝ま~す♪」

    「はいはいw おやすみ、また明日ねw」





    でぃさんⅢ話

    「遅くなりましたー」

    「こんばんわw」

    でぃさんⅢ話C001

    「いろいろ立て込んでて・・・・っ」

    「お忙しそうですねw きりんちゃんは寝てしまいましたw」

    でぃさんⅢ話C002

    「同じ マドリスト(物件閲覧マニア) として語り合いたかった・・・・。」

    「そこですかw 」

    でぃさんⅢ話C00726

    「あと、今日は急いで来たのでメガネを忘れてきたという設定でいきます。」

    「そのディティールがいるかどうかは わかりませんが、わかりました。」

    でぃさんⅢ話C00725

    「今回はⅢ話の振り返りですねー」

    「そうですねっ!アバンからいきなり 飛び出すにゃんにゃんぷ~♪です」

    「好評でしたねw」

    「本人もバッチリだったーってさっき言ってましたよw」

    でぃさんⅢ話C003

    【きりんちゃんらしい声】

    原作でもお馴染みの「きりんセット!ゴー!」+「にゃんにゃんぷ~♪」

    これは原作上では なぜ戦闘開始時にそのやりとりがあるのか を解説していたが、ドラマの脚本にする際、それは本編のストーリーとは無関係のものになる。

    その為説明は前回の「吉田コール」同様に、前後の流れで何をしているかわかるだろうという点からオミットされた。

    でぃさんⅢ話C004

    きりんちゃんの「声作り」に関しては、でぃさんは以下のように語っている。

    きりんちゃんは、高い声なのか?早口なのか?舌足らずなのか?かわいいけれど大人なのか?
    アフレコは録音前にそういった事を打ち合わせする。 

    しかし、今回きりんちゃんの声を担当する悠木さんは、録音前にブログを読み込み、きりんちゃんが好きなものからプロファイリングを行い、性格を分析しいくつかの声のイメージを作ってきてくれました。

    テストでの時、2~3言で 「それでいきましょう」ってなりましたね。

    無理のないイメージに合ったキャスティングだったので、つかみやすかったみたいですね。



    でぃさんⅢ話C005

    「まさかこんなところで、趣味、漫画、アニメ、物件閲覧 が役に立つとは・・・・」

    「声優さんは声だけでキャラクターを演じなければならないので、細部にこだわってくれるんでしょうね。」

    「3人とも イメージどおりの声ですもんねー、プロはすごい・・・」

    でぃさんⅢ話C006

    「にゃんにゃんぷ~♪は何パターンも録りましたね、
    溜めて言ってみたり、低めから高めへ声を振り分けてみたり・・・
    にゃんにゃんぅぅぅぷぅううううううーーー!とかw」


    「ゲッタぁぁぁ・・・ヴぃぃいいいむ!っみたいなw」

    「おもしろかったw」

    「聞きたいわw」

    でぃさんⅢ話C0077

    「インディさんだけ、大杉さん本人がアフレコしているのも味がありますよね」

    「エオルゼアパートを作る上でそこは結構重要なファクターですね」

    でぃさんⅢ話C0078

    【インディの声だけ、大杉さん本人が演じる理由】

    エオルゼアパートは、光生がゲーム画面を通して見る心象風景の表現である。

    それ故 実際には文字でやり取りしている会話にも、声がついてくるという設定になっている。

    あるちゃん、きりんちゃん達 じょびのメンバーは光生のオンライン上の友達なので、光生が勝手にイメージした声で脳内再生される。
    なので言動やキャラクターの容姿に合った声優がキャスティングされた。

    でぃさんⅢ話C0079

    しかしながら、インディのプレイヤーの正体を知っている光生は、何をどう頑張っても、インディは父だというイメージが強くあるので、父親の声で聞こえてしまう。


    今までは、「キャラクター」としてみていたフレンドも、
    オフ会で一度会ってしまえばどのキャラクターが「本人」に見えてくる現象と似ている。

    その為、大杉さんはインディとしてではなく、稲葉博太郎として声をあててくれている。

    でぃさんⅢ話C00710

    「ただひとつだけ問題があって・・・・」

    「ほうほう」

    「脚本上、『キャラ変わるな父さん』・・・・って台詞があるんですよ」

    「あーw」

    でぃさんⅢ話C00711

    「大杉さん、博太郎として演じて下さってるから、声とかしゃべり方的にはあんまりキャラ変わってなくて・・・・」

    「そうなりますねw」

    「どうやってキャラの違いを表現しようと悩んだ挙句・・・」

    でぃさんⅢ話C00712

    「博太郎が絶対やらないだろうという『動き』でリアルパートとのキャラの違いを表現することにしました・・・」

    「それで踊ってたんですねw たしかに変わって見えたw」

    「映像作品ならでは・・・ですね」



    光のでぃさんB007

    「そして今回の目玉は、初の蛮神戦ですねー」

    「なんか色々大変だった・・・」

    光のでぃさんB008

    「僕、結構蛮神戦の撮影好きでしたね、楽しかったw」

    「たしかに色々工夫して撮るのは楽しかったですね」

    「通常の撮影は、制限解除で、ダメージを受けるシーンは下限レベルで突入したり・・・」

    「そうそうw 制限解除で撮影してる時、演技してる途中できりんちゃんがオートアタックで倒してしまった時は笑ったw」

    「暗転して、あああーーっ!!みたいなw」

    光のでぃさんB009

    「普段、普通にプレイしてる時って大体カメラを思いっきり引いて戦ってるじゃないですか」

    「そうですね。」

    でぃさんⅢ話C00713

    「なので出来るだけ蛮神に近づいたりして、普段プレイヤーが目にする事の無い光景を映し出したいという狙いで多くのカットを撮りました」

    「リアルな整合性が取れたバトルというより、映像としてかっこいいバトルを撮る感じですね」

    「正確な情報が必要な攻略動画じゃないのでねw」

    「FF14ユーザーとしては突っ込みたくなる所もあるけど、見た目のカッコ良さを重視とw」

    「ドラマですからねw ゲームとの違いはツッコミ入れて遊んで下さいとw」

    でぃさんⅢ話C00714

    「でも僕は、このイフリート戦の撮影で『キャラクターアクター』というものの面白さを掴みましたね。」

    「ほうほう」

    でぃさんⅢ話6

    「イフリート戦のラストシーンで、監督は僕に一人で突っ込んでくださいって指示したじゃないですか・・・」

    「しましたねw」

    「僕DPSなので、そういう事って絶対ないじゃないですかw」

    「そうですねw」

    でぃさんⅢ話C00715

    「だから、FF14プレイヤーとしてはすごく違和感感じたんですけど、できあがったラッシュを見て、ああ!こういうことか!って目から鱗が落ちたんですよね。」

    でぃさんⅢ話C00716

    最初は4人ちゃんといるじゃないですか・・・

    でぃさんⅢ話C00717

    それがやがて、画面に映るのはマイディーとインディさんだけになり・・・

    でぃさんⅢ話C00718

    最後はマイディーひとりになる。

    これって光生の心象風景なわけだから、光生の脳裏に映っているイメージなんですよね。

    だから最初はパーティメンバーもいたけど、だんだんとインディに気持ちが動いて視界にインディしか入らなくなり・・・。

    最後は、イフリートに子供の頃の自分を投影してそれに向かっていくという印象を抱かせるシーンになっていて、次のリアルパートへ イメージ を送るブリッジになっている。

    まいでぃーさん資料②8

    「エオルゼアパートは、エオルゼアを再現するだけでなく、ドラマ全体の演出としても使われるんだって理解できたんです。」

    「こんなの実際ねーわ!って言われるでしょうけど、エオルゼアパートで FFXIVを使って撮ってはいますが、僕らはそれに携わる人間達のドラマを作ってるんですよね。」

    「このシーンはそれに気づかせてもらったので、大好きですね、先釣りDPSとか言われますがw」

    「先釣りw」

    「エオルゼアパートでゲームの再現を追及するのもひとつですが、僕はこういう使い方の方が これから作る人の『作家性』『汎用性』が広がる感じがして嬉しいですね」


    でぃさんⅢ話C00720


    「それもオンラインゲームの可能性ですね」

    「ですねーw 嬉しいっ」

    でぃさんⅢ話C00721

    「人生にゲームオーバーはありません!諦めない限り!」

    僕はこの言葉で、光生がいきなり覚醒し、いきなり営業力がついたのだとは思えない。

    オンラインゲーム内では仲間から充分な信頼を得られている彼には、元々その能力があったのだと思う。

    にも関わらず、自分の仕事に対して 何か諦めのようなもの があり、力を入れられず手を抜いて仕事をしていた。

    子供の頃の剣道のように・・・。

    でぃさんⅢ話C00722

    自分の好きなゲームには、これだけ情熱をもって向き合えるのに、仕事に対しては情熱が持てない。

    ゲームは面白いから「好き」で、仕事はおもしろくないから「嫌い」。

    しかし、60を過ぎた父がオンラインゲームに対して『真摯』に向き合う姿を見て、

    光生は、それに倣い、自分の仕事に対して 『真摯』 に向き合う覚悟を決めた。

    それは子供の頃とは違う決断であり、光生が成長して大人になった証でもある。

    まいでぃーさん資料②9

    「ちょうどⅢ話の試作品を見た時は~、仕事に行き詰ってた頃だったからね~・・・Ⅲ話を見てきりんには我慢が足りないな~っ・・・もう少し頑張らなきゃな~って思ったね~」

    今までどこか仕事にやる気がなかった光生が、仕事に向かって『真摯』に向き合い始めた。

    その成長と覚悟を感じ、職場の仲間は光生をサポートした。そして取引先の人たちも光生を受け入れた。

    彼らは光生のその『姿勢』に心打たれたのだと思う。

    何度やられても立ち上がり、やられた原因を考え、仲間と協力しあって何度も挑戦し目的を果たす。そんな毎日を僕達オンラインゲーマーはおくっている。

    ゲームに向かう情熱と同じくらいの情熱を、自分の仕事 に対して真摯な気持ちで 傾ける事ができさえすれば・・・

    僕達オンラインゲーマーは、高いポテンシャルを発揮できるのではないだろか?

    今回 光生が得た『気づき』は・・・そういうことなのだろう。

    簡単に諦めるのはあまりにも・・・・もったいない。

    僕は出来上がった第Ⅲ話を 見てそう感じた。



    でぃさんⅢ話C00723

    「コントローラー・・・・ 隠された・・・・」

    全7話の中間に当たる第4話・・・後半の5,6,7話に向け・・・

    ここらでちょっと休憩だっ!

    でぃさんⅢ話C00724

    ゲームをやりすぎて怒られる・・・そんな光のお父さん。

    コントローラーを隠すという、タイタン お母さんのどこかノスタルジックな攻撃に対し・・・

    父と子はどう切り抜けるのか・・・・!!!

    そして父、博太郎に現れ始める・・・あの症状・・・あ!あ!あれは・・・!! 

    あれは24時間メンテ中に現れたりする・・・ 「FF14禁断症状」か!?


    次回、光のでぃさん第Ⅳ話
    『光のお父さんは1日1時間の戦士になった。』を振り返る。

    どうぞ・・・肩の力を抜いて・・・見て下さい・・・。


    (この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

    光のでぃさん 第Ⅱ話『光のお父さんが姿を消した。』を振り返る。

    でぃさんⅡ話001

    オンラインゲームの初心者支援で嬉しいのは、感動を分けてもらえる事。

    自分にとっては当たり前の事でも、初心者さんにとってそれは初めての体験で・・・
    サポートした初心者さんが喜んでくれている姿を見ると、すでに自分の中で 当たり前 に思える事も再び輝きだす。

    そうだなあ・・・僕もこのレベルの頃、ここがクリアできて嬉しかったな・・・と。

    僕は、長年オンラインゲームでの初心者さん支援を続けてきていたので、初心者さんがどういう所でつまづき、どういう事で悩むかは大体把握しているつもりだった。

    そんな自信をまさか自分の父親が覆すとは、思ってもみなかった。


    父は、 雪国で自分だけが『半袖』だという事が恥ずかしくて、ゲームをやめた。


    もちろん今まで初心者さんからそんな訴えを聞かされた事はなかった。
    父から引退した理由を聞いた時は、本当に驚いた。

    「えー?そんな事でー?」って笑えるというか、おもしろい話ですよねー。

    ほんと初心者さんの気持ちってのはわかんないものだ。

    原作ブログは、そこまでの表現で終わっている。



    でも実はそれって根深い話で、初心者支援に慣れすぎてしまった人ほど、
    初心者さんの気持ちを決め付けてしまっている
    のではないか?って話の象徴のようにも思えるわけです。

    そして、それはリアル世界でも言える事で、ベテランな人ほど素人の気持ちを決め付けてしまってたりするのではないだろうか?

    オンラインゲームを通して、その【気づき】を得た 光生。

    でぃさんⅡ話002

    何度も行われた、脚本製作のための、打ち合わせ会議。

    ドラマ製作において、監督が実際に脚本打ち合わせに参加する事は少ないが、【光のお父さん】は、前例の無いタイプのドラマだった為、リアル・エオルゼア両パートの監督達も参加してみんなで頭をひねって考えた。

    光生が得た【気づき】をより具体的な形でわかりやすく表現するにはどうすべきか。

    その難問に対して僕らみんなで考え、たどり着いた答えが・・・

    『オンラインゲームの中で得た【気づき】を
    ゲームの中だけで完結するのではなく、それを現実世界に返還する事で主人公が成長していく。』


    これを『基本フォーマット』にする事で【光のお父さん】は、一般の人にも伝わりやすい
    ポジティブなオンラインゲームのドラマ
    になるのではないだろうか?

    第Ⅱ話『光のお父さんが姿を消した。』は、そのフォーマットに則った最初の脚本となった。


    でぃさんⅡ話003


    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅱ話 『光のお父さんが姿を消した。』

    新人女子社員の離職率が高い原因の調査を依頼される光生(千葉雄大)
    最も辞めそうな社員として先輩・袴田(袴田吉彦)が挙げた新人正田陽子(馬場ふみか)に接近する光生。陽子は光生に非協力的な態度をとり続け調査が難航する。

    一方、無事ゲームを始め、一見順調そうな博太郎(大杉漣)であったが、ゲーム内のコミュニケーションが上手くとれない。そんな時、博太郎は些細な理由から、ゲームから離脱してしまう。

    あまりにも些細な理由が初心者の躓きになることに思い至った光生は、陽子に同じ質問を投げかけてみるのだった。

    無事ゲームに復帰した父の危機を救う光生であったが、上手くコミュニケーションが取れない父は光生に精一杯の感情表現をする。





    でぃさんⅡ話B0101

    「監督、今日は照明部のくまちゃんが遊びに来てくれましたよ。」

    「あ、くまちゃんお久しぶり。」

    「おひさしぶりですー!」

    でぃさんⅡ話B0102

    【くまちゃん】

    リアルパートで照明を担当してくれた製作スタッフ。
     
    元々FFが大好きだったくまちゃんは、FFXVの発売に合わせスケジュールを調整し休みを取ってがっつり遊ぶ予定を立てていたが、まさかの発売延期。そんな時、応援でカメラテストに参加したら、なんとFFのドラマ!?これは参加しないと!と自ら志願してTVドラマ【光のお父さん】の照明を担当する事になった。

    ドラマ撮影をきっかけにFFXIVをスタートし、現在はモンクとして頑張っている光のスタッフの一人。今の目標は、ドラマの最終回放送までにツインタニアを倒す事。

    でぃさんⅡ話B0103

    「くまちゃん、照明部って現場ではどんなお仕事するの?」

    「現場で必要な あかり を作る仕事ですね、暗いところを照らす あかり だけではなくて、木漏れ日を作ったり、お父さんと光生くんの目に白い あかり を入れて、目の表情に動きを足したりするんですよ!」

    「すごい!」

    「アイキャッチを入れる入れないは好みもありますが・・・僕は入れたい派ですね」

    「目に力が入りますよねー!」

    でぃさんⅡ話B0104

    「ていうか、エオルゼアパートは、照明部が無いから大変だったよ・・・」

    「そうなんですね?」

    「特に黒衣森の撮影は大変で、木が多いので、顔にかかる木漏れ日がみるみる変化していくから、照明部!って心の中で何回も叫んでいましたよ・・・
    【フラッグ】!ってw」


    「フラッグ?」

    「大きな黒い旗みたいなやつです」

    「なに?それ振って応援するの?」

    「違いますっw

    でぃさんⅡ話B0105

    たとえば顔にかかる木漏れ日みたいな演出に必要ない自然光を、【フラッグ】で遮って影を作るんですよー」

    「あーそれSS撮ってていつも欲しいなーって思うやつだーw」

    「そういう風に光を当てるだけではなくて、光をコントロールするのが照明部ですねー」

    「他にもトレペ、ビニ枠、しゃ、レフ、銀レフ、ミラー・・・いろんな技術があるんですよ」

    「なるほどなあ・・・照明部の仕事って奥深いんですね、おもしろそう」

    でぃさんⅡ話B0106

    「そうそう、あかり といえば・・・アキオくんの部屋にエーテライトがあるの知ってます?」

    でぃさんⅡ話B0107

    「知ってる!いつも映ってる後ろの青いやつ?」

    「あれ 美術部さん のお手製なんですよ。」

    「え? あれってわざわざ作ったんだ?」

    「アレは 美術部さん の 愛 でできてるんです。
     現場でも エーテライト って呼ばれてかわいがられてました・・・w」


    「エーテライト とかってわかるの?w」

    でぃさんⅡ話B0108

    「だって、みんな FFXIV 始めてましたもんねw わたしもですけど」

    「え?それすごく嬉しい!」

    「現場でも、昨日ここまでやったよ!みたいなw」

    「学校かっ!w」

    でぃさんⅡ話B01010

    「でもやってみて 初めてわかることが多かったんです。やってみて脚本に書かれていない 時間の流れ を初めて感じることができました。 前はこのクエストをやってて、今回はこのクエストだから結構たってるな・・・・とか。」

    「なるほど・・・」

    「美術部さんは 実際にプレイして クエストとクエストの間の
    日にち を計算したりしてたみたいですよ。 家の中なので気づかない変化かもしれないですけど、飾り付けを変えたりしてくれてました」


    「そこまで・・・・」

    でぃさんⅡ話B01011

    「ドラマや映画の現場っていろいろあるんですよ、マイディーさん・・・・。
    怒号しか飛び交わない現場もあれば、プロデューサーがいない現場もあります」


    「ありますね・・・。」

    「個人個人では色々あったと思いますけど、全体的に今回は人に恵まれていたと思いますよ」

    でぃさんⅡ話B01013

    「でも、この現場は特別 愛 にあふれている気がしました。
     毎日楽しかったです!」


    「くまちゃん・・・・。」

    「わたしはリアルパートで物語に関われてうれしいなーって。
    多分みんなそんな感じだったと思います」


    うれしい

    「全てのエオルゼアを愛する人達を代表してお礼を言わせてね、そこまでこの世界を好きになってくれて嬉しいです、本当にありがとう。」

    「わたしも一緒に出来て幸せ者です!」

    そう言って光の照明さん くまちゃんはメインクエストへと出かけていった。


    ひかりのでぃさん第一話4

    「いい話でしたね・・・」

    「まさか、コメンタリー記事で泣かされるとは・・・w」

    「そして、中盤の見せ場・・・半袖事件の真相ですね」

    「ここはまあ・・・・
     吉田コールを入れるか入れないかで意見が真っ二つに割れましたよね」


    「うんうん・・・・」

    光のでぃさん二話3

    【吉田コール入れるか 入れないか論争】

    原作ブログでも人気があった半袖で引退した父に対し、あまりに斜め上な引退理由に高ぶってしまった感情を、FFXIVプロデューサー兼ディレクターの吉田氏にぶつけるというシーン。

    FFXIVは、ゲーム上等で何かしらのトラブルがあった場合、「よしだああああーー!」と叫ぶというユーザーの間で生まれた文化がある。言ってみれば「OH!MYGOD!」、「ああ、神様」みたいな感じと言えば一般の人にもわかりやすいだろうか?

    しかしそれは、FFXIVのユーザーのみの文化であって、世間一般では認知されていない。

    この父の引退理由を知り、「よしだあああーっ!」と叫ぶ 原作のシーンをTVドラマで再現するかしないかは、脚本作成の段階から意見が大きく二つに割れた。


    ・「吉田コール」は、原作を読んでくれた人達にとっても、親しみ深いものでカットするなんて考えられない。という考え。

    ・FFXIVの事を良く知らない人も見るTVドラマという媒体で、一部ユーザーのみにしかわからない要素を入れるべきではないという考え。

    わかりやすく言うと、既存ユーザーを取るか、ドラマでFFXIVに初めて触れる人を取るか・・・・という問題だ。

    意味がわからない人たちの為に、ワイプで吉田P/Dに出演してもらえないか?テロップで解説を入れるか?という案も出たが、でもそんな事をしてしまっては余計に身内ネタを強調するだけになり、知らない人からすると余計に引いてしまうだろうという結論に至る・・・・。

    どうすべきか・・・・。

    光のでぃさん二話4

    長い論争に終止符を打ったのは、MBSの局プロデューサー丸山博雄Pの一言だった。

    「今の人はわからんかったら、検索しますよ。」

    わずか1秒、『よしだー!』と叫んだ所で、FFXIV未経験の視聴者は「何これ、意味がわからない見るのやめよう」とは ならない。

    むしろその一言で既存のユーザーや、古くからの読者が喜んでくれて心強い仲間になってくれるのであれば入れるべき。

    もちろん、ドラマのあらゆるところを「身内ネタ」で固めていくのはナンセンス。
    だが、この注目を集めるシーンで既存のユーザーや読者の期待を裏切るべきではない。

    ベテランテレビマンの、説得力のある言葉に皆納得し、「吉田コール」の採用が決まった。

    でぃさん0114

    「奇しくも、この論争自体が2話のテーマそのものと重なってたんですよね、FFXIV未経験者が吉田コールで引くんじゃないかっていう決め付け」

    「あのシーンの前後には、流れというものがありますからね。吉田コールの前に丁寧にアキオの心の動きを表現してますし、その後のいわゆる【スラング】ですから、説明が無くてもなんとなく伝わるんですよ」

    「むしろそれで吉田って誰やねん!って調べたり周りに聞いたりしてくれる効果があるのであれば、わずか1秒のシャウトで恐ろしいコスパですよねw」

    「まあシーン繋げてみて変だったら切ろうと思ってましたが、南條さんのあのシャウトですからね、充分伝わりますw 」

    「南條さんにやってもらって良かったw」

    でぃさん0113

    「そしていよいよ、今回ラストの見せ場!【跪きシーン】ですね」

    「はい・・・・」

    「ここは力を入れましたよね・・・・」

    「天候に恵まれなくて、快晴で撮れるタイミングを3日待ちましたね」

    「時間の移り変わりも関係するから、ET8:00前後が快晴でないとダメでしたもんねw」

    光のでぃさん二話5

    【インディ跪きシーン】

    マイディーの前で、インディが跪くシーンは今作全体のイメージを象徴する重要なシーン。その為入念な準備と万全の体制で撮影が行われた。

    監督は、このシーンを使い視聴者の「無意識」に訴えかける演出プランを作成。

    今までぎこちなかった二人の関係が「リスタート」する。
    そのシチュエーションを「夜明け」のイメージを用いて視聴者の無意識に訴えかける演出プランだ。

    まずはET5:00~9:00までの時間、二人のバックに夜明けを持ってきて【タイムラプス】を用いて撮影。

    「快晴」の天候で星が巡り、日が昇るシーンを雄大に見せ二人の夜明けを演出。
    BGMもファイナルファンタジーの始まりを象徴する「プレリュード」を選択。

    光のでぃさん二話6

    引き続き、自分の感謝の感情を覚えたてのエモートで表現する、インディ。
    跪いた瞬間を、グループポーズを使って止め、【ローリングショット】を用いて二人に迫る。

    このローリングショットは、監督が事前に「プレリュード」を口ずさみながらカメラを回し、カメラの速度と回転数を試行錯誤しながら何度も練習を重ねてくれていたらしい。

    練習の成果が本番で見事に発揮され、撮影は一発OKだった。

    でぃさんⅡ話007

    インディとマイディーを逆光で捉え、ゆっくりとカメラを引いていくシーン。

    このシーンは、画像に何一つ加工が加えられておらず生のFFXIVの美しさをそのまま出している。

    そう、僕達プレイヤーが毎日見ているFFXIVの画面そのままなのだ。

    一連のエオルゼアパートの流れと、光生の幼少時代の思い出、様々な想いがこの跪きに集約し、言葉ではなく、これは二人にとっての夜明けになるんだよというメッセージを映像で表現する。

    こういった事ができるのも、ドラマ化の面白いところである。

    でぃさん0112

    「照明部や美術部の愛やエオルゼアパートのこだわり・・・そういう見えない作業がひとつひとつのカットを作り上げていくんですよね」

    「ドラマを見た感想で なんだかわからないけど涙が出た・・というのをよくいただくのですが、その涙の理由が画面を通して僕達のオンラインゲームへの愛が見えない形で伝わったものだったとしたら・・・それはとても幸せな事ですね」


    でぃさんⅡ話B01014

    Ⅱ話、ラストシーン。

    フレンドリストに 初めて出来た友達の名前ひとつ・・・・。

    マイディーのネームがオレンジ色に変わる。

    友達が出来たことで、その世界が何倍も楽しくなるオンラインゲーム。

    二人の夜明けと、ここから始まる二人の物語。


    不穏な影がかかりつつも、オンラインゲーム上で初めて友達が出来たことに嬉しそうな笑みをこぼすお父さんで第Ⅱ話は幕を閉じる。



    でぃさんⅡ話B01015

    「人生にゲームオーバーはありません!あきらめないかぎり!」

    エオルゼアパートの撮影を担当する山本組!! 撮影もついに初の蛮神戦の撮影に突入!

    弱、真、極、下限レベル、制限解除・・・様々な方式でレイドに突入し撮影が続けられる。

    でぃさんⅡ話B01016

    そして【光のお父さん】、初のイフリート戦と言えば・・・タンクを務めるのは・・・
    室町きりんっ!!

    そう・・・皆様お待ちかね・・・! いよいよ きりんちゃんの出撃ですっ!!


    次回、光のでぃさん第Ⅲ話
    『光のお父さんにゲームオーバーはなかった。』を振り返る に!

    きりんセット!ゴーっ!!



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    光のでぃさん 第Ⅰ話「光のお父さんがやってきた」を振り返る。

    でぃさん1話アバンタイトル

    光のお父さん第一話は、少年光生が、フローリングの床でくるくる回るシーンから始まる。

    原作の第3話「光のお父さんは全力で走った。」の冒頭シーンの再現である。

    あまりに奇妙な遊びに熱中する光生を見かねた父が、光生に、ファミコンとFFⅢを買ってあげる。

    嬉しそうにFF3で遊ぶ光生・・・。

    光生が夜中に目が覚めて下に降りてみると・・・父がFFⅢで遊んでいる。

    「このゲーム・・・なかなかおもしろいな。」

    自分がいない所で、自分の好きなものを父が手にとって遊んでいる。
    なんとなく、自分が認めてもらえたような気になり・・・誇らしい気持ちになる。

    「たびだつのだ・・・・ひかりのせんしたちよ・・・?よし、まかしとき。」

    楽しそうに画面に食い入る二人。ゆっくりと「プレリュード」が流れ・・・

    FFⅢのクリスタルが・・・FFXIVのハイデリンへと変わっていく・・・・。

    そして現れるタイトル・・・「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」

    でぃさん1話アバンタイトル2

    オープニングが始まるまでのプロローグシーンを
    「アバンタイトル」と言う。


    TVドラマ版 光のお父さんは、僕の体験した実話を基に作られた フィクションの物語だ・・・。

    しかしこのアバンと同じような体験を、僕は子供の頃にしている。

    夜中になんとなく起きてきたら父がファミコンをして遊んでいた。
    それを見たとき、なんだかとても嬉しかったのをよく覚えている。

    そんな経験談を、脚本のリューハラさんにはしていない・・・。
    この脚本を見てハッと思い出したくらいだ。

    子供の頃に親と肩を並べて遊んだ テレビゲーム。

    それは僕だけの思い出ではなく・・・・誰の心の中にもある大切な思い出。

    僕達は、ただそれを忘れていただけなのかもしれない。

    この物語は、その忘れていた大切な時間を取り戻す父と子の物語。

    僕はこのアバンが大好きだ。

           
    でぃさん1話

    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅰ話 「光のお父さんがやってきた。」

    夏の昼下がりフローリングの床をぐるぐるまわる遊びをしていた光生(石塚獅桜)は父・博太郎(大杉漣)に連れられファイナルファンタジーⅢを買ってもらう。それは数少ない父に遊んでもらった貴重な体験であった。

    時は移り、成人し事務機の営業マンとして働く光生(千葉雄大)の下に母(石野真子)から電話が入る。
    仕事一筋であった父が突然会社を辞めたという知らせであった。母はちょっと早い定年と受け止め気にする様子もない。同僚の袴田(袴田吉彦)との何気ない会話で、光生は自分が父のことを何も知らないことを実感する。
     
    オンラインゲーム・ファイナルファンタジーXIVのプレイヤーである光生は、父をゲームの世界に誘い、自らの正体を隠し、父と共にプレイすることを思いつく。






    光のでぃさんA1

    「エオルゼアパートのクランクインは、じょびハウスからでしたね。」

    「そうでしたねー、僕らFC:じょびと初めて会った時の最初の感触はどうでした?」

    「うーん・・・これは 勝てる なーって思いましたね」

    「勝てる?・・・何にw」

    「まあいろいろ・・・w」

    「w」

    光のでぃさんA2

    「最初はやっぱりチャットでいろんな演技の指示をするっていう部分に不安はあったのはあったんですが、意外とやってみたら、あ、これチャットの方が意思の疎通がしやすいなあ・・・というのを感じましたね。」

    「たしかに、チャットでのやり取りは日常会話とも違いますし、言葉を選んで伝える上に、見返す事もできますからね。」

    「あと、すでに演技の土台が出来ているというのも驚きました。」

    「演技の土台?」

    「たとえば、みんな立ってないで 椅子に座るとかw」

    「ああ・・・無意識のロールプレイですねー」

    ひかりのでぃさん第一話1

    【無意識のロールプレイ】

    オンラインゲームに慣れてくると、友達と会話する時に椅子や地面に座って話すような習慣がついてくる。
    また、FF14にはポイントした相手に視線を送る為、相手の顔を見て話すというアクションを無意識のうちにやってしまったりする。

    FC:じょびは、普段からブログのSSを撮っていたりするのでこの習慣が根付いており、それが芝居の土台となった。

    ひかりのでぃさん第一話2

    「そういう日常の動きがすでに出来ていたので、普通の撮影とあまり変わらないなとおもえました。逆にキャラアクターとして難しかった事とかはありました?」

    「そうですねー、最初難しかったのは『停止』のアクションですねw 決められた場所で自然に止まるというw」


    でぃさん1話2

    エオルゼアパート最初の撮影は、冒頭のあるちゃんときりんちゃんがログアウトするシーンだった。

    僕達キャラアクターにとっても、初演技だった。やってみて難しかったのは、『決められた位置で止まる』というアクション。やってみるとこれが意外に難しい。途中で椅子の上を歩いてしまったり、行き過ぎてしまったり。通常のゲームでは椅子の上を歩こうが、飛び越えようが自由ですが、できるだけ自然に見えるように動かなければ、ゲームを知らない視聴者はその不自然さにばかり目が行ってしまう。

    でぃさん1話3

    さらにこのシーンは、初のエオルゼアパートのお披露目にもなる。

    千葉君の演技、ゲーム画面、チャットの文字、声優さんの台詞、エオルゼアパートの動き、これら全てを入念にすり合わせ違和感無く繋がるように作りこまれ、シームレス感を演出できるように、スタッフルームでは実写パートの野口監督とでぃさんが、脚本を見ながらFFXIVを立ち上げ キャラクターの角度等を何度もすり合わせ双方の撮影が行われた。

    ひかりのでぃさん第一話3

    「最初のシーンの撮影は結構スムーズに進みましたが、思わぬ問題がでてきましたよねw」

    「あーw あれですね・・・『ララフェル多すぎ問題』!」

    「あれは想定できなかったw」

    でぃさん1話4

    【ララフェル多すぎ問題】

    マイディーがじょびメンバーに「光のお父さん計画」の内容を伝えるシーン。
    一度撮影が行われたシーンでも、様々な理由で没になる事がある。

    「ララフェル多すぎ問題」もそのひとつだった。

    元々じょびはララフェルのプレイヤーが多く、撮影するよー!となってもエキストラがララフェルしかいない・・・という事がよくあった。

    僕らにとってそれは、日常良く見る光景ではあるが、今回初めてこの作品でFFXIVを知る人たちは、子供ばっかりのゲームなのかな?と思ってしまうかもしれない。

    出来上がったカットを通して見た時、そういった違和感を感じる部分は 撮りなおしを行った。

    でぃさん1話5

    「ララフェルを減らすのではなく、他の種族を増やして平均的に見せてみては?」

    とアドバイスをくれたのは、吉田P/Dだった。 

    確かにそのとおりで、問題が起こった時、原因を減算するのではなく、他のものを乗算する事で問題を解決するという考え方は、本当に勉強になりました。

    でぃさん1話6

    「後半は、中央森林でしたね。」

    「初のバトルシーンでもありました。最初の相手はトレント・サップリング」

    ひかりのでぃさん第一話4

    「原作ではアノールLV.9でしたけどねw」

    「いや、でも僕もこのアレンジは正解だったなあって思いますよーw」

    ひかりのでぃさん第一話5

    【トレント・サップリング】

    原作ブログでは、LV9のアノールに挑んだ光のお父さんを、羅刹衝で助けるシーン。
    アノール自体が小ぶりなモンスターの為、強敵には見えにくい。

    そこで、敵役を初心者キラーのトレント・サップリングに変更し絵を作った。

    周囲の雑魚モンスターが、カメラに入らないよう、アシスタントのナイトがフラッシュで周囲のモンスターを引きつけ、殴られ続けて撮影を行った。

    ひかりのでぃさん第一話6

    「このチョイスがすごいなーって思いました、みんな通る道というかw」

    「まあ・・・・
     一番最初に私を倒したモンスターですからね・・・・」


    「監督の経験からでしたかっwww」


    ひかりのでぃさん第一話7

    「初の戦闘シーンの撮影で意識したことはありますか?」

    「ゲームのルールに捕らわれず、アニメ的に見せる方法を選びました。悩みましたけどね。」

    「悩んだ?」

    「まあアニメ的な見せ方では無く、ゲームのシステムにのっとって『忠実に撮る』という方法もあるのですが、結局それはゲームを映しているだけであってエオルゼアパートの意味が無いかなと思ったんですよ。」

    「確かにエオルゼアでゲームを撮るのではなくて『ドラマを撮る』わけですからねー。」

    ひかりのでぃさん第一話8

    「映像の面白いところは、1秒の瞬間を5秒にも10秒にも広げられる所だと思うんですよね、なのでそういう方向でオンラインゲームでドラマを撮るという可能性を示したかったんですよ」

    「エオルゼアパートは『光生の心象風景』だから自由にやろう!って言ってましたもんね」

    でぃさん1話11

    【エオルゼアパートは光生の心象風景】

    FFXIVでの会話は、通常チャットでやりとりをする。
    しかし、ドラマのエオルゼアパートでは実際にキャラクターがチャットの内容を声優さんの声で会話させている。

    では、ドラマにおける「エオルゼアパート」とは、一体何なのか?

    その答えはゲーム画面から受ける光生の脳内イメージの映像化である。

    忠実にゲーム内のルールに従って映像化すると、ドラマの絵作りにおいて多々問題が発生してくる。

    例えば、トレント・サップリングとの戦闘シーン。マイディーのレベルであれば、羅刹の一撃で倒せてしまう。

    それをそのまま映像にしてしまうと、盛り上がる事も無く、一瞬の出来事すぎて、
    ゲーム知識の無い視聴者は何が起こったかまったくわからないまま話が進んでしまう。

    勿論既存のプレイヤーは羅刹の一撃で倒しても、なんら違和感を感じず「忠実に作ってるなよしよし」と思ってくれるだろう。

    でもその「よしよし」の為に、まだFFXIVに触れた事が無い人達を置いていく訳にはいかない。

    装備を変更する所は、着替えましたよというのがわかりやすいように『変身マクロ』。
    とどめの一撃は、リミットブレイクの音を入れ大技感を出す。
    倒した後は、勝利のファンファーレを鳴らしFFっぽさを演出する。

    ゲーム上では、起こらない演出を無理の無い範囲で盛り(ゲーム内のサウンドを使う等)で見せ、アニメ的な演出を行い光生の心象風景として映像化している。

    ひかりのでぃさん第一話9

    「ここは、声優さんの力も大きいですね。」

    「やっぱり南條さんすごいですね。」

    「チェストー!w」

    「僕この『チェストー!』がすっごい嬉しくてw」

    「ああ・・・・w」

    でぃさん1話9

    【チェストー!】

    今から6年ほど前の旧エオルゼアで、空手バカ一代の大山倍達に憧れてマイディーがよく使っていた掛け声。

    本来トレント・サップリングを倒すシーンは、台本上では「うおおおおおー!」だけだったが、1,000以上あるFFXIVの記事を読破してくれた南條さんは、ここは 『チェスト』 だろうとアドリブで掛け声を追加してくれた。

    6年も前の記事からアドリブを引っ張ってきてくれるとは・・・
    やっぱり南條さんにお願いして大正解だったと、心から思えて本当に嬉しかったw

    ひかりのでぃさん第一話10

    「その後は・・・インディさんが逃げ出すシーンですねw」

    「あの回り方が良かったw」

    「腹立ちますよね、あれww」

    「単純ですが、現役プレイヤーだからこそできる動きですね。」

    「よくやりますからねw」

    でぃさん1話10

    【逃走するインディ】

    助けてもらったが、キーボードを持っていない為 お礼をいえないインディは、思わずその場から逃げ出してしまう。

    このシーンのインディを操作しているのは、FCじょびのキャラアクター、るーしー。
    しつこいくらいにくるくる回ってから逃げる演技は、撮影中僕もモニターの前で大爆笑したw

    1度OKが出たものの、るーしーが視線の動きを気にして取り直しを申し出るというキャラアクター根性を見せ、二回目でOKとなった。 

    その努力のおかげか、壮大な音楽もイイ感じに働き「光のお父さん」らしさが出てるシーンとして完成した。

    ひかりのでぃさん第一話11

    「でもシーンでもし視聴者がクスっとしてくれたり、お父さんかわいいと思ってくれれば、それは実はすごい事なんですよ」

    「ふむ・・・。」

    「それは、キャラアクターがキャラクターの気持ちになってアバターで演技することで、視聴者にそのキャラクターの気持ちが伝わったという事ですからね。このシーンが出来た時、僕は 勝った と思えましたよ」

    「何にw」




    でぃさん1話12



    ラストシーンは、光生が「キーボード」を父に渡すシーン。

    まだぎこちない二人の会話・・・。

    不安げにまだ続けるならキーボードの設定をしておくけどどうする?と父に投げかけ反応を見る光生。

    父の反応は・・・・それならたのむ・・・

    「このゲーム・・・なかなか楽しい・・・・。」

    子供の頃に父から聞いた台詞を再び聞けた光生は

    「そっか・・・それならよかった。」

    と、子供の頃と同じように嬉しそうな顔で父を見る。

    BGMは、FFXIVの名曲「そして世界へ」 冒険の始まりを象徴する曲に乗せ・・・

    光のお父さん計画・・・それは僕が愛してやまないFFXIVの世界へ父を誘い、
    正体を隠しながら壮大な冒険を共にする・・・親孝行計画である。


    ・・・というナレーションで第Ⅰ話は、幕を閉じる。




    でぃさん1話13

    「ファイナルファンタズィーなあ・・・やめたんや。」

    原作の光のお父さん前半部分で最も人気の高い、あのエピソードが登場!?

    ・・・ということは? するのか・・・!?

    公共の電波を使って・・・・あの『コール』をするのか!?

    ひかりのでぃさん第一話12

    コールするべきか!? 無難にやめておくべきか!?

    脚本をめぐって意見は割れる・・・・!

    長い協議の末・・・導き出された答えは!?

    そして、あの事件で訴えるべきテーマとは・・・?


    次回、光のでぃさん第Ⅱ話
    「光のお父さんが姿を消した。」を振り返る。


    おたのしみに!

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    光のぴぃさん 一気読み 【完全版】

    ぴぃさん一気読み完全版

    人は 「夢」 をみる。

    希望・・・ 憧れ・・・

    こうなれたらいいな・・・・ こうだったら幸せなのにと・・・・ 人は様々な「夢」を想い描く。


    そして その「夢」が「目標」に変わったとき・・・

    新しい冒険が始まるのかもしれない・・・・。


    この物語は・・・・

    「ゲームプレイブログのTVドラマ化」
    という、 前人未踏の夢に【挑戦】する・・・


    ひとりのゲームブロガーと、
      ひとりのプロデューサーの物語である。

    光のぴぃさん7話15

    『光のぴぃさん』は、2016年4月30日~2017年4月1日まで当ブログにて連載していた、
    MBS/TBS系の深夜ドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の企画立ち上げから 完成までの経緯を描いたシリーズです。



    第1話 「それは悪魔の囁きだった。」

    ● 光のお父さん計画完遂から数ヶ月、マイディーの元に光のお父さん書籍化の話が舞い込むが・・・。

    関連記事:一撃確殺週末日記 5.01 ・・・200万円買収事件について。



    第2話 「それは誰も得しないだろうと僕は思った。」

    ● マイディーの元に飛び込む二度目の書籍化話。しかしその巻頭を飾るのは・・・・

    関連記事:一撃確殺週末日記 5.14 ・・・「光のお父さんグラビア事件」の真相。



    第3話 「それはそうだろう。当然そうなるだろう。」

    ● モモゾノさんの暴走は続き・・・やがてそれは悲しい結末を迎える。そんな中一人のルガディンがじょびへとやってくる。

    関連記事:一撃確殺週末日記 5.29 ・・・「モモゾノさん事件」の真相。

    光のぴぃさん4話2

    第4話 「それを聞いた時、僕は呆然とするしかなかった。」

    ● マイディーの元を訪れた謎のルガディン「ぴぃさん」。前人未到の新しい挑戦が今はじまる。



    第5話 「それは当然の試練であると思った。」

    ● 光のお父さんのTVドラマ化・・・始動の許可を求めるぴぃさんに、マイディーはたったひとつの条件をつけた。

    関連記事:光のぴぃさん関連の事その1 ・・・マイディーさんはゴマキが好きなのか?等



    第6話 「それは最初にして最大最強の壁だった。」

    ● SQEXからドラマ化の承認を得る。それがこの計画の最初にして最大のミッションだった。

    関連記事:光のぴぃさん関連の事 その2 ・・・SQEX承認までの経緯や気持ちなど。

    関連記事:もっと・・・。 ・・・SQEXからのドラマ化承認を受けた日に書いた心情。


    光のぴぃさんMAP1


    第7話 「それは途方も無い戦いの幕開けでしかなかった。」

    ● SQEXからドラマ化の承認は得られた!「脚本開発」「製作委員会結成」に向け動き出す!



    第8話 「それは今までに無い まったく新しい形になった。」

    ● 物語の舞台となる壮大な「エオルゼア」。それをどう映像化するのか・・・辿り着くまったく新しい形。

    関連記事:光のぴぃさん関連の事 その3 ・・・「エオルゼアパート」と「企画書」について等。


    第9話 「それはこの世界の可能性を広げる為の戦いだった。」

    ● エオルゼアパートの理解を深める為に動き出すFC:じょび。そこに新たな訪問者がやってくる・・・。

    関連記事:【資料】 アバターの表現力 ・・・出資営業用に作られたアバターの演技力資料のコピー。

    関連記事:【資料】 光のお父さん パイロットムービー用絵コンテ ・・・パイロットフィルム撮影時に使用した絵コンテ。


    光のぴぃさんMAP11話A


    第10話 「それはちょっと無理かも・・・と思ったけどやるしかなかった。」

    ● 突如じょびハウスにやってきたエレゼン。彼はぴぃさんの紹介でやってきたと言うが・・・。

    関連記事:書籍:FFXIV 光のお父さん ・・・完成した書籍について。



    第11話 「それは、【光のお父さん】ですか?」

    ● 光のドラマ化計画は、ついに脚本開発へと進む。しかし、脚本家の作ったシナリオは・・・。

    関連記事:コメントありがとう。 ・・・第11話についたコメントへの返答等。


    第12話 「それは、再び歩き出す為に必要な 頼もしい一言だった。」

    ● 光のドラマ化計画はこのまま頓挫してしまうのか・・・計画の窮地を救ったのは謎の竜騎士だった。

    関連記事:光のぴぃさん関連の事 その4 ・・・「脚本戦争編」について等。


    光のぴぃさんMAP12話


    第13話 「それは僕にとって決断の時だった。」

    ● 脚本が完成し、いよいよ光のお父さん製作委員会が結成されようとしていた頃、マイディーは重要な決断を迫られた。



    第14話 「それはオンラインの先にある世界だった。」

    ● 暑い夏の日・・・SQEX本社の応接室で マイディーは吉田P/Dと邂逅を果たす・・・。

    関連記事:モーグリ懐中時計 ・・・お土産に頂いたモーグリ時計について。

    関連記事:光のお父さんTVドラマ化決定。 ・・・公式発表時の心境等。


    光のぴぃさんMAP2


    第15話 「それ・・・・誰が作るんです・・・か?」

    ● ドラマの撮影準備を進める中、ひとつの大きな問題点が浮かび上がる。

    関連記事:TVドラマ【光のお父さん】主演キャスト発表!! ・・・主演キャストの発表。
    関連記事:FF生誕30周年・オープニングセレモニー ・・・FF30周年セレモニーで発表された内容など。


    第16話 「それは、エオルゼアパートにおける 最も深いこだわりだった。」

    ● ドラマの撮影は進み、いよいよエオルゼアパートの撮影が始まる。

    関連記事:TVドラマ「光のお父さん」オリジナルキャラクターの役割。 ・・・ドラマオリジナル要素について。


    次回予告 ・・・最終回の予告。

    光のぴぃさんMAP最終2


    最終回 「これが僕らの夢だった。」

    ● TVドラマ【光のお父さん】完成記者会見が行われ、マイディー達の夢は叶った。

    関連記事:エオルゼアパートの声 ・・・エオルゼアパートの声優さんについて。

    関連記事:光のお父さんOP the other end of the globe ・・・光のお父さんオープニングテーマについて。

    関連記事:TVドラマ「光のお父さん」 30秒スポット公開! ・・・光のお父さん30秒PR動画について。



    -光のぴぃさん あとがき- 

    ● 光のぴぃさんを書き上げた感想など。



    ■ ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん公式HP

    ■ 書籍:ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん公式HP


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    光のぴぃさん 「あとがき」

    ぴぃさんあとがき

    「光のぴぃさん」の連載が終了いたしました。

    まるっと1年、全17話にわたる連載でしたが、ボリュームは前作「光のお父さん」より少ないものの、色濃い連載ができたなと感じております。自分の人生を変える連載になってしまいましたしねw

    先月行われました、完成記者会見のエオルゼア記者会見で、ファミ通さんから受けた質問がありました。

    「なぜ光のぴぃさんを書こうと思ったのですか?」

    なるほどそうきたかー・・・あとがきで書こうと思ってたのになあ・・・wって思いながら答えましたw

    「ドキドキしてほしかった。このオンラインゲームのまったく新しい冒険をみんなと共有し、いっしょにドキドキしてほしかった。」

    とお答えさせて頂いたのですが、まさしくこれが本音でした。

    ぴぃさんあとがき1

    この「一撃確殺SS日記」は、基本的にはオンラインゲームプレイブログなのですが、本格的な攻略情報の発信やレイド等の最速突破を目指すプレイではなく、オンラインゲームの緩やかな日常を綴る事が多く、オンラインゲーム上で人と接することから生まれる楽しさや考え方、気づいたこと等を発信しオンラインゲームの可能性を伝えていくことを趣旨としています。

    毎日更新していく記事を通してオンラインゲーム(FF14に限らず)を遊ぶ皆さんと様々な楽しみ方を共有し、「みんなでオンラインゲームを楽しみたい」という気持ちの下、毎日の更新を続けてきました。

    そんな中で、「自分の物語がドラマになる」という経験は、オンラインゲームのプレイヤーであれば誰もが思い描く『夢』のような話で、そこに至るまでの『冒険』は、そうそう体験できることではない。

    ドラマになっていく過程の中で、僕やFCじょびのメンバーが体験する「ドキドキ」や、「発見」を、僕らだけで独り占めするのではなく、読者の方々にも僕たちと同じレベルで「ドキドキ」を体験して欲しい・・・そう思ったのが「光のぴぃさん」の連載を始めた理由でした。

    ぴぃさんあとがき2

    この「貴重な体験をちゃんと伝える」というのは、もはやこのブログを運営していく上で運営史上最大のミッションとなるため、失敗しないよう情報の量や物語の盛り上がり、演出方法やタイミング合わせ、通常の記事の何十倍もの試行錯誤を繰り返して慎重に書き進めてきました。

    特に全体構成には気を使って、何話でこの話、何話でこの話とビッチリ決めて進めましたねー。
    にもかかわらず!!宣伝プランや情報露出計画は紆余曲折するわけで!
    その度に全話構成をやりなおすという もはや趣味のブログかこれ・・・っていうレベルになってましたw

    まあそれが楽しかったんですけどねw

    光のぴぃさん12話D12

    技術的なことを少し書くと、今回の「光のぴぃさん」では基本的に「あるちゃんの視点」で物語を進める事にしました。

    「光のお父さん」は「僕」の主観視点で書いてきたので、色々と辛い部分があったんです。

    主観の視点で書くとどうしても、物語上の「問題」が起きた時、その「答え」に至るまでの過程もきっちり説明しないといけないので、テンポも悪くなるし、「答え」に至るロジックもきっちりとしてなければならない。それゆえ突拍子も無い「答え」を出しにくい。

    あるちゃんに視点を置くことで、物語上発生する「問題」に対するマイディーの思考にブラインドをかけ、マイディーの出す「答え」に対するあるちゃんの「リアクション」で物語を進めていく。一人語りで進めるより、対話形式で進めた方が物語りは転がりやすく、時短にもなるんですよね。

    この方法を取ったのもこの企画にはあってたのかなと思います。
    ドラマの脚本も物語上の「問題」に対する「答え」をテンポ良く伝える為にこの方式をとっているので、オリジナルキャラクターが必要というわけですね。


    しょうにんをもらう

    全17話の中で、やはり一番思い入れがあるのが、吉田P/Dから寄稿して頂いた『第14話』ですね。

    光のお父さんのドラマ化や、光のぴぃさんの連載を通して、何度も吉田P/Dとお話をさせて頂いたのですが、ほんっとにオンラインゲームが好きなんだなあ・・・っていうのがビシビシ伝わってきてこれ以上無い刺激にもなりました。

    連載中も、「物語の時間軸が行ったり来たりするから、各エピソードがいつの出来事なのか を読者にきっちり伝えるほうが良いよ」というアドバイスなんかも頂き、光のぴぃさんの代名詞とも言える上記のようなSSが誕生したんですよね。

    また、吉田P/Dとの会話の中で一番印象的だったのが、完成記者会見の後の食事会で急に改まった感じで

    「マイディーさん。もしこれから先FF14に疲れたときは、遠慮なくFF14を休んでください。無理に14の記事を書こうとしないで下さいね。」

    と真剣に言ってくださった一言でした。その一言にはいろんな意味がこもっていて
    その一言を聞いたとき、ああ・・・このブログの趣旨を本当に理解してくれてるんだなと泣きそうになりました。

    そして僕も「わかりました。」と約束させて頂けたのもとても印象的な出来事でした。

    ぴぃさんあとがき3

    僕は、この連載をやりきって一番嬉しく思うのは「ひとつの事例」を作る事ができたということ。

    物事を悪く言う人が多いインターネットの世界の中で、
    「好き」を語り続けたら「報われる」という事例。


    いつまでもいつまでも、自分の中に生まれる汚い感情をインターネットで放出してても人生何も変わらない。

    せっかく遠くの人と瞬時に意思の疎通ができる力を人類は手に入れ、個人の言葉が世界中の人により伝わりやすくなったのだから、そろそろそれを前向きに使おうよって僕は思うわけですっ!

    たしかにこんな事例はまだまだ「稀」な事かもしれませんが、これからはもっとそういう事例が増えてくればいいなと思います。

    また、そういった前向きな方向に世の中が進むよう、
    自分が出来る事をこれからも続けていきたいなと、この連載をやりきった事で強く思えるようになりました。

    そんなわけで、自分にとっても大きな成長ができた作品になりましたねw


    連載を続ける上で、モデルになってくださった皆さん。
    SSの撮影に協力してくれたじょびメンバーとフレンドの方々。
    アドバイスをくれた吉田P/DとSQEXの皆様。
    書籍をご購入してくださった皆様。

    応援してくださった皆様。


    そして何より、こんな「大冒険」をするきっかけをくれたぴぃさん。


    皆さんへのおかげで全17話、書ききる事ができました。

    本当にありがとうございました。


    間もなく、僕たちみんなで作った TVドラマ【光のお父さん】の放送が始まります。

    光のぴぃさんを最後まで読んでくれて、もし、この連載の思惑通りに、
    僕らと同じレベルでドラマ化までの「ドキドキ」を感じてもらえた方ならば・・・

    ぴぃさんあとがき4

    第一話のタイトルが出るところで
    ホロリとしてもらえるんじゃないかなと思いますw


    泣きすぎた後の水分補給も忘れぬよう『水』もしっかり用意しておきましょうねっ!

    1年前も同じようなことしてた気がする・・・ほんとに成長したんだろうかw

    最後まで読んで頂いてありがとうございました!!

    マイディー。






    そして・・・


    あとがき予告1

    「今日から8人PTでの撮影に入ります!!」

    あとがき予告5

    「やはり・・・ここは撮りなおしで行きましょう!」

    ぴぃさんあとがき6

    「あるちゃん、もう少し手前で止まろうかっ」

    「はい!」

    「きりんちゃん!」

    「たぶん寝てます!」



    TVドラマ【光のお父さん】・・・・。

    史上初になる・・・ゲーム上でのTVドラマ撮影・・・

    天候待ち・・・寝落ち・・・エモートの限界・・・


    それは・・・困難の連続だった・・・・。


    あとがき予告4

    TVドラマ【光のお父さん】の放送開始に連動し・・・

    当、一撃確殺SS日記にて・・・

    毎回放送終了後に マイディーと監督が
    各回の『撮影秘話』や『撮影ポイント』等を振り返って解説する
    新企画がスタート!


    その名もっ!!

    でぃさんタイトル

    2017年4月・・・!

    エオルゼアパートメイキング記事
       「光のでぃさん」連載開始!!

    これは・・・エオルゼアで1本のドラマを作り上げた・・・
     一人の監督とキャラクターアクター達の・・・・戦いの記録である。


    おたのしみに!

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    マイディー

    Author:マイディー
    オンラインゲーマーです。

    SSが大好物です。
    風呂敷を広げすぎるのが悪い癖ですw

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