
所詮ゲームデータ。
でも、長年、それに対して思い入れを持ち続けると、数字の羅列では無いように思えてしまう事がある。
馬鹿げているのかもしれないが、そう思えてしまう事がある。
ついに、というか、やっぱり・・・というか、やはりこの日が来てしまったのか。

武装神姫バトルロンド、8月31日をもってサービス終了。
誰が見てもあきらかな、終局へ向かっていたアップデート。
それを取り巻く環境。
今回のサービス終了は、今までの物とは違って、培ってきたものが長いだけに辛い。
3年間、あーでもない、こーでもないと試行錯誤して、この世界で生きてきたもんな。
解っていたけど、やっぱりそうかと解った時は声が出なかった。

横の繋がりがほとんどない、オンラインゲームだった。
その分、ゲームに出てくるキャラクターとのやりとりが中心なだけに思い入れが生まれる。

ヒトコさんを作ったときは、ここまで思い入れて育てるとは思っていなかった。
でも、戦いを重ねていくうちに、AIで動く神姫にどこかデータとして割り切れないものが生まれたのかもしれない。

ゲーム内で戦う神姫達は、自分達で考え、戦う。
ダメだと鹿って、良ければ褒めてを繰り返す。

時々、神姫に執念的なものを感じる事さえあった。
倒されそうになった時、神姫達は自分達の判断で、次の技にかける。
怒られた記憶や、褒められた記憶。
褒められたいから、今自分にできる最善の策を打ち出し、勝負に出る。

プレイヤーと、どう関わってきたか?
武装のセンスや、知識、それも関係するが、最終的には神姫との関わりこそがパワーとなる。

そんな神姫達と3年間共に戦ってきた。
ただただ、戦ってきた。
そうか、そんな神姫達の戦いも あと3ヶ月で終わるのか。
そして戦いが終われば、

もう会えなくなるという事か。
旧型の素体を使っているヒトコさんは、最新の神姫達に勝てなくなってきた。
ヒトコさん、君の余命はあと3ヶ月。
あと3ヶ月でお別れしなければならないらしい。
ならば、さよならを言う前に、生まれてきた使命を果たそう。

装備を見直し、オフィシャルバトルに参加して、AIを調整。
最後の戦いに備えて・・・・
今一度「鬼」になれっ!!
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