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    極めて楽しかった。 「十三機兵防衛圏」

    楽しかった十三機兵防衛圏

    「十三機兵防衛圏」クリアしました!

    いやあ・・・おもしろかった・・・。デスストも面白かったですが、こちらも最高でしたね。

    このゲームは大きく3つのモードに分かれていて、追憶編でアドベンチャーを遊び、崩壊編でバトルを楽しみ、追憶編で物語を整理する。3つのモードを行ったり来たりしながら1本の群像劇を楽しむという作品です。

    2Dアドベンチャー+リアルタイムストラテジーという、ややとっつきにくそうなスタイルをとっているのですが、ものすごく丁寧に作り込まれており、誰でも楽しむことがあるエンタメになっています。いいぞこれは!

    そして何より「SF」が好きな人にはぜひ遊んでいただきたいタイトルなんですよね。

    なんだ・・・SFか・・・と思った方もいるかもしれません。
    ただ主人公が13人おりまして、13人それぞれのドラマがある。
    中には少女漫画的なドラマやBLものまでサラっと混ざっているので、そういったあらゆるジャンルが入れ込まれたちゃんこ鍋みたいになっていますから、SFという味をベースにするしかないw

    SFと聞くと、宇宙を旅して云々ですが、基本的に舞台になるのは学園なので学園ものと言ってもいいのかもしれませんが・・・。

    独特1

    ■ 独特の楽しみ。

    このゲームの面白い所を言葉で説明するのは難しい。「あのゲームみたいなやつ」と例えるのが難しいんですよねw
    つまりそれはこのゲームに独特の楽しみが詰まっているという事。
    その最たる例は、独特の「ストーリーの見せ方」ですね。

    どのように独特なのか?

    例えば、「桃太郎」というストーリーがあります。

    昔々ある所に、おじいさんとおばあさんがいて、川から流れてきた桃を割ってみたら子供が出てきた。子供は桃太郎と名付けられ、ある日鬼退治に出かける。まずは犬が仲間になり、次に猿が仲間になった。最後はキジが仲間になった。桃太郎たちは鬼が済む鬼ヶ島にわたり、鬼退治を成し遂げおじいさんとおばあさんの元に帰る。

    ざくっとこんな話ですよね。おじいさんとおばあさんがいるところから始まり、クライマックスは鬼退治。エンディングは家に帰る。

    これをチャプターにわけるとこんな感じです。

    1・おじいさんとおばあさん。
    2・ももが流れてくる。
    3・桃から桃太郎が生まれる。
    4・育つ
    5・鬼退治に行くと宣言
    6・おばあさんからきびだんごをもらう
    7・犬が仲間に。
    8・猿が仲間に。
    9・キジが仲間に。
    10・鬼ヶ島で鬼退治
    11・帰る。

    例えば「9・キジが仲間に。」の部分だけを急に見てもわからないですよね??
    桃太郎は鬼退治にいくんだなって桃太郎のセリフを聞けばわかりますが、横にいる犬と猿がなんで仲間なのかわからない。そしてこのだんご・・・何?ってなる。

    「9・キジが仲間に。」を見た後に、「6・おばあさんからきびだんごをもらう」を見たら、ああ!あのだんごはこれか!おばあさんが作ってくれたんだね。という事実がわかる。そうするとここで「ひょっとして・・・このだんごをもらって犬とキジも仲間になったのかな?」という推測が成り立つ。その後「7・犬が仲間に。」「8・猿が仲間に。」を見るとやっぱりそうだった!なるほど!熱いじゃないか!このメンバーで鬼を倒すんだね!って事で「10・鬼ヶ島で鬼退治」を見て盛り上がる。盛り上がってきたところで「3・桃から桃太郎が生まれる。」を見せられると・・・「え?お前桃から生まれたの!?うそぉ!!」ってなる。

    これって桃から桃太郎が生まれましたっていう通常の順番で物語を聞かされるよりも、人間だと思っていた桃太郎が実は桃から生まれた桃人だったってわかる方がショックは大きいし、深みがありますよねw

    十三機兵防衛圏は、このように1本の話を時系列バラバラで見せられ、色々と推測しながら物語を知っていくような形になってる。

    物語を鑑賞するという行為は、完全に自分は聞き手であり、ストーリーの部外者になりますが、同じ話でも「バラバラの情報を集めてストーリーを頭の中で組み立てていく」という行為はナラティブ技法的というか、充分ゲーム性があるんだなと、このゲームを遊んで感じました。

    独特2

    ■ 13の視点と想い。

    1本のお話を、たくさんの視点で追っていくのを「群像劇」と言いますが、群像劇ってなかなか難しいんですよねw
    このゲームのアドベンチャーパートである「追憶編」は、この群像劇に登場するキャラクターを操作して真実を追っていくストーリーですね。13人のキャラクターを操作するのですが、これが絶妙にうまい!!1人1人を順番に遊ぶんじゃないんですよね。時系列に関係なく次から次へとプレイするキャラクターが入れ替わってしまう。似ている雰囲気のエンタメをあげるなら「ゲームオブスローンズ」や「20世紀少年」が近いかもしれない。「あー!この人物の続きが気になる!」という所で違う人の話になり、続きが気になるのになあ・・・と思いながらその違う人物の話を見ているとえー!?これどうなるのー!?ってなってこっちも気になる。で、忘れたころに、最初に気になってた人の順番がまわってくるw 

    なので、十三機兵防衛圏はストーリーを時系列もバラバラ、視点もバラバラで見せられる。

    一見、それはややこしすぎる・・・って思うんですが・・・このつなぎ合わせが絶妙にうまいんですよねー。

    まず1本の話を作って、それを13人分の視点にわけて、さらにそれを時系列の前後をバラバラにして、1本の話を作ってるんですよ!すごいw さらにそこにタイムトラベルや記憶操作も絡んでくるので余計にカオスですw

    そしてなにより!最初に作ったであろう、繋ぎ合わさって完成する大筋のお話がめちゃめちゃおもしろいw

    独特3

    そしてこのストーリー。ロボットものなのですが、連続ロボットものによくある、日常パート、敵が来た、ロボで戦う、倒す、日常パートという一般的な流れでは無いんですね。ロボで戦うのは最後の戦いのみ。なぜ、彼らはロボに乗って戦うのか?何と戦うのか?各キャラクターがいろんな想いを持って日常を過ごし、何が壊され、何を守るためにロボットに乗るのか、それが全てわかった時、プレイヤーは彼ら彼女らは機兵というロボットを起動するシーンを見る。
    この!起動するシーンのかっこよさ!!こんなん泣くわあw

    独特4

    ■ 1985年。

    十三機兵防衛圏の舞台となる年代。タイムトラベルものでもあるので、いろんな時代が出てくるんですが、メインになるのは1985年です。携帯もスマホもLINEもインターネットすらない時代の少年少女。主なメディアはカセットテープとVHSのビデオテープ。

    古きオタクたちよ・・・震えろ・・・十三機兵防衛圏の世界観のベースは・・・「メガゾーン23」なんだよ!

    ファミ通で行われた、インタビューで神谷さんがメガゾーンでヒロインの由唯がつぶやく「この時代、いい時代よね」を、まさに『十三機兵』でやろうと思ったんですよね。と答えてるんですよねー・・・。ちなみにメガゾーンの発売は1985年。

    スーパーマリオが発売された年、Zガンダムが始まった年、おにゃんこクラブが大人気で、映画ではコマンドー。
    8時だよ全員集合が最終回を迎え、さんまのまんまを見て笑っていた年。1985年はそんな年。
    ロボットアニメもレイズナーやらダンクーガやらいっぱいやってた。

    つい最近までは、ノスタルジーものと言えばダットサンのオート3輪やら、力道山、大阪万博なんかが取り上げられてましたが、割とこれから80年代ノスタルジーものも売れそうな感じはしますよねw

    十三機兵で描かれる1985年の古くて新しい世界観が心地よいですよw
    20時に家に帰ってないから、お父さんが心配するって公衆電話から家に電話するヒロインとかいいじゃないですかw

    ただ登場するキャラクター達は今風ですけどねwこんな風に制服のスカート短くなかったと思うw

    まあ僕は生まれてないので知らないですが。

    独特5

    ■ バトル!

    十三人の最後の戦いが行われるバトルパート。ステージクリア型のタワーディフェンス型RTSになっていて操作するキャラクターもシンボル的なもので機兵が立体的に怪獣と戦うシーンがあるわけではない。そう聞くとせっかくロボットものなのにー!と思ってしまうかもですが、これがなかなかどうしておもしろいんですよ!! 100、200の敵が一気に攻めて来るんですが、それらをミサイルで一掃する爽快感は最高です。ミサイル飛び交う板野サーカスの脳内再生なんて余裕ですからねw

    そしてこれもSSや言葉では説明しづらい楽しさなんですよねw

    特にラストステージの緊張感と、絶対勝ってやる!という没入感は半端なかったですw
    リアルタイムで進行しますので、キャラクターの行動を決める時なんかは、敵の動きも止まってくれるのでRTSやったことない!という人でも安心の設計かと。イージーモードもありますからね。これだけでもゲームとして楽しめそう。

    独特6

    ■ 総じて良くできていて楽しめる。

    ストーリー、見せ方、演出、ゲーム性どれもこれも丁寧に考え抜かれていて良質な時間を過ごせましたね。

    あとやっぱり13人のキャラクターがみんないい。13人もいれば必ず、こいついらんやろとか、こいつきらいみたいなのが出てきてもおかしくないのですが、全員好きになれるストーリーですね。そしてまたラストがとても美しい。物語もグラフィックも演出も。
    待ちに待った甲斐は充分にあった。極めて楽しい時間を過ごせましたね!

    また、セーブデータを製品版に引き継げる体験版もあるみたいですね。

    僕はゲーム本編を楽しみたかったので、スルーしましたがw (プロローグ編は買った)

    少し特種なゲームではありますが、体験版を遊んで楽しいと感じたら最後まで楽しいと思います。

    この年末、心からおススメできる1本です。

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