
FC:じょびネッツア タンク課、室町きりん。
趣味は、アニメ、漫画、物件閲覧。
FFXIVのエクスパンション「紅蓮のリベレーター」のアーリーアクセスが開始されてから約半月が過ぎた・・・。
普段の仕事がとても忙しくなかなかログインできない きりんちゃんもつい先日アラミゴを解放せんと歩き出した。

アーリーアクセス前にきりんちゃんはこんな事を言っていた。
「今回の紅蓮のエレベ~タ~は、きりんは一人で旅するよ~」
普段はいつも、父やるこちーたちと一緒にメインストーリーを進めているきりんちゃん。
でも、仕事が忙しく自分のペースに合わせていたら、かなり待ってもらわないといけないからという理由のようだ。

もともと2.0新生エオルゼアの時もきりんちゃんは一人でラスダンを目指しており、かなり自由気ままな旅路だった。
周りのみんながどんなに進んでも決してあせらず、自分のペースで進んでいた。
町の人や風景をゆっくり見て回りながら進めるのがきりんちゃんのスタイルだった。
まわりが合わせるよ!きりんちゃんの好きにしていいよ一緒にメイン進めようっ!
っていくら言った所で、きりんちゃん自身も気を使うだろうし、楽しめないんだと思う。
いいんじゃないかな、一人旅でも。
「インディさんには僕から言っておくから、きりんちゃんの好きなペースで進めればいいよ」
そんな感じで始まった、きりんちゃんの紅蓮のリベレーターひとり旅。

僕も夕食を終え、さてそろそろ学者のレベルでも上げていこうかと思った瞬間 きりんちゃんがログインしてきた。
「やっはろ~♪」
でた!きりんちゃんが最近頑張って流行らせようとしている挨拶!!
「ちなちゃ~ん、ちょっとお時間あるですか~?」
せとちゃんを呼んでる・・・なんだろう?
「まいでぃ~さんは、集合してくださ~い」
あっ!あれ?僕は拒否権無いんだ?僕は強制なんだ?
まあそろそろ最初のダンジョンに挑戦するのかな?せとちゃんと二人でひとり旅でもいいけど、ダンジョンとかは手伝うから声をかけてねって言ってあったしな。

呼び出された場所は、ラールガーズリーチ。
紅蓮のリベレーターで訪れる最初の町だ。 最初のIDかー・・・まだ学者で行けないから侍で練習がてら行けばいいかとか思ってたら、突然パーティが配られ、きりんちゃんは、僕たちを呼びつけた理由を語った。

「この街にステキポイントあるの~♪」
あっ・・・そうなんだw
「時間的にも丁度いい~」

なんだかよくわからないけど、ついて行くことにした。
時間的な事が関係してるなら、綺麗な夕日でも見れる絶景ポイントでもあるんだろうか?

しかし、きりんちゃんはラールガーズリーチにある洞穴のような所を奥へ奥へと進んでいく・・・
そっちに行っても夕日は見えないよ・・・と思ったとき、きりんちゃんが言った。

「えっとね~この道に横穴があるの~」

え?この道に横穴??
ここ何度も通ってるけど、一回もそんなの見たこと無いよ?

もしほんとにそんなのがあったら・・・
「ほんとだ・・・・」

「見えた~?」
「え?なに??」
「穴が開いてるんです・・・・天井に・・・」

「天井に横穴・・・?」

あっほんとだ・・・たしかに横穴が開いてる・・・!
「夜になると~ここから こ~もりさんが出てくるよ~」
え~・・・・w ほんとかなあw

うわっ!ほんとに出てきたっww

「朝とかはでてこないけど~時間になると出てくるの~」
「知らなかった・・・」
「すごい・・・・」

どうやら夜時間になると、あの横穴からコウモリが出てきて、別の穴へと飛んでいくようだ。
そんなの全然気づかなかった・・・・。
「時間になると出てくる動物さん達とかが他にもいるかもね~」

二年ぶりの大拡張・・・僕はどうしてもがっついてしまう・・・。
ずっと楽しみにしていたから、この日を待っていたから、おなかをすかせた子供のようにガツガツと食べてしまう。

僕はいつも早く先が見たい、どうなるのか知りたいという気持ちから
ついついメインストーリーを駆け抜けてしまう・・・。
もちろんそれが悪いというわけではない。

でも・・・
周りの環境に流されず、常に自分のペースで旅を進められるきりんちゃんに、僕はちょっと憧れる。

僕はあの横穴にまったく気づかなかったよ。
出された料理に決してがっつかず、ひとつひとつをしっかりと味わって食べる。
その旅はとてもとても長い時間がかかるだろうけど、それだけ楽しめる時間が長いって事だもんね。

どうか最後までその歩幅を崩さず進んで欲しいと思う。
きりんちゃんは、この日メインストーリーをほんの少しだけ進めて就寝。
室町きりんは、駆け抜けない。
つづく。
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