
「good morning Eorzea!!」
一年ほど前、目の前にログインしてきたエレゼンの外人さんがオープンでいきなりこう叫んだ。
なんか・・・いかにも!って感じだなーと当時は思った。
FF14の正式サービスが始まったばかりの頃、クローズドβから3ヶ月ほどたった自分にはエオルゼアのあらゆるものに対して目が慣れていた。
ミコッテのマイディーさんの表情ひとつ、流れる雲のひとつひとつ。抜刀したときのシャキンという音。UIのどんくささ。

全てのものが当たり前になってきてたんだろうなー。
ゼーメル要塞陥落後は、FF14から足が遠のいていた。
でも、また最近ログインが増え始めている。少しずつだけど。

TERAの世界も美しい。
でも、やはりなぜだか落ち着かない。グラフィックはFF14と同じかそれ以上なのかも知れない。
すごく変な話かもしれないけど、TERAの世界ではあまり空気を感じないからかもしれない。

でも、始めてFF14にログインしたときは、オーバーかもしれないけど風まで感じる事ができた。ため息が漏れるほどに。
今日、リムサの街の街頭を見て思ったのは、「淡い」という感覚が向こうには無いのかなと思った。
日本人はこういった「淡い」ものに情緒を感じたりする。
FF14にははっきりしない「淡い」風景も多い。
たとえば天気。

晴れ!雨!という分かりやすい天気だけではなく、エオルゼアには「曇り」がある。
自分はこの曇りが好きなんですよね。晴れでも雨でもない淡い天気。
何かが起こる前兆と言うか、不安と言うか、言いも知れぬ感情が沸き起こったりします。

だからECOでも光の塔がすき。
このどっちともつかない天気である曇りはずっとは続きません。
いつかは晴れか雨に分岐していく。
雨だと「やっぱりかー」だし、晴れると「おっ!晴れた!」となぜだか嬉しくなったり。
そういった動きを感じる事もできますよね。
エオルゼアって刻一刻と時間が流れている。
朝から夜になり、風が吹き、雨も降るし曇る事もある。

居心地のいい晴ればかりは続かない。
生産をほっぽりだして、狩りに行きたくなるような、気持ちの良い晴れた昼間もあれば・・・

不安を掻き立てるような、暗い雨の夜もある。
晴れた日ばかりだとそれが当然になってしまう。
雨の日があるからこそ、晴れた日が嬉しい。
時間の流れと共に、刻一刻と風景が変わっていくのは、その世界の息吹すら感じる。
そう考えると、ファイナルファンタジーの主役はプレイヤーでは無いのかもしれない。

今立っているこのエオルゼアそのものなのかもしれませんね。
ずっとTERAで遊んで、毎日ログインしてきたからこそわかるようになれた。
というか、思い出せた。
エオルゼアという世界のすばらしさ。
冒頭で触れた外人さんの気持ちが、今はよくわかる。
ログインすると言いたくなるもんw
「good morning Eorzea!」 ってw
10月5日予定のアップデートで大きくその作りを変えていくエオルゼア。
雨から、曇りへ、そして晴れへ、となってくれるか!?
移り行く曇った世界の中で、明日は晴れるかなと期待するミコッテのマイディーさんでした。
つづく。
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