
右目をつぶったマイディーさん。
FF14自体にこの表情はありません。
これは画像加工をして作りました。
ですんでよく見たら、ちょっとうさんくさいですよねw
今回使ったソフトは「Live2D」というソフトです。
本来このソフトは、画像加工ソフトというジャンルではありません。

簡単に言うと「Live2D」は、2Dで書かれたイラストを3D風に動かすというソフト。
さらにわかりやすく言うと、2Dの絵に点を付けて、その点を動かすソフトです。
100RT:誰でも“二次元美少女”になれるPCソフト「FaceRig Live2D Module」がすごい!自分の顔とキャラの表情が連動 https://t.co/noKJIq1o9x pic.twitter.com/KQCE1zTsjc
— インサイド (@INSIDEjp) 2015, 12月 17
最近ではカメラに連動し、アニメキャラが動くということでツイッター等で話題になったりしてますよね。
すごいじゃないですか・・・人間がアニメキャラになれるとか、未来きましたねw
でも・・・自分は絵が描けないし・・・なんか難しそう・・・。
そう思って諦める・・・。

否!そんなおもしろそうな未来!諦めてなるものか!!
僕のライフワークとなっている「パーティーキャッスル」で体得した技術
ゲームキャラ(3D) ⇒ スクリーンショット(2D) ⇒ パーティーキャッスル(3D)
この一度「二次元世界」を通過して、別の次元で再生するという読んだだけではなんか「SF」っぽい技術を応用すれば・・・
できるんじゃないかっ!?
そう思い立ち・・・「超アバター計画」を始めることにした。
この計画が進めば・・・いずれ人類はオンラインゲームの自キャラを思いのままに動かし、自分の代わりにビデオチャットなんかで使える未来がやってくるはずだ!!
すごい人類に貢献できそうな気がしてきたのでがんばってみよう。
ようは、どういうことかと申しますとぉ・・・

① ゲーム内でSSを撮り・・・
② Live2Dで使う各パーツに切り分ける。
③ Live2Dのルールに従い組み立てる。
こうすれば、ゲームキャラに似た絵を動かす・・・
という意味合いから本物のと変わらないものが動くという意味合いに変わってくる。
使うのは本物の写真なんだから・・・。

パーティーキャッスルの場合は、元の3DキャラのSSを別の3Dキャラに貼り付けて移植するというものだったので、骨格が違うものになる為、完全に再現することは不可能だった。

しかし「Live2D」は、3Dモデルを動かすのでは無く、SSそのものを動かす為、再現率もなにもない!
自由にできるのではないか?
というコンセプトから超アバター計画を開始。

まずは、Live2Dの基本と仕組みを理解するために、教材を使ってきっちりと勉強する。
チュートリアルがわかりやすく、徐々に何が必要でどうすれば完成するのかがわかってくる。
一通り勉強したので、必要な素材を準備する。

まずパーティーキャッスルで得たノウハウを元に、ゲーム内でのアイテムを駆使し、パーツがある状態と無い状態のSSを複数枚用意する。
イラストを用意する場合はレイヤーなんかで描き分けたりするんでしょうが、それができないので、ゲーム内のアイテムを使い差分を用意していく。

次に同じ正面から撮った色々な状態のSSを組み合わせ、SSからパーツ切り取り、Live2Dで必要な素材を作っていく。
普通のマイドさんのSSに見えるが、これは眉毛、眼球、チョーカー、前髪、横髪、後ろ髪などなど全て別のSSパーツで組み立てられたマイドさんである。
なんでこんなめんどくさいことをしているかというと・・・

一枚絵では見えない部分がのちのち重要になってくるからだ。
あれに似てますね、女の子が子供のころに遊ぶ、紙の着せ替え人形。
あれをつくるわけですね。

このマイドさんは一見普通の一枚絵ですが、前後関係がきっちりあったパーツの集合体なんですね。
目にかかる前髪は「目に前髪がかかっている絵」ではなく「目の絵」に「前髪の絵」が重なっているというわけですね。
アニメーションさせるためには、これが必要になってきます。

元の1枚絵の上にパーツを配置していきます。ふくわらいみたいな感じですね。

今度は各パーツに点を打っていき線でつないでいきます。
気の遠くなる作業・・・。アニメーションさせる際は、この点を動かしていくわけですね。点と点を線でつなぐのはつながれた線によりその間の絵が「伸びる」ように設定するためです。

次に可動する箇所を作っていきます。
たとえば目が開いた状態はこの絵、閉じた時はこの絵というようにスタートとゴールを作っていく。そうするとその間は自動で動いてくれる。
点を動かし絵を少しずつずらして形を作っていく感じです・・・(説明難しい・・・)

上向いてるとき、下向いてるとき。
これは正面を向いている絵のパーツを移動させ、パーツの形を変形させて作っています。
この作業を手早く、効果的にする為に、細かくパーツを分けているわけですね。
ひとそろいの動きができあがったら・・・

同梱のアニメーション製作ツールを使い、動くSSを作っていく。
何秒目でこのアニメーション。瞬きはこのタイミング。角度はこのタイミング・・・などなど。
そんなこんなで出来上がったのがこちらです。

うんうん。
絵はひとつも描いてない・・・・。
ゲームで撮ったSSを、Live2Dで動かす。
絵心は無いけど、努力と根性と工夫で動かしたった・・・・。
今はまだ「うんうん。」だけだけど、この技術をもっともっと学んでいけば、ゲーム内のSSを使ってアニメも作れる日がくるかもしれない。
しかもビデオカムと連動して自分と同じ動きをするSSと邂逅する日が来るかもしれない。
すごい未来がきたもんだ。
(Live2D自体はずいぶん前からありますけど・・・w)
つづく。
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