
世の中には、人智では計り知れない世界がある。
私は、そう思わざる得ない出来事に出会った。
グリタニアで、奇妙な事件が起こっている。
グリタニアに「裁縫青年の霊」が出る。
そんな季節外れな噂を聞き、私はいても立ってもいられず、グリタニアへと飛んだ。

こんばんは、レポーターのマイディーです。
えー私は今、グリタニアに来ています。
ここは黒衣森の中にある都市で、人口は少ないものの、木工ギルドや槍ギルド等があり、美しい木々が見れるという事でよい観光スポットのひとつになっています。
実はいま、このグリタニアで、奇妙な事件が起こっているのです。

なんとこのグリタニアに・・・
「裁縫青年の霊」が出ると言うのです。
さっそく街の人に聞き込みをしてみました。

目撃者 「ええ見ましたよ。なんだか少し悲しそうな肩をしていました・・・。
目の前をすーっとすぎて行ったんです。ええ・・・びっくりしました。」
悲しそうな肩をした裁縫師の霊・・・・なのでしょうか?
まだ、全容が掴めないために、我々取材班はさらに聞き込みを続けました。

目撃者 「ええ見た事があります。彼、私に声をかけてくれたんです。
唇がキュートだねって。でも・・・振り向いたら彼は・・・
変わった移動方法ですーっと消えて行ったんです。」
変わった移動方法・・・?
何か乗り物に乗っているのでしょうか?
特に住民に危害を加えるわけでは無いようです。
悪い霊・・・という訳ではなさそうですね。
謎は深まるばかりです。

今までの調査で我々取材班が得た情報は、悲しい肩をしながら変わった移動方法ですーっと移動するという事だけ。
そして、特に悪さをする訳ではないということですね。
具体的な証言も多く、どうやらただの噂という訳ではなさそうです。

人の集まりそうな所ではなく、寂しい所を中心に探してみましたが・・・
一向にその気配すら感じません。

足が棒になるほど歩いて探しましたが、噂ばかりで謎の裁縫青年を見つける事ができず、我々取材班にも焦りの色が出てきました。
そんな時、有力な情報を掴む事ができたのです。

目撃者 「うん^^さっき見たよ!冒険者ギルドにいたよー!」
迂闊でした。

寂しい肩をしているという情報を得ていた為、グリタニアでも一番人の集まる冒険者ギルドに出る事は無いだろうと予想していたのが裏目に出たようです。
私は、謎の裁縫青年をカメラに収めるために、冒険者ギルドへと急ぎました。
しかし・・・

一足遅かったのか、冒険者ギルド内に謎の裁縫青年の姿はありませんでした。
もうこれ以上探しても見つからないかもしれない。
諦めがついた私は、冒険者ギルドを後にしようとしました・・・・・。
その時でしたっ!!

我々取材班の目の前に現れたのは・・・
期待を裏切らない男、おにゅっさんww
つづく。
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