
本日より、長期出張のため日記が更新できません。
ですので、10/28~11/1の間は、当ブログ一撃確殺SS日記がというよりも、僕本人が渡り歩いてきたオンラインゲームの世界を振り返っていく短編記事を自動更新していきます。
そんなこんなの第一夜はUniversalCentury.net GUNDAM ONLINE、通称『UCGO』の世界です。
僕のオンラインゲームデビューは今から10年ほど前。このゲームから始まりました。
最近ではオンラインゲームというものがあるらしいよ?ネットで接続してみんなで遊べるらしい。
というのが職場で広まり、一度みんなでやってみようか?という話になったのです。
まあ僕がガンダムが好きだったので、色々あった候補の中からごり押しでこれに決めたんですけどねw

「戦ってるとお腹が減ってくるんです。でも食べ過ぎると太ってしまう。モビルスーツが襲ってきたらまず逃げないといけません。もしその時、自分がビルの中にいるならば、上に逃げるか下に逃げるかで生存率が大きく変わってくるんですよ。そういう世界にしていきたい。」
どこかで読んだUCGOのインタビュー。ガンダム世界の住人になれて、そんなリアルな体験ができるんです。
そりゃやりたくもなりますよねw

いざ始めてみると・・・理想と現実のギャップに驚かされる。
ほんとに今では考えられないほど「何も無い」ゲームでした。
ストーリーは無い。クエストすらない。ビルには入れない。食べ物なんて無い。
連邦軍、ジオン軍にプレイヤーは分かれてはいるが、互いに戦争をし勝利してもなんの報酬は倒した相手の残骸から出るガラクタだけ。だから戦う意味が無い。

ただただ広いガンダムの世界に自分がいるだけ。
本当にただそれだけのゲーム。
まわりからは散々に言われてましたね、やること無いとか、意味がわからないとか・・・。
ゲームをスタートしても、何の指示も出ないので、たしかにそれはそうかもしれない。

でも僕は、毎日楽しくて仕方なく、この世界が好きで好きでたまらなかった。
何も無いからこそ、自分で何をするかを決めて毎日を過ごしていたからだとおもう。
あれを倒せとか、これをとって来いとか誰からも言われないロールプレイングゲーム。
だからこそ、自分自身がその世界で何をするかを自分で決めて進めていく。
楽しみは与えてもらうものだけじゃなくて、自分で作っていくものなのだというのを、僕はこの世界で学んだんだと思います。
それは今でも自分に染み付いている。
オンライン大三千世界を旅する上で、とても大事なことを最初の世界で学べたのは幸せだったのかもしれない。
そしてこの世界は、これ以上できないと判断され、サービス終了。
毎日遊んでいた仲間たちとも離れ離れになってしまい、サービス終了というものがオンラインゲームにとってどういうものなのか?というのもここで初めて知ったんだと思う。
今となっては初めてのオンラインゲームがUCGOでよかったなと思っています。
「ほんとあのオンラインゲームはやることが無い!」
誰かに何かを与えてもらわないと楽しみを見出せない人が多い中で、その部分だけは鍛えられたと思いますw
ありがとう、UCGOの世界。
オンライン大三千世界の旅路・・・
明日は、「セカンドライフ」です。
つづく。
- 関連記事
-
- エミルクロニクルオンライン 人生を変えてしまった世界。 (2016/10/30)
- Second Life 想像力で生きていく。 (2016/10/29)
- UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE そこにはモビルスーツだけがあった。 (2016/10/28)
- 一撃確殺週末日記 10.23 (2016/10/23)
- 一撃確殺週末日記 10.9 (2016/10/09)