
今回の記事は裁縫師ランク36の職クエストです!
ここは、エオルゼアのファッションの中心地ウルダハ。
そしてそのウルダハに門を構える一流の洋品店、その名は「サンシルク」
サンシルクには世界中の裁縫師が修行にやってくる世界最大の裁縫ギルドでもある。

魔法の靴を手に入れ、憧れの舞踏会へと向かった、小さな女の子チュチュム。
それから数日が過ぎ、裁縫師の耳にある噂が入ってきました。
「今回の舞踏会で、とある美女に王子様が恋をされた。」
「しかし、その美女は深夜を過ぎると飛び出していった。」
「その美女は長手袋を落としていった。」
「王子様はその長手袋の持ち主を探している。」

ドスティ 「そのため、ウルダハ中の女性が長手袋を求めてるざます。もう片方を自分が持っていると主張したいのでしょう。」
そんな女性の夢を叶えるのもサンシルクの役目。
ドスティは至急高級手袋「ラグジュアリーグローブ」を10本作るよう裁縫師に指示しました。
しかし、裁縫師はそのラグジュアリーグローブという手袋を作った事が無い為、材料がわかりません。
そこで裁縫師は、チュチュムに必要な材料を尋ねます。

チュチュム 「ラグジュアリーグローブを10本も作るのは大変ですね。」
どうやら必要な素材の1つに「ザナラーンスパイダーの露糸」が必要らしい。
ザナラーンスパイダー・・・。
カッパーベル鉱山にいると言われる恐ろしい蜘蛛だ。
一介の裁縫師では太刀打ちなどできない強力なモンスターだ。
裁縫師は格闘の心得もある為、カッパーベル鉱山へと向かいました。

裁縫師は万が一に備え、かばんに闘器を入れ走りました。
ザナラーンスパイダー・・・倒す事ができるでしょうか。

少し時間がかかりましたが、カッパーベル鉱山へ到着した、裁縫師。
おや? 鉱山の入り口にチョコボがつながれています。
誰か、着ているのかもしれません。
そう思い、鉱山の入り口を探す裁縫師・・・。
しかし・・・そこにいたのは・・・・

蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにされたチュチュムでした。
チュチュム 「あうう…裁縫師さん助けてください。日頃の…恩返しに…あたち…頑張って…糸を取ってきて、あげようと思ったら…怖い蜘蛛さんに捕まって…ぐるぐるって…大変な事に…」
どうやらチュチュムは自分を舞踏会へ行かせてくれた裁縫師への恩返しに、自らザナラーンスパイダーに挑み、その露糸を身体に巻きつけて逃げてきたようです。
で、でも…ごろごろ逃げて…糸は、取れました…というか、あたちが、その糸で動けない状態です…うぅ、糸をほぐして、取って下さい…。
危険な事を自分の為にしてくれたチュチュム。
でも、裁縫師はゴロゴロ転がって逃げるチュチュムの姿を想像すると少し可笑しくて笑ってしまいました。
命懸けでチュチュムが取ってきてくれたザナラーンスパイダーの露糸。
その露糸はとても脆いのです。
サンシルクまでこのまま運ぶ事はできません。
施設は無いですが、ここでチュチュムから露糸を採取し、この場でラグジュアリーグローブを編み上げるしかありません!!
裁縫師の腕の見せ所です。

少し納得がいかない依頼。
王子様が恋した美女がしていたというラグジュアリーグローブを10本。
美女が落としていった手袋を注文するウルダハの女性達。
「その片方を持っているのは私です!」
その手袋を10本作る事は、10の嘘を紡ぐ事になる。

それでも裁縫師が手袋を紡ぐのは、自らの危険を省みず命をかけて裁縫師に恩返しをしたいというチュチュムの友情を感じたからに他なりません。
待ってて、チュチュム、今その体の糸を手袋にしていきます。
朝、昼、夜。
時間はかかりましたが裁縫師は無事、10本のラグジュアリーグローブを完成させました。
チュチュム 「ぬぬぬ、ここまでほどければあとは、あたちの裁縫師パワーで!」
露糸で動けなかったチュチュムも謎の裁縫師パワーで無事動けるようになりました。

ドスティに無事ラグジュアリーグローブを納品する裁縫師。
出来も上々です。
ドドン!
大きな音を立ててサンシルクのドアが開きます。

イードブルガ 「あの長手袋、入荷したんですって!?」
オック・ポラリ 「はやく、およこしなさい!私のものよ!!」
勢いよく入ってきたのは、チュチュムをいじめる義理の姉達。
彼女達もまた、王子様に「私が手袋の持ち主です」と主張したいのでしょう。
チュチュムが命懸けで取ってきた露糸を使ってる等とは夢にも思っていないのでしょう。
その時。
ドドン!!
また大きな音を立ててサンシルクのドアが開きました。

そうです。そこに現れたのは・・・

渦中の人、ザナラーンの王子様、その人だったのです。
王子 「邪魔をするぞ、サンシルクで勤労に励む都市民達よ。麗しいご婦人方にひとつ試していただきたいのだ。」
王子様は噂どおり、舞踏会で美女が落としていった手袋の片方を持つ美女を探しておられるようです。

王子の秘書は、すっとその手袋を差し出します。
この手袋の片方を持つものこそ、このザナラーンの次期王妃。
女性達は、苦労して用意したラグジュアリーグローブを持って、我こそはと秘書の下へ集まります。
しかし、その手袋は…

な、なんて小さいの!?
その手袋は大変小さく、これを身につけられるのはミコッテ、ヒューラン、エレゼン族では到底無理な話。
そう、ララフェル族用の手袋だったのです。

秘書は、サンシルクの奥をとぼとぼ歩いてるララフェル族を見つけました。
そう、チュチュムです。
チュチュムは事の成り行きがわからぬまま、秘書から手渡せれた手袋をつけてみました。

裁縫師は思いました。
チュチュム。
裁縫師の仕事はただ服を作るだけではないんだよ。

裁縫師は願いを込めて、糸を紡ぎ、針で縫う。

そして願いを持った人が裁縫師の作った洋服に袖を通す時。

その願いを叶える為の・・・

とても素敵な魔法がかかるんだ。

夢が叶って良かったね。
おめでとう、チュチュム^^
ここは、エオルゼアのファッションの中心地ウルダハ。
そしてそのウルダハに門を構える一流の洋品店、その名は「サンシルク」
サンシルクには世界中の裁縫師が修行にやってくる世界最大の裁縫ギルドでもある。
今日も裁縫師は糸を紡ぐ。

紡ぐ理由はただひとつ。

夢が叶った人の 素敵な笑顔が 見たいから。
マイディーは思います。

ここで・・・・
ここで終わればよかったのに!!
その後展開される。
エオルゼア全ての裁縫師の心を完膚なきまで叩き折る、

まさかのエピローグ!!
ドスティが、義理の母が、そしてチュチュムが・・・
完全に超次元へと躊躇無く飛んでいく
世界最強に残念なストーリー!
スクエニよ、どうしてこうなった!!
何か、裁縫師に恨みでもあるのか!!!!
気になる結末は・・・自分の目で確かめようっ!!
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