
旧時代はマーケットボードが無かったと聞きます。
どんな感じだったんですか?
とのご質問を頂きました!オンラインゲームブログの1月ってお正月休みの影響で、だいたいネタが無いですからねっw
助かりましたw
何度か当ブログでも書いた事がありますが、過去記事からそれを探し出すのもつらいと思うので、新たに書いていきます。
そうですねっ!現在では当たり前になっているマーケットボード。

最近では検索機能まで充実してきたマーケットボード。
ユーザー間で、クラフトの素材から、最新の装備、おしゃれ装備なんかの売り買いが毎日盛んに行われていますよね。
もはやエオルゼアでの生活をおくるうえで、CFと同じくらい重要な位置にあるシステムです。
旧時代にマーケットボードは無く、ユーザー達は別の形で商売に励んでいました。
その方法は大きく2種類。
まず一つ目がこちら・・・

■ リテイナー街。
狭い空間に、冒険者のリテイナーたちがただ宙を見つめて無言で立っているエリアです。
中国の兵馬俑の遺跡みたいな感じです。ただ無言で立っている。
何か買い物をしたい場合は、まずこのリテイナー街に赴きます。

そしてこの一人一人が、色々な物を売っているので、そこで物を買うというシステム。
ええーっ!?って思うかもしれませんが、当時のオンラインゲームはこのスタイルが一般的でした。

ECOなんかも同じシステムでしたよね。ただECOの場合はキャラクターもアニメっぽくかわいらしい感じなので
そんなに違和感が無かったのですが・・・

FFXIVの場合はグラフィックがリアルなので、ちょっと怖い感じです。
スタート直後は結構不便な事も多かった。

まず検索機能が最初は無かったので、例えばパンタレットが欲しいなあと思った場合、棒立ちしているリテイナー一人一人商品を覗いて売っているリテイナーを探さなければならない・・・。そして数十分彷徨った挙句、売ってないとか、たまにありましたねw 一応リテイナー街はいくつかあって、フロアごとにカテゴリーは分けられているのですが、どこに配置するかはユーザー次第だった。 例えばパンタレットだったら衣類のエリアに配置したりするんですが、売ってるのはパンタレットだけではなく素材なんかも売ってるわけで・・・w 結局全エリアを歩き回って探すというシステムでしたねw

あと面白かったのは、リテイナーを出す際にギルを支払えば、壁際のカウンター付きの所に店が出せるというシステムw
まあなんせ大量にリテイナーが立っているので、欲しいアイテムをみつけても、他の所の値段はどうなんだろうと別の所を見ているうちに・・・・さっき売ってたリテイナーを見失うという事が多々あったので、目立つカウンターを陣取るのは大事でしたねw

こういう風に書くと、なんだか最悪なシステムだな・・・w って思われるかもしれませんが、これはこれで良い所もあった。
当時はまだゲームがスタートしたばかりで、世の中にどんな装備や、アイテムがあるのかみんなわからない。なので無数のリテイナーひとつひとつを見て、「へえ・・・これいいなあ」って言いながら見て回るウインドウショッピングがかなり楽しかった。
試着も出来ませんからね・・・これ・・・どんな装備なんだ??っていうのも買わないとわからないっていうのもおもしろかったですねw 買い物がなかなかにギャンブルでw
そしてもう一つの商売方法が・・・

■ キャラクター直販売。
ネームプレートの名前の横に袋のマークが入っているプレイヤーは何かを売っている。その人に近寄って、販売ウインドウで売っているものを確認し、その場で買う。今考えると、買う側もちょっと勇気がいるシステムですよねw
このシステムは、今ではもう無くなってしまってちょっと残念ですね。というのも、このシステムで買い物をすると、売っている人も売れたのがわかるので、お辞儀のエモートとかをしてくれる。それが切欠で友達になるという事も多かったですからねー。

またこのシステムを使って、クラフターさん達によるユーザーイベントも盛んに行われていましたね。
ミィケッド音楽堂なんかで、開かれる事が多く、みんなこの直販売のシステムを使ってバザーを開いてる。
これがまた、リテイナー街で買うよりもやすかったり、リクエストの答えてその場で作ってくれたりもするので、盛況でしたね。
今考えるととてもMMOらしい光景ですよねw

ただ、かばんの容量が今ほど無かったので、直販売のリソースを第二の鞄として使ってる冒険者も多かったw
矢とかを9,999,999万ギルとかにしてねw

後半になると、リテイナー街に行かなくても、入り口で買い物ができるマーケットボードに近いシステムが実装されたので、このリテイナー街をぶらぶら歩く人はほとんどいなくなった。なので、よくここに来てエモート連発してましたねー。ログが人の迷惑にならないんでw
しかし、マーケットボードの裏にはちゃんとこうしてリテイナーたちが立ってたわけですよwなかなかSFっぽいですよねw
実は今のエオルゼアのマーケットボードの地下にも無数のリテイナーが棒立ちしているのかもしれませんね・・・。

たしかに今のマケボの利便性と比べると、不便でストレスが溜まるようにも思えるかもしれませんが、これはこれで、買い物ひとつとっても相手が人間なんだなと感じる事ができて、僕は好きでしたねー。
便利になれば手間が無くなり、手間が無くなれば出会いが減る。
まあこれは、世の常、人の常。仕方ないですけどねw
でもまあっ!今の方が絶対良いですよw
つづく。
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