
10年以上オンラインゲームの世界をうろうろと渡り歩いている。
今遊んでいる世界があって当たり前。いつもそんな錯覚を起こしてしまう。
世界が無くなってしまっても友達は残るので、また別の世界に移住して遊べばいい。
そう思ってはいるけど、やはりその世界が無くなってしまう悲しみはこたえる。
「サービス終了」というお知らせがいつ公式ページに出てくるかとびくびくしながら遊ぶオンラインゲームの末期。
そんな世界を何度も見てきた。見てきたからこそ、その日が来るのを出来るだけ伸ばそうと努力している毎日。
時々ふと 「終わってしまった世界」 の事を思い出す。
ほんといろんな世界があったなあ・・・。
今日はちょっと終わってしまった世界を懐かしんでみよう。

ドラゴニカ。
これ、楽しかったなあ。 ECOの仲間と一緒に遊んでた記憶。
横スクロール方のアクションオンラインRPGだった。 でも何が具体的に楽しかったのか、いまいち思い出せないw
よく覚えてるのは、この黒いジャージがすごく気に入っててこれを当てるためにすごくガチャをまわしたような気がするぞ??
なんとなくこのマイディーさんのイメージをエオルゼアのマイディーさんは引き継いでるなー。

なんかみんなでぶわーっと遊んで、ぶわーっと去っていった記憶。
久しぶりにやろうと思って立ち上げたらサービスが終わってた・・・・。
もうあれから5年もたつのか・・・なつかしい。

北斗の拳オンライン。
わからなかった・・・。なにがなんだったのかわからなかった。なんかすごいゲームだった気がする。
たしか「お金」というシステムが無かった。でもトレードはある。だからガソリンとか水とかと武器を交換したりとかしてた気がする。
なんか色々画期的だった。
ある時間になったら全プレイヤーで抽選が行われて数人が当選して数時間だけ「ケンシロウ」とか「ラオウ」になれる。
なったことはない。
いろいろ画期的過ぎてややこしくなったのかな・・・。プレイし始めて数字で「サービス終了」の告知が出たので実質数回しか遊んでいなかったけど、その思い出は強烈。
関連記事:「北斗のマイド 最終回」

釣りパラダイス。
釣りパラ。どんなオンラインゲームでも結構見かけるのが「釣り」コンテンツ。モンハンにもECOにもドラクエにもFFにもある。
そんな釣りだけに特化したオンラインゲームだったのが「釣りパラダイス」だった。
でも、それに特化していたかというとそうでもなく、他のオンラインゲームの釣りコンテンツほどの出来だった。
釣った魚を料理できるというシステムが画期的だったのですが、
「メダカ」を調理すると「アーモンドチョコレート」が完成するというミラクルなクッキングが僕の中で話題になった。
でもどこか、ほんわかとしてて安心できる空気が好きだった。
これもいつの間にかサービスが終了していた。
関連記事:「釣ろうよ!マイドさん」

疾走!ヤンキー魂。
なんかどうしようもないくらいすごいゲームだった。今はたしかスマホアプリで復活したのかな?
世界にヤンキーしかいないヤンキーオンラインRPG。サービス開始と終了を繰り返していて、僕がやったのは2期だった。
やったと言ってもECOの友人二人と一緒に殴りこみにいった1、2回だった。ただその日の思い出が強すぎて未だに忘れられないw
おそらくオンラインゲーム人生の中で「一番おなかを抱えて笑った日」がその日だからだと思う。
聞いた話によると、このゲームのオフ会は、本物の人たちがやってくるらしい。
関連記事:「昭和喧嘩記録 助美☆熱亞」

ロストサーガ。
これめっちゃ好きだった。結構お金使ったよw
フィールド内で相手をやっつけたり、サッカーしたりする対戦ゲームでゲームのモードも多く、使用できるキャラクターもすごい勢いで追加されていたのでかなりやり応えがあった。

キャラクターのカスタマイズも自由度が高く、アバター系も充実。
新しいキャラクターが実装されると、お試しで使えてお試し期間が過ぎて気に入ったらガチャで当ててねっていうシステムも良心的だった。
ゲームとしても運営としても良かったのですが、あまり広報に力を入れていなかったのか、知る人ぞ知る名作ゲームのような感じで進みすぎ、新規会員がとれなかったのかな?もったいない・・・。
けど、たしか台湾のサービスに引継ぎができたのかな?もう移行期間は終わってそうだけど・・・。
台湾版をダウンロードしてみようかな。
いいゲームだっただけに、日本でのサービス終了が悲しかったなあ。

ワクワク無限大∞ミニ四駆ワールド。
狩りをしてレベルを上げ、クエストをクリアしていくのが基本的なオンラインRPG。
でもこのゲームは違った。
なんといっても「ミニ四駆オンライン」だからプレイヤーは自分のミニ四駆をチューンナップしレースでバトル。
新しいパーツを手に入れるために奮闘し、最高の組み合わせを考える。

運営の不手際も多く、2010年3月24日、み(3)に(2)よ(4)んくの日にサービス開始する事だけにこだわり、サービス開始当初はクライアントがダウンロードページを教えてくれない、なんとか見つけてDLしてもログインできずただ延々とオープニング画面のまま主題歌を聞かされるという事態になり、スタートダッシュ大失敗だった。そしてその後、わずか8ヶ月でサービス終了。
まあ、課金システムがまったくなくて、ミニ四駆の販促の一環だったのだろうけど、もったいないと思った。
こういうホビーバトルオンライン、今はもう無い。何かと命を懸けて戦う世界しかないのが悲しい。

武装神姫バトルロンド。
これもまた大好きでした。身長15センチのフィギュア型コミュニケーションツール「神姫」を使って戦う神姫バトルのオンライン。アニメ化したりもしたので知っている人も多いと思います。
リアルで神姫のフュギュアを買うとコードが付いてきて、そのコードを入力すれば同じ神姫がゲーム内でも仕えるというフィギュアとセットになったオンラインゲームだった。おもちゃ好きな自分としてはどストライク。
しかも神姫バトルはすべてAIで行うので、プレイヤーはその行動に対して叱ったり褒めたりするだけ。
ゲームのメインは神姫のセッティングにありました。

武装を決めたりどこに何をつけるかにこだわったり、どのパラメーターをどこまで上げるか。
トレーニングをしすぎると実戦の感が鈍ったり、装備に流行があったり。
神姫がまた言うこと聞かないんだけど、戦いを重ねていくことで少しずつ賢くなっていく様は子育てのよう。
だんだんとこの子達がほんとに感情を持っているような気さえしました。

これも大好きで結構長い期間遊ばせてもらった。思い入れも強くブログの記事も結構書いたなあ。
それゆえ、サービス終了は悲しかったけど、武装神姫というコンテンツは終わったわけではなかったので痛みは少なかった。
そして、うれしいのは来年、コトブキヤから武装神姫がプラモデルのシリーズとして復活すること!!
買う!全部買うー!!

面白かった世界、よくわからなかった世界、色々あるけどどの世界にももう行くことはできない。
オフラインのゲームはそのソフトとハードがあればすぐにまた遊べるけど、オンラインゲームはそうはいかない。
また遊びたいのに・・・それはかなわない。
その思い出も一部ではあるけど、このブログに残っている。
そこで生きた経験や、体験は今のオンラインゲームライフで活きている。
生まれては消えるオンラインゲームの世界。僕らはそこで生きている。
これからも今いる世界が少しでも長続きするよう、オンラインゲームの楽しさを伝えていこう。
つづく。
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