



こんばんわ!わたしマイディー!トマトだよ!
・・・・みたいなブログを書いていた頃から6年も経ちました。
さて、今回ご紹介する世界は、5年位前にサービスが終了してしまったオンラインゲーム
「野菜村」です。
当時「サンシャイン牧場」というのがですね、ミクシーなんかで流行っておりまして・・・
そういう流れから「野菜村」のタイトルを聞いたとき、畑を経営するオンラインゲームかな?と思ってはじめたら・・・

なんと、自分が「野菜」になって村で暮らすという
お子様向けなのか、お子様にかえりたい大人向けなのかちょっとよくわからないオンラインゲームだったんですね。
まだ、人生において「野菜になる」という経験が無かったのもので是非体験してみたいと課金してトマトのアバターをレンタルしてスタートしてみたんです。

いざ始めてみたら、自分自身が「野菜」になって、広場に不法投棄される「ゴミ」(反撃してこない。)を叩いて消すっていうゲームだったんです。
なんでそんな事をしなくてはいけないのか?という説明とかは一切無かったと思います。

ログインすると広場にいて、ゴミがPOPしたら叩いて消す。
それをずーっとやるんです。なんだろう、ゲームというより・・・仕事?
でもゴミを叩くとレベルが上がっていくんですよ。
レベルが上がっていくと、なんと野菜たちは変身できるようになるんですね。
それはちょっと身に付けたいなと思ってがんばってがんばって変身できるようになったんですが・・・。
いざ変身してみると・・・・

マッチ棒になったよね。
わかんないよね、何言ってるかわかんないよね?
まあでも数十秒マッチになれるんですよ。
またなんか捨てられるゴミも個性的で・・・モニターとかPCとか古びた家具なんかが捨てられてくるんですが

ちょっと個人では処理しきれないゴミなんかも捨てられたりするんです。
なんかこの一般的な感覚がまったく通用しない世界が好きで、たまにログインしてはゴミを処理するみたいな遊びをずーっとやってましたね。
そしたらある日、何かの操作間違いかなんかでこの広場を出る事ができたんですよ。

そのとき僕は始めて「野菜村」の広大な台地を目の当たりにしたんです。
なんということだ。野菜村のすべてだと思っていたあの広場(1画面)が、この巨大な野菜村のたった一部だったなんて!
まるでFF7で、あんなに広かったミッドガルからフィールドに出たときみたいな間隔ですよね。
進撃の巨人で言うと、壁の外に飛び出した気分ですよ。
その時の感覚がなんというか「野菜になって旅をしている感じ」に思えたんですよねw
中でも面白しろいなと思った施設が・・・

刑務所みたいな施設があったんですよ。
たぶん不正したプレイヤーがここに閉じ込められるのかなと思うんです。
不正した人はログインしたらここから出られないのか??
で、フレンドが面会しにきたりしてちょっとしゃべれたりするのか??
一回そんな人と話してみたいと思って足繁く通ったのですが、一度も会うことはできなかった。

そんな野菜村でなんとか友達はできないかと、奔走するも、なかなか誰ともお話ができず・・・。
ただたたゴミ処理をし続けてた旅。
暇な時にやり続けて1年くらいがたったころ、やっと誰かが広場に入ってきて初めて人と会話ができたわけですが・・・。
その初めての会話で・・・・

サービス終了を知らされたという悲劇。
もうなんというか、ゲームがどうこう、野菜がどうこうではなくて、
野菜村で生きた人生そのものがドラマチックで楽しかったなとw
オンラインゲームってシステムとか内容ももちろん重要だけど、一番思い出に残るのは「そこでいかに生きたのか?」というのが重要なんだなと、この野菜村に教えてもらったような気がします。
大好きでした。野菜村!

さて、次回のオンライン大三千世界は・・・
惜しまれつつも終了した名作「武装神姫-バトルロンド-」です。
このコーナーどんどんマニアックになっていくなw
つづく。
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