
オンラインゲームには付き物の、「メンテナンス」。
メンテナンス中はサーバーが閉鎖され、誰もログインできなくなる。
種類もいくつかあったりして、アップデート前のメンテナンス、大型アップデート前の24時間メンテ、問題が起こった時の緊急メンテなど。
僕は結構この「メンテナンス」の時間が好きだったりする。

オンラインゲームは、たくさんの人が接続して遊んでいる。
それは、自分がログインしていない時も変わらない・・・・。
なので世界は常に動いており、自分がいない間も仲間内では何かが起こっていたりする。
そういう所があるから、暇さえあればなんとなくログインしちゃったりするんですよね。

大型アップデートや拡張の後なんかは特にそれが強くて、頑張ってログインして進めないと置いて行かれるような気がして焦ったりもしますよねー。
今でもよく覚えているのは、新生のアーリーアクセス中かな。
旧時代が終了し、半年ほどの閉鎖期間の後だったので、新生直後、僕は寝る間も惜しんで・・・というか全く睡眠をとらずに夢中で進めてた。というかまわりの人もみんなそうだったw ある種異常な熱気があったなあw
そしたらアーリー2日目あたりに、大型の緊急メンテが入ったんですよねw
なんかそれが、いい加減みんな休憩しろ!という運営からの強制休憩タイムのようにも思えましたからねw
正直メンテになってホッとしましたからねw ああ・・・休めるってw
ログイン制限なんかもあったから、ログアウト中も気が休まらなかったんだけど、メンテなら話は別。
全員が等しくプレイできないので置いて行かれる心配もなく心から休める。

そういう経験からか、メンテの時間が結構好きになった。
みんなもログインできないから、ツイッターでSSをアップしてたりとかご飯を食べに行ってその写真をアップしたりとか。
そういうのをぼーっと何も考えずに眺める事ができる安らぎの時って感じですよねw
しずかーに時間が流れ・・・アップデート前なんかはパッチノートが公開されると一気にタイムラインが盛り上がる!みたいなねw
全員がいったんエオルゼアと距離を置き、なんとなく語りだす時間、いつものあの定番の空気も好きw

映画レディプレイヤー1のラスト、VRオンラインゲームオアシスを運営していく上で火曜と木曜を休みにしたっていうくだり。
僕はあの映画のラストでものすごく「なるほどー!!」って思ったんですよね。
つまりは、オンラインゲームにおける「定休日」ですね。
これって映画の中でさらっと語られたけど、オンラインゲームにとって結構革命的な提案じゃないかなって思ったんですよね。
まあ僕がオンラインゲームが大好きだってのは、今更言うまでも無い事なんですが、だからこそあえてそこから一歩引く日っていうのがあるべきかも知れないって思うんですよね。
一歩引いているからこそ、いろんなものが冷静に見えるかもしれない。
リアルがあるからバーチャルも楽しく感じられ、バーチャルがあるからリアルも楽しく過ごせるというのが、オンラインゲームの在り方かなと思う。オンラインゲームが人生の逃げ場みたいになってほしくないですしねw
いくらそれが好きでもそれだけにどっぷり!っていうのはどうしても視野が限られてくるかなーって思う。
じゃあその定休日しか休みがとれない人はどうするんだ!とかそんなの嫌だ!っていう人もいるだろうから、それを実現するのは難しいだろうけどもねw
なので映画レディプレイヤー1でもその提案は「いまいちうけなかったけど」って語られてるのがあの映画のかわいいとこだと思うw

そこまでいかなくとも、メンテナンスは光の戦士にとっての真の休日。
メンテ明けからまた本気で遊ぶための、休息時間。
僕はそんなメンテナンスの時間が結構好き。
つづく。
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