
拡張後のFC:じょびネッツア。
毎日が忙しく、各々の目標ややりたい事に向かって走り続けている。
禁書集めやサブ職の育成、アレキ部、バハ部、クラフター上げにFCクラフト、地図を使って金策。手伝ったり手伝ってもらったり。
拡張から1ヶ月以上が経った今もバタバタしている。
以前は、ルーレットを回してあとはおしゃべり、なんて日も多かったが、拡張後はそれも少し減ってきた。
FC/LSチャットもやる事が増えた分、にぎやかになってきたが基本的にみんな何かをしながらなので落ち着いて話せなかったりする。
そんなある日、FC:じょびネッツアのメンバー じょん からひとつの企画が提案が出された。

FC:じょびネッツアお祝い課 じょん。
普段は、FC:じょびネッツアの誕生日お祝いイベント「おたんじょび」の担当をしているのが、じょん。
メンバー想いの気の優しいミコッテだ。 じょんからの提案はとてもじょんらしい提案だった。
拡張後みんながバタバタしているので、FCメンバーみんなで「ゆっくり話をする日」を作りたい。

じょんが、以前所属していた別のオンラインゲームのギルドで行っていたイベント、それをFC:じょびでもやってみたい。
そういう提案だった。
企画名称は・・・「 Dara Dara Day 」。
通称「D.D.D」!
その名のとおり、月に一度集まってみんなでダラダラする日を作ろうという企画。
ミーティングのように、今後のこと等を意図的に話し合うのではない。
ただ、何もせずに集まってお酒でも飲みながらダラダラとチャットで話す日なのだ。

拡張からたしかにバタバタはしていたけど、そんな日が無かったわけではない。
でもそれは、個々がそうであり、その場にいるメンバー同士でだらだらっと話していただけだ。
「D.D.D」はそうではなく、公式にそういう日をつくりFCみんなでそんな時間を作りましょうという事。
言わば、FC:じょびの定休日みたいなもの。
たしかにそれはおもしろそうだ。
という事でFC:じょび内で「DDDプロジェクト」が始動。
プロジェクトのメンバーとして、じょんをリーダーに、せろくん、まっきーなが選抜された。

おもしろかったのはその打ち合わせ。
打ち合わせする度に、せっかくみんなで集まるんだから、「ファッションショー形式にしよう」とかあれやってみたい、これやってみたいと企画が出てくる。
しかし、全て却下。
そう、「D.D.D」は何もしないから、ダラダラデーなのだ。
みんなでゆる~い休日を過ごすところに、この企画をやる意図がある。

結局打ち合わせで決まったのは、以下の最低限のルールのみだった。
● 毎月第二土曜日の22時から開催。
終了時間は決まってない。もう寝るかとか、そろそろでかけようかなと個人個人で退室していく。
● 会場はメンバー誰かの個人部屋。
誰かのお部屋に集まってだらだらおしゃべり。持ち回りで部屋を提供していく。
このルールがあれば、個人部屋に力を入れているメンバーもみんなに見てもらえてうれしい。
以上、2点のみ。

そして先日・・・
ついに記念すべき第一回目の「D.D.D」が開催された。
会場は、まっきーなの個人部屋。グリーンを貴重とした優しい感じのお部屋に気分も和んだ。
驚いたのは、その参加率の高さ。

もちろん自由参加ですが、22時前には結構みんな来てた。
みんな興味津々だったのかもしれないし、こういう企画を望んでいたのかもしれない。
22時から、硬い挨拶も抜きにして、みんなだらだらと話し始めた。

なんかすごくいい雰囲気。
さっそく離席して、お酒をつくってPC前で飲み始めるメンバーも・・・w

そして、話も盛り上がってきたころ、「自己紹介をしよう」という流れになった。
まあ、2年近くみんなで遊んでるんだから、互いのことはよく知っているのに自己紹介。
でもたしかに、他の世界のじょびネッツアから最近エオルゼアに移ってきたメンバーもいるので良い機会かもしれない。
ただ、自己紹介するだけではつまらないので、各自「これが無くては生きていけない!」というものも同時に発表する事になった。

この自己紹介がまたすごく良かった。
知り合って時間が経ってからの改めての自己紹介。
これもやってみての新発見だったけど、僕たちは互いの事をどんな人かはよく知っているけど、知らない事も多かった。
名前の由来であったり、どういう経緯でエオルゼアに来たのか、どんな気持ちでこの2年を過ごしてきたのか。
発表の後、相手の事を知っているからこその質問も多く、メンバーたちが互いにより深く分かり合えた。

考えてみればそれもそうか。
僕たちはリアルでもこうする事で互いの交流を深めている。
社会人であれば、飲み会。
学生であれば、放課後、ファーストフードでのおしゃべり。
そこに目的なんかない。ただ集まって話すだけ。
だからこそ、互いの話に集中できて互いの事をより深く知り、より交流が深まるのだ。
D.D.Dでのおしゃべりは普段何かをしながらのチャットではなく、互いの存在に集中してのチャットだったので非常に濃密な時間だった。

月に一度の「D.D.D」は、リアル世界で言う 月に一度の「飲み会」に匹敵する。
僕たちはこの「D.D.D」を毎月重ねていけば、より互いの事を深く知ることができ、お互いの気持ちもより深く理解しあえるようになっていくだろう。
それは、よりこの世界を共に生きていく為には必要不可欠なイベントなのかもしれない。
すばらしい。

おそらく僕一人ではこんな企画を思いつく事は無かった。
打ち合わせの時も、あれしようこれしようと提案していたからだ。
それら全てを跳ね除け、「何もしない事」にこだわった じょんがいてくれたこその発見だった。
こういうメンバーがいるからこそ、僕はFF14を楽しめてるのだと思う。
この日僕が発表した「これが無くては生きていけないもの」は、言うまでも無く「じょびネッツア」でした。

夜も更け、パラパラの眠りにつくメンバーたち。
そろそろ・・・とルーレットを回し始めるメンバーたち。
みんな、「D.D.D」に満足して普段の生活に戻っていった。
記念すべき第一回目の「D.D.D」は大成功だったと言える。
じょん、まっきーな、せろくん。
お疲れ様でした。

オフがあるからオンをがんばる。オンがあるからオフがたのしい。
それはオンラインゲームの世界でも一緒なんだな。
FCマスターの皆様、あえて「何もしない」イベント。
おすすめですよっ!!
つづく。
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