
隔週連載中の光のぴぃさん。今のところ順調なペースです。
自分自身にとっても全てが初めての体験で、先が読めない体験だったのでとても楽しくかけています。
実際にあった出来事にドラマをプラスしてお送りしておりますぴぃさんシリーズ。
関連の事では、その舞台裏というか、実際のところというか当事同意心境だったかなんかを書いていきたいと思っております。
前回の関連の事から、7話と8話を公開致しました。
7話では、SQEX承認に至るまでの内容と、そこからの動き。そして8話ではエオルゼアパートの話に触れました。

■ 「SQEXからの挑戦状 !?」
忘れもしない・・・1月の8日の話ですね。
第7話の冒頭部分の内容は、実際にぴぃさんからもらった当時の話をほぼそのまま掲載しております。
「即決」のお話ですね。たしか、ぴぃさんがSQEXに年末にアポを入れたんですよね。
光のお父さんをドラマ化したいんですが話を聞いてくれますか?という内容で・・・・w
自分自身の今までの実績や、光のお父さんのドラマ化に向けての簡単な概要等を添えたそうです。
もう年の瀬だったので、どのみち返答は年明けになりますねーとか話してたのですが、出した翌日に商談OKのお返事が頂けたんです。しかもそれがクリスマスイブだったんですよw そして年明けの1/8仕事始めしてすぐくらいのお話でした。

最大の難所と思っていたSQEXの承認が取れたと浮かれていたのは一瞬で、やっぱりその後とんでもないプレッシャーが襲ってきましたねー。なんせ、光のお父さんの最終回まであと2回の予定で、次はツインタニア戦の話だったので・・・。
ただでさえ、読者の皆様からの期待に裏切らないものに仕上げないと!って思ってたのに重なってそれがドラマになるかもしれない・・・というものでしたし、納得のいくものが書けないとなーんだつまんない!ドラマ化やめー!ってなってしまうかもしれない。
光のお父さんはドキュメントなので、起こってしまった事は変えようが無く、それを見せ方とかストーリーの構成で分かりやすく説明しないといけない。なのでラスト2話の構成は結構前から考えていました。
考えていたけどっ!w 話が大きくなりすぎたのでもう一回1から考え直して再構成しました。
その作業がまた難産だったんですが、こつこつやってプロットを内緒のブログに掲載しドラマ化するにあたっての関係者に見せてもいいよという事でぴぃさんに託したんです。
これはすごい!と、とても喜んでもらえて嬉しかった。

SQEXからの挑戦状だ!というのは、「進めてください。」という返事は、「できたらいいですね。」とか「やってみていいよ。」という意味なのですよね。「ドラマ化ですね!弊社も全面的にバックアップします!お金もぜーんぶ出しますよ!」という意味ではない。
しかも「ドラマ化したい!」と言ってくれたのは、TV局や制作会社でもない、一個人なぴぃさんなんですよ。
無論ぴぃさんは映画業界にいたという強みはありますが、一個人ですなんです。
なので、ドラマ作りを本当に最初の一歩からやっていかないといけない。ぴぃさんと、業界の事は何も知らない僕とあるちゃん。その3人からスタートしてほんとにひとつずつ自分達でクリアしていかないとTVドラマは完成しない。
その大変さというのを、あるちゃんの
お金を入れてボタンを押せば 勝手にドラマが出来上がるわけではない…。
SQEXの承認を取ったからといってドラマが完成するわけではない…。
というモノローグに込めました。
でもその分 全てが貴重な体験になるし、やりがいもある。
暗中模索。世界初。同様の成功例なんかどこにもない。荒野にレールを引いていくような毎日。
そんな体験はそうそうできませんよね。

■ 「エオルゼアパート」と「企画書」と。
光のお父さんのドラマ化において、ゲーム内シーンをどうするか?というのも大きな問題でした。
コメント等でいただいた、「ドラマ化があるからグループポーズ系がたくさん実装されたのでは?」というのは全然そういうわけではなくて、逆ですね。「そういう機能が充実してきたからこそ、エオルゼアパートはエオルゼアで撮れるんじゃないか?」という考えに至ったわけです。
僕自身もSS日記をずーっとやってきて、他のゲームには無い表情のつき方や、指の動き、背景の雰囲気がFF14にはあると思っていたので、意外といけるはずという考えは元々持っていました。
そうなってくると、自然と「自分自身がマイディーを動かして撮る」という発想になってきたわけですね。
なぜかって、ドラマ撮影用にアバターを動かして演技をしてくれるプロの俳優さんなんて、タレント名鑑に載ってないわけですから、これもまた自分達でやるのが一番妥当・・・という判断からですね。
ほんとに何もかもが手探りですよねw

エオルゼアパートをエオルゼアで撮る!というのが決定して、初めて出来上がった「企画書」。
PDFでぴぃさんから送ってもらった時は、感動の一言でしたね。何度も何度も読み返した。

何よりうれしかったのは、表紙の「連続ドラマ企画」という文字列でしたねw
あー・・・始まったんだあ・・・という気持ちで嬉しかったですw
そしてさらにすごいなと思ったのは、「企画書」の出来栄えでした。
手前味噌になるかも知れませんが、企画書を全部読んだ後、「このドラマすごくおもしろそう!」って思えるんたんですよねw
それくらい構成がよかった。ぴぃさん只者ではないなーって思いましたw
父に見せたところ、ドラマ化うんぬんと同じくらい、この企画書の出来がいいと言ってたのも印象的でしたね。
さて、ぴぃさんはこの企画書を武器にこれから、出資者になってくれと営業をかけていくわけですが・・・
どうなるのかはおたのしみにw

「アイゼンボーグじゃないですかっ!」のセル画っぽいマイディーさんを描いてくれたのは、本編で見切れ芸を披露してくれている せとちゃんでした。
「アイゼンボーグ」というのは、昔々、特撮+アニメという形式で作られた特撮ヒーロー番組です。
同じような形式で撮られた、ボーンフリーやタンサー5という作品もあるんですが、僕がアイゼンボーグが好きなので「アイゼンボーグじゃないですか!」っていう台詞になりました。

アイゼンボーグなんて誰も知らないと思ってたので、なんとか特撮+アニメの残念感を伝えないといけない!というわけで、むかーしせとちゃんが描いてくれたミコッテのマイディーさんのイラストをこういう意図で使ってもいい?ってせとちゃんに聞いたところ、じゃあ新しく描きますねと描いてくれました。すごいスピードで・・・w
意図も理解してくれていたので、ちゃんとセル画っぽい塗りにしてくれたんですよね。さすがです。
でもせとちゃんはとても絵がうまいので、逆に「これ見たいぞ!?」ってなってしまいましたが・・・w
忙しいのにわざわざ描いてくれてありがとう、せとちゃん。

さて、そんな せとちゃんですが、今までは見事な見切れ芸を披露してくれていましたが、ついに次回 驚きの大活躍!!
窮地に陥った「光のドラマ化計画」にせとちゃんが救いの手を差し伸べる!!
次回、光のぴぃさん 第9話
「それはこの世界の可能性を広げる為の戦いだった。」
次回の更新は「10/24」(予定)!!
ご期待くださいっ!!
つづく。
- 関連記事