
記録に残るというよりも、記憶に残るオンラインゲームがあった。
僕はそのゲームを1日しか遊んでいない。でもそのゲームを遊んだ1日は10年近くたった今も、その鮮明に覚えているくらい楽しいひと時だったのだ。
そのゲームの名前は・・・「疾走、ヤンキー魂!」
そう・・・プレイヤーは勇者でも、兵隊でもない・・・ヤンキーになって生きるオンラインゲームなのである。
鳥になったり、鹿になったり、野菜になったりと何にでもなれるのがオンラインゲームなのですが・・・
まさかヤンキーにまでなれるとは・・・。

まず、なんでこのゲームで遊ぶ事になったのかというと、ECO時代のじょびにいたメンバーここなが「おもしろそう!」と持ってきたのが始まりだったように思う。その後、なぜか、べるさんも誘って三人で1回遊んでみようとなった流れだったと思う。
僕はスキンヘッドのヤンキーを作り、べるさんはいい感じリーゼントをキメたヤンキーを作った。
何よりびっくりしたのは、ここなが何を思ったのか、課金装備を購入し聖子ちゃんカットにルーズソックスという若干時代がよくわからないマドンナを作り上げた。
まずその謎の気合だけで15分くらい爆笑してました。

ヤンキーオンラインなので、魔王を倒すわけでも、帝国軍に立ち向かうわけでもない。
やる事と言えば、もっぱら喧嘩三昧な毎日だ。
3人でPTを組んで、ママチャリをこいで公園へ、公園にはモブがいるのでそれを狩るわけですね。
フォーマットはヤンキーですが、基本的な行動はファンタジーMMOと変わらない。

ただ、ファンタジーMMOと圧倒的に違うのはおしゃれの方向性だ。
基本的に敵を倒すと装備をドロップしてくれるのですが、ヤンキーオンラインなので全てヤンキーナイズされた装備しか存在しない。ゴスっぽい衣装とか、和風装備とかそういうの無い。
強くなるにつれて・・・どんどんそっち方面にとんがっていくのが、めちゃくちゃ笑ってしまうのだ。
喧嘩に負けると、自宅に飛ばされるのでまた自宅を飛び出し、コンビニ前や公園で集合し喧嘩に明け暮れる。
そして装備を更新してさらに強くなっていく・・・というのを繰り返しているうちに・・・
聖子ちゃんカットにルーズソックスでマドンナを演じてたここなも・・・

サラシにスキンヘッドっていう状態にまで進化した。
この徐々に徐々に女を捨てていく ここなの男気におなかを抱えて笑ったものですw

ここなが女らしさを捨ててまで挑んだボス戦か何かで、最終的にボコボコにされた挙句笑いつかれてもうやめよっかw
ってなってからは、再びECOが忙しくなって遊ばなくなり、気がついたらサービスが終了していた。
実はこの疾走、ヤンキー魂!、最初のサービスが終了した後、復活を望む声が多く寄せられサービスが再開したというすごい経緯をもったオンラインゲームなのだ。
しかし・・・復活したのもつかの間、またもやサービスが終了。
これまでかと思ったら時代の流れに乗ってゲームアプリとして復活・・・そして3度目のサービス終了を迎えた。
この倒れても倒れても、ユーザーの声を受けて立ち上がる姿は、まさにヤンキー漫画のそれでどことなくかっこよさまで感じてしまう。
また、このゲームを遊んでいるユーザーがオフ会に誘われ、まあヤンキーゲームだけど、やってるのはどうせゲーマーだろうし行ってみようと思って参加したら、本物のヤンキーの集会だったという伝説を耳にしたことがありますw
ほんといろんなオンラインゲームがありますよねw
さて次回のオンライン大三千世界の旅路は・・・
難攻不落のオンライン「ウィサードリィオンライン」です。
つづく。
- 関連記事
-
- 一撃確殺週末日記 2.26 (2017/02/26)
- 一撃確殺週末日記 2.12 (2017/02/12)
- 疾走!ヤンキー魂!倒れても起き上がる!それがヤンキー魂。 (2017/02/09)
- いきなりですが、「けものフレンズ」が良い。 (2017/02/08)
- 一撃確殺週末日記 2.05 (2017/02/05)