
経年劣化。
それは、何かを「長く使うことで徐々に朽ちていく様」をそういう風に言ったりする。
「良いものを長くきれいに保存したい。」
多分、コレクターと呼ばれる人のほとんどが人がそう思ったりするのかもしれない。
なので、鑑賞用と保存用とか2個買ったりしますもんね。
ですので、「経年劣化」はコレクターにとって「永遠の敵」なのかも知れません。
さて!!今回購入いたしましたのは・・・!!

タカラトミー トランスフォーマーマスターピース MP-1 コンボイ (ジャンク)
です!! やっと巡り合えた・・・「MP-1」!!
まずこれがどういうものか説明いたしますと、トランスフォーマー玩具には最高峰のシリーズ「マスターピース」というシリーズがあります。
マスターピースは可変機構とプロポーションの両方を高次元で再現するシリーズで、その出来はため息がもれる事もあれば、ため息がもれる時もある・・・という人気のシリーズですねw
そのマスターピースシリーズの第一弾として発売されたのがこちらの「MP-1コンボイ」です。
発売が2003年ですから、今から15年くらい前に発売されたモデルですね。

マスターピースのコンボイは、その後2011年に「MP-10」としてリニューアルされます。
「MP-1」からサイズをダウンさせ、他のマスターピースとスケールを合わせる。
不必要なギミックをオミットし、デザインもリファインされている。こっちの方が人気が高い。
でもなんか・・・僕は新しい「MP-10」はなんとなく顔が当時のアニメに比べ小さく感じ、プロポーションはかっこいいんですが、あのアニメの泥臭いプロポーションこそコンボイ司令官だ!と思ってるのでMP-10は買ってなかったんですよね。

最初期に発売された「MP-1」はレア度も高く、だいたい完品で3万円。コンテナ付のデッドストック等は5万前後というかなり手に入れづらいアイテムです。
それが・・・!!付属品は「コンボイガン」のみという状態のもの1万円で見つけ即ゲット!!嬉しくて泣きそうでした。
MP-1のコンボイなのでコンテナ部分はありませんが、ロボットモードで飾るならいらない!
それでは・・・早速・・・「サイバトロン戦士!トランスフォーム!!」

ああ・・・・ああっ・・・!!ああーーっ!!
このプロポーションと佇まい・・・まさしくあなたはサイバトロン総司令官 コンボイ様!!

そうかあ・・・「MP-10」に比べて胸の四角い窓と目が大きいんだなー。
やっぱり僕は「MP-1」のコンボイ司令官の方が好きだ。
そして全長30センチで、今のマスターピースにはない金属が使われてる部分が多く鉄アレイか!っていうくらい重い。
多分当時の超合金魂にライバル心めらめらだったんだろうなあw

まるで声が聞こえてきそう・・・今にも「私にいい考えがある」って言い出しそう。
どことなく父性溢れるお顔・・・いいなあ・・・。ちなみに後頭部を押し込むとマスク部分がモゴモゴ動くギミックがついてますw
これ、新しいMP-10には無いもんなー・・・・かわいいw

もちろん、胸には歴代司令官(プライム)の叡智が詰まった「マトリクス」が。
ボタンを押すと発光します。取り外して開けることもできる。

左腕の通信機に「バンブルくん」。右はスタスクなので、初期生産版ですねー。
こまかい・・・!!

足首のサスペンションで冷却ダクトが開くギミックもMP-1ならでは。
変形だけでなくこういった細かいギミックが詰まってるのがいいですね。

ふんだんに金属が使われているので、その自重で足回りは不安定になり大胆なポージングは取れない。
でも、もう立ってるだけで司令官としてのオーラがあふれ出ててなんとも・・・何時間見てても、ニヤニヤしてしまう。

サイバトロン戦士!アターック!!
さあ!戦いだ!

離れろ!コンボイ司令官が爆発する!!
ふおおおぉおおぉおおおーーーーっ!!!
この状態にして30分くらいずっと笑ってたw
今回買ったのは、箱無しのジャンク品なので、金属パーツの塗装の剥がれが結構ある。

でも逆にその経年劣化が、リアルでかっこいいんですよ!

天然の銀チョロ塗装みたいになってる。
サイズも30センチあるので、この塗装の剥がれが全体的に戦いを潜り抜けてきた司令官らしい風合いをだしてる。
単調な古いデザインに走る傷がちょうどいい情報量になってて、めちゃめちゃかっこいいんです。

ウェザリングによるフェイクの傷ではないので、説得力がはんぱない。
玩具の場合はこういった傷や塗装の剥がれはマイナス査定される事が多いけど

デニムのビンテージみたいな感じで、経年劣化が入り独特の風合いが出てるものは逆に高くなってもおかしくないかなーと思うんですよねー。ロボ物は特に・・・。
まあ買う分にはお得でいいですがw

うちの司令官たち。
さすがMP-1・・・負けず劣らず大きいな・・・。

なんとなく、85年~90年前半にかけての風景。
この時代のコンテンツって強いですよね。今でもこうして生きている。

経年劣化・・・。長い時間を生きてきたからこそ生まれる風合い。
きれいに飾るのもいいんですが、こういう渋みが出てくるのも玩具の面白いところですよねw
独身万歳!!
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