
今日はメンテなので、なんとなく昔のSSを見ていました。
なつかしいなーと思いながら。
まもなく新生FF14も2周年を迎えようとしています。
旧FF14も2年ほど続き、しばらくの休止期間の後、現在の形になったわけです。
僕は、旧時代のクローズドβテストから遊んでいるので、今のエオルゼアより旧版のエオルゼアにいた時間の方が長いんですねー。
断然今の方が過ごしやすいし、とても便利で楽しくなった。
それでもたまにSSを見返してみると、昔は昔で良かったなと思う事もあったりしますね。

今日は、なんとなく昔の「蛮神戦」について語りたいと思います。
今でこそたくさんいる蛮神ですが、旧時代は「イフリート」と「ガルーダ」しかいませんでした。
あと「モグルモグ」ですね。
当時の蛮神戦は、ハイレベルな人だけが挑戦できるコンテンツであり、討伐するためにはかなりの時間と努力が必要だった。

まず「コンテンツファインダー」がありません。
蛮神戦は8人PT用コンテンツなので、まず自力で8人を揃える必要があります。
CF無かったら、PT募集を使えば・・・とも思いますが、それもありません。
(※追記:コメントでご指摘いただきました。PT募集の機能はありました。僕は全然使って無かったです・・・。)
LSで行くか、もしくは誰かの「シャウト」に乗っかるか・・・しか無かった。

CFが無いので、基本的にそのコンテンツの突入口がある場所まで自ら移動しないといけません。
それゆえ、全てのコンテンツの突入口に近い「ウルダハ」でシャウトする人が多く、人が集中していました。
リムサ・グリダニアは過疎化してましたね。

今度、蛮神行こうか・・・
となると、まずは回りに声をかけ日程を決めます。
8人全員が都合のいい日を決めないといけません。
まず、ここが試練だった。でも悪い事ばかりではなく、LSメンバーが足りないと誰かがフレを連れてきたりして、そこから友達の友達が友達になっていったりもした。

さあ、そこから蛮神戦に向けての「準備」です。
今は、コンテンツファインダーで戦いたい蛮神の横にチェックを入れ、シャキーンと音が鳴ったら突入できますが、旧時代は甘くない。
まず、蛮神とはタダで戦えません。
各蛮神と戦うためには、決められた敵がドロップする「トークン」が必要でした。
トークンを時間のあるときに集めておかないといけません。
また、集めたトークンを今度は突入用の「キーアイテム」に交換しないといけません。
その交換をしてくれる人が・・・

シャーレアンとかいう所から来た、怪しげなじいさん。
この人は、蛮神というものが、いかにこの世界にとって危険なのかを僕たち冒険者に伝え、それと戦う方法を熱心に教えてくれました。
いつしか、この人の前に人が増え、蛮神戦に行く前の待ち合わせ場所にもなってきました。

旧時代のエンドコンテンツを担当しているおじいちゃん。
みんな本当にお世話になった。
キーアイテムを入手したら、準備完了。

当時の最強装備アーティファクト。ミラプリどころか、染色も無くみんな同じ格好をしていた。
僕はなんだか、それが嫌で脚だけ禁断したサブリガにしてたなw
全員そろったら、みんなでチョコボに乗って現地へ!

実装直後なんかはそれしかする事が無いので混み合い、まあ入れないw
それでも根気良く突入ボタンを押していく。疲れてきたら誰かと交代。

やっと入れて戦えるようになっても・・・恐ろしいほど強い。
まず、蛮神の攻撃は「ランダム」。どの技を使ってくるのかほとんどわからない。
また、攻撃の範囲を知らせる赤いラインも無い。
どうやって避けるか・・・もうそれはどんどん流れるログを注視するしかない。
現在実装される蛮神はとてもやさしい。
だってどこに攻撃をするのか事前に教えてくれるし、決まった手順でしか攻撃しない。

少しでもミスればあっという間に全滅。
全滅後がまたきつい・・・。

全員死んだまま、外に投げ出される。
もうデジョンするしかない。

突入口近くでデジョン登録をしていないと果てしなく遠くに飛ばされる。
だから、突入前にPTチャットでデジョン登録をしたかお互いに確認する文化があった。
近くの町に戻ったら装備を修理し、再び準備を整えチョコボで突入口に向かう。

勝って稀にドロップする蛮神武器は、どれが出るかわからない。
ほしい、いらないの選択権もなく、強引に誰かのかばんに入れられる。
それでも僕らは蛮神に挑み続けた。
苦労を重ねるその先にこそ、
それを突破した喜びがあると知っていたから。
っていうか、それしかする事無かったしねw
今が駄目とかそんな風には全然思わないけど、その時代にはその時代なりの良さがあったなあと思う。

良い時代になりましたね、ルイゾワさん。
つづく。
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