
ロボ 「博士・・・・まさかの2夜連続のロボ研ですか・・・・」
たたこ 「うん。あいぎす研究所から今日、資料が届いてね。緊急検証だよ。」
ロボ 「資料ですか?ロボットの?」
たたこ 「うん。次のガンダムの資料だよ。」
ロボ 「全日本をガッカリさせたというガンダムAGEですね!」
たたこ 「がっかりか・・・・。どうだろうね。とりあえず見てみようか」

ロボ 「コメントが・・・ほとんど否定的ですね・・・・」
たたこ 「うん・・・・。でも悪くないと思うよ?」
ロボ 「え!?博士的には、このガンダムはありなんですかっ!?」
たたこ 「うん。 このガンダムは面白そうだ。」
ロボ 「え?どのへんがですか??」

たたこ 「ガンダムを本当に知っているなら、期待せざるえないけどね。」
ロボ 「どういうことですか?」
たたこ 「Gガンダム、ターンAの前評判がどんなに酷かったか知っているかい?」
ロボ 「いえっ!」
たたこ 「それはそれは、酷かったよ。でも、あいつらは今れっきとしたガンダムだ!」
ロボ 「まあ・・・たしかに・・」
たたこ 「ガンダムは、始まってみないとわからない!」
ロボ 「本日の名言いただきました。」

たたこ 「デザインもプレーンで良い。」
ロボ 「たしかにこれといった癖が無いデザインですね。」
たたこ 「PVを見る限りでは・・・これが基本で違うバージョンがあるんだね。」

ガンダムはAGEシステムによって進化するんだ!
ロボ 「この進化というのが何かはわからないですが、両手両足を換装して違うモードへと変わるようですね。」


たたこ 「うん。バンダイの得意商法だね。悪くないよ。」
ロボ 「よく見るとボディはそのままですね。」
たたこ 「ガンダムのメイン収益はプラモデルだ。プラモデルというのは成型する金型が高いからね、この方式はボディの金型を流用できるのでコスト的にもおいしいんだ。」
ロボ 「なるほど。メインスポンサーであるバンダイの意向ですかね?おもちゃっぽいのは・・」
たたこ 「バンダイの考えている事も、わかるね。」
ロボ 「バンダイの考えている事??」

たたこ 「バンダイがメインスポンサーを務める、仮面ライダー、ウルトラマン、戦隊物、これが今どうなってるか知ってるかい?」
ロボ 「いえ・・・」
たたこ 「昭和の旧シリーズのキャラクターが出てきている。」
ロボ 「ああ・・たしかに・・映画とかですね?」
たたこ 「何故だと思う?」
ロボ 「なんででしょう?」

たたこ 「親子の対話促進だよ。」
ロボ 「Σ」
たたこ 「え!パパこのライダー知っているの? ああ、知ってるよ、パパがお前くらいの時に見てたよ。」
ロボ 「ΣΣ」
たたこ 「いつも、ゴロゴロしているパパを見る子供の目が尊敬の眼差しに変わる!!」
ロボ 「ΣΣΣ」
たたこ 「幼少の頃に刷り込まれる父への尊敬は、その子の将来を明るい物にする。それに子供とどんな会話をすれば良いかわからないお父さんにもありがたいしね。」
ロボ 「なんとなく・・・幸せな家庭がイメージできます・・・」
たたこ 「バンダイが今回のガンダムで考えている事は・・・・子供を操るのが得意なレベル5という会社の協力をえて、このガンダムを子供に見せ・・・
父子の対話を増やし、グレない子供を作り、今の日本を修正する事だ!!」
ロボ 「そこまで読みましたか!このPVで!」
たたこ 「もう充分、わたし達はガンダムから色々な事を教わったよね。」
ロボ 「はい。人はわかりあう事が出来る事!」
たたこ 「争いは何も生まない事!」
ロボ 「大事なのは対話!相手に共感する事!!」
たたこ 「グフはザクとは違う事!!」
ロボ 「足なんて飾りって事!!!」

たたこ 「テーマもズバリ、父から子へ引き継がれるガンダム!」
ロボ 「壮大に見えてきました!!ガンダムAGE!」

「かあさん、僕はなれるかな?・・・みんなを救う救世主に!」
たたこ 「そもそもガンダムは壮大なテーマを持った物語!」
ロボ 「少年が、ガンダムを通して成長する物語!!」

「これ以上!やらせるもんかっ!」
たたこ 「子供はいつか大人になる!
だからもう!渡してあげよう!ガンダムを!」
ロボ 「愛するガンダムを、次の世代の子供たちへ!」

「うわぁ!・・・これがガンダムっ!」
たたこ 「そして、永遠に紡がれていけ!ガンダムッ!」
ああ・・・UCGOやりたくなってきた。
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