
長く一つの世界に滞留すると、不自由が恋しくなる時がある。
ゲームを遊んでいて、一番わくわくするのってやっぱりスタート直後なんですよね。
始めたばかりだから、わからない事が多い不自由な時間。
こうしたいのにできない。ああしたいのにわからない。
でも、少しずつその世界になれていき、その世界での生き方がわかっていく。
少しずつ不自由が減り、自由に行動できるようになっていく。
時折そんな不自由な時間が恋しくなる事がある。
そろそろ新しい世界を覗いて不自由を味わいたい。

そんな気持ちで旅行パンフを眺めるように、なんとなくスチームをパラパラめくっていると「ASTRONEER」というゲームを見つけた。
プレイヤーは宇宙飛行士になって、未知の惑星を探索する。
特に戦闘や目的は無く、広大な惑星でモノづくりをしながら生きていく。
いいじゃないっ!w
ちょっとした旅行気分が味わえそう。しかも旅行先は未知の惑星!やっぱりゲームは最高だなあw
というわけで購入した。

おー・・・結構グラフィックも好みのタイプだぞー。
宇宙服もなんかかわいいw とりあえずチュートリアルでこの世界の基本的な事を学ぶ。
ベースから離れると酸素供給のチューブが届かなくなり、窒息して死んでしまう。
大きな吸引機みたいなもので、素材を集め物を作って暮らしていく。
なるほど・・・そうそう! こういうのがやりたかったw

チュートリアルを終えて、自動生成される僕だけの惑星に出発!!
アストロひとり旅の始まりだ!

とうちゃく~っ!
えーっと・・・まずは探索の準備からだなっ!

ドロップシップを降りると、ガチャガチャとドロップシップがキャンプベースに変形する。
この周囲にいれば、酸素ケーブルがつながっているので、死ぬことはない。

そこからスターターキットを取り出して、酸素供給機を電源ベースにセット。
えーっと、まずは周囲に「混合物」が採取できるポイントがあるか探さないとだなー。

ちなみにこれが酸素ケーブル。
これが届かない所に行くと、徐々に酸素ボンベの残量が減っていき、いずれは窒息死してしまう。
まさに命綱って感じ。

運よく近くに混合物が採取できるポイントがあった。
酸素残量に気を付けながら吸引機で採取開始。
いいぞいいぞ!

集めた混合物を使って、まずは「テザーバンドル」を作る。
これが大事。

テザーバンドルは、酸素ケーブルを延長してくれる重要なアイテム。
これを繋げていくことで徐々に行動範囲が広がっていく。
ほら!もうこんなに遠くまで来られるようになりました!!

そして向こうになにか建物的なものが見える・・・。なんだろう??
行ってみたいけど、あそこに行くためにはテザーバンドルがもっと必要だ。
あそこに行くのを目標にして、まずはテザーバンドルを量産しよう。

そんな事をコツコツと繰り返して、徐々に活動範囲が広がっていく。

〇月×日
私は、やっとあの建物にたどり着いた。
どうやらこの惑星の建造物ではなく、墜落した宇宙船のようだ。
半分以上が土に埋まっているので、土を除去して掘り出してみる。
なにか役に立つものが見つかればいいのだが・・・・。
かはーっ!!宇宙冒険しってるぅっ!w

ええ・・・宇宙船の中まで土に埋もれてる・・・しかも何もでてこないぞ・・・
と思ったころ。

ん?? なんだこれは??
中型倉庫? 何に使うんだろう?

船外に取り出してまじまじと見る・・・。
なんだか採取したアイテムをカチッと引っ付ける事ができるようだ。
ふーん・・・・。

なんかよくわかんないけど、持って帰るかあ。
苦労してきた割には、戦利品はこれだけ・・・。
何に使えるかはわからないけど、なんだかお宝に感じるねーw
いろんな素材をもっと集めれば、探索者やトレーラーも作れるようになるらしいけど・・・。
それはまだまだ先なんだろうな・・・w
でもそれがいい。この不自由を求めて僕はこの惑星にやってきたのだから。

「ASTRONEER」・・・。むかーし遊んだ「太陽のしっぽ」っていうゲームに似ている。
何か目的があるわけではなく、その世界での生活だけを楽しむ。
それが何かを言葉で説明されることはほとんどなくて、自分の想像力だけで世界を見ていく。
グラフィックも相まって、ほんとに知らない所に旅行している気分になれた。
この最初の不自由感がたまらない・・・w
不自由を楽しむ旅はまだまだ続きそうだ。
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