
「最悪の場合中止」
僕たちの前に立ちはだかるどうしようもない壁。
エターナルセレモニー前日、悪意ある攻撃を受け、PSNがダウン。
セレモニー当日は、ゆっきーを始め、参列いただけるたくさんの友人がエオルゼアにログインできないかもしれないという自体。
不安でたまらなくなる あるちゃん。
「大丈夫!最悪の場合、万が一、当日ログインできず延期になったとしても!僕たちが手作りで最高のセレモニーを作るから!今日は安心して寝むって!」
「大丈夫だよ!」
「はい」
僕たちがいくら元気付けてもあるちゃんは元気にならなかった。
わかってる。
「自分の式ができない」のが辛いんじゃなくて、「楽しみにしてくれていたみんな」に申し訳ない気持ちを持ってしまってるんだよね・・・。
あるちゃんはやさしいからね。

翌日。
前日から続く攻撃も一旦とまり、続々とPS勢がログイン。ゆっきーも無事ログインができたようだ。
何でも朝からずーっとログインを繰り返していたらしい。
式は予定通り進行する事となった。
式は28日午前0時から。
僕は、あるちゃんから当日のプログラムと注意事項をもらい式次第を作った。

台紙は、ゆっきーの「雪」とあるちゃんの「ルピナス」をあしらってみた。
当日の流れとして、セレモニーは会場で行いその後の披露宴はFC:じょびハウスの地下を改装し会場を設営、そこで行うこととなった。

地下室への入り口は壁で閉ざされ、セレモニーの司会進行をするふぃーねさんとれくのさんが慌しく出入りしている。
会場の設営に一生懸命になってくれているんだろう。

少しずつ集まり、みんな個々で式の準備を進める。
なんかいい空気・・・。 みんな心持ちそわそわしてる雰囲気がなぜだか笑えて来るw
-21時-
あるちゃんとゆっきーが校長室に挨拶に来るらしい・・・・。
はやくもそわそわしつつ30分前から待機するマイディーさん。
21時ぴったりに二人が校長室にやってきた。
「失礼します」

二人がECO時代にこのブログを見つけ、FF14を知り、興味を持ってエオルゼアに来れたこと。
じょびや学園があったからここまで来れたこと、今日二人が絆を結べること。
きっちりと、丁寧にお礼をいただいた。
これからもみんなの役に立てるようがんばるという気持ちもきっちりと伝えてくれた。
「今日は二人が主役だからね、ちょー!がんばってね!」
「泣かないで笑って見ててくださいねww」
無理無理w だってもう・・・今のお礼が嬉しくて泣いてしまってるもんw
-23時-
式は0時からなので、あるちゃんとゆっきーは23時に現地へ出発、23:15にメンバーはハウスの庭に集合。お祝いグッズを受け取って23:30に会場前へ移動。
あるちゃんからのお願いで、僕が二人を会場まで送迎することとなった。

出発前にふぃーねさんとれくのさんからケアルシャワーの「禊」を受ける二人。
二人が真剣な顔でケアルをしている姿がちょっとおかしかったw

こうやってグランチョコボの背中にあるちゃんを乗せて、会場まで走るのもこれが最後だね。
本当に無事エターナルバンドができてよかった。

じゃあがんばってね。
僕は戻ってみんなを連れてくるから、もう少し待っててね。
もうちょっと一緒にいてあげたいけど急がないとねっ!
そのまま庭へ帰らず、一旦リムサによって美容院へ!

今日はきっちりとしないといけませんからね!!
式辞も読まないといけないし!

前日の朝6時前・・・・めるくんにお願いしてドレスのコーディネイトしてもらう。
「ギリギリにお願いしすぎですよw」とそらりすさんに怒られるw

庭に帰ると帰ったで 「誰ですか?」 ラッシュw
みんなもこの日の為におめかしに力を入れてきた。
主賓のドレスより派手にならないよう色調を各自で整えている。
時間が迫る!みんなにお祝いグッズを配り、準備を急ぐ。

もう!クライブさん!イクサルデイリーは後にして早く支度して!
・・・と思ったらギリギリまで二人へのプレゼントを一生懸命作っていたクライブさん。
やっさしいw

そして会場へ到着。
じょびだけではなく、二人の参加する固定LSやララLSの方々も集まっていただいてる!
結構な人数。

当日私用で来れないかもしれなかった きりんちゃんもギリギリ間に合う。
大好きなおねーちゃんのセレモニーに間に合って良かったね。

たくさんの人。
僕の知らない顔もたくさんいる。
でもそれは、二人がFC:じょびだけじゃなくエオルゼアに生きるみんなと毎日を楽しんでいる証。
そう思うだけで嬉しくて胸がいっぱいだ。

あるちゃん、ゆっきー。
みんな この日をとても楽しみにしていたんだよ。
そして・・・
-0時 開場-

窓からの木漏れ日が綺麗な来賓社用の控え室へ移動。
めっちゃくちゃ綺麗!!
落ち着いた照明、美しいホワイト。
今から始めるセレモニーへの期待がどんどん膨らむ素晴らしい内装に感嘆の息がもれる。





開催は0時15分から。
みんなが口々に「すごいね。」「きれいだね。」「たのしみだね。」と口にする。
今日の式の流れと注意事項をふぃーねさんがシャウトでみんなに伝える。
この待ち時間の15分間・・・すごく良い雰囲気でした。
まもなく・・・はじまる・・・!!
二人のエターナルセレモニー!!

-0時15分-
司会者の合図で「久遠のベル」を鳴らす二人。

来賓は開場へ。
明るい光、高い天井。
あるちゃんとゆっきーが二人で選んだ色とりどりの装飾品。

バージンロードは落ち着いたブルー。
暖かい暖色の花のアーチがどこかやさしい。
式場の白いつぼみに、みんなが二人に向ける祝福が宿り、暖かい色の花を咲かせた。
そんな印象を受ける。

一同着席し、二人の入場を待つ。
ああ・・・始まる・・・・。
実装を知ったその日から どれだけこの日を待ち焦がれたことか・・。
聖歌のモーグリの言葉に導かれ・・・
あるちゃんとゆっきー!! 入場!!


勇壮な音楽と、モーグリ達の祝福を受け、舞い降りてくる緑のゴンドラ。

光に包まれた、ララフェルが二人。

ひとりは、凛々しい微笑みで

ひとりは、優しい微笑みで 互いに見つめあい。

二人で作った祝福の道を歩きはじめる。

少し照れながら、周りの仲間に笑みをこぼし、祝福されながら一歩ずつ進んでいく二人。

祭壇まで歩みを進めた二人。

そこに用意された二つの光。
これは二人の友人が心をこめて完成させた光。

その想いを受け取り

相手の薬指へ。

友の作った光は互いに交換される。

互いの指の上でそれは輝きを増し

想いが形となる。

それはこれまで歩んできた仲間の証。
そしてこれからも一緒歩むという約束。

ここにいる誰もが、手を叩き、その約束を心から祝福する。

約束を交わした二人は

仲間の祝福を受け

これからもずっとこのエオルゼアをともに生きていくという



久遠の絆を結ぶ。

泣くなとか・・・無理だよねw
うれしい。

こんなにたくさんの人が二人を祝福している。

君たち二人の周りに集まった人たちは二人の絆をこんなに喜んでくれて・・・

素敵な人ばっかりじゃないか。
本当に立派だよ、二人とも。
今日、この日の事をわすれずに、二人で力を合わせ、時に仲間の力をかりて、一生懸命この世界を生きるんだよ。
-1時-

披露宴は、FC:じょびの地下にあるバーで行われた。
披露宴用に、司会のふぃーねさんとれくのさんが改装してくれた。

あるちゃんは、めるくんが選んでくれた薄いブルーのドレスにお色直しして登場。

マイディーさんも、FC代表として二人への想いと感謝の言葉を式辞として贈らせて頂いた。

もう一人式辞を読むはずだった二人の固定LSのリーダー ちょーさんはPSN障害の為ログインできず、スカイプを通じお祝いのメッセージを届け、祝電という形で披露された。
会場の模様は、れくのさんがスカイプを通じちょーさんにライブで届けられてくれていたらしい。

乾杯の後は、豪華商品が当たる 二人にまつわる○×クイズゲーム!
ゆっきーとあるちゃん、先にカンストしたのはあるちゃんである・・・○か×か・・・?
そんな二人の問題が次々出題。
会場には○と×のカーペットが敷かれ

間違ったらモルボルに食べられ待機するという凝った演出w

二人の事ならおまかせあれ!みごと勝ち抜いて賞品をゲットしましたw

とにかく司会の二人がしっかりと進行してくれて、とても楽しい時間を過ごす事ができました!
最高の披露宴でしたね!!
-3時-

楽しい披露宴は終わり解散へ。
はー・・・泣き疲れたw
でも思った。思えた。

僕たちの二人を祝福したいという「キモチ」は心で生まれ
指を通してキーボードに。その「キモチ」は言葉に変わって回線を通り表現されていく。
そしてモニターに映る言葉を見て、二人に「キモチ」が伝わっていく。
経路はどうあれ二人へ届くキモチは僕らの抱くそのままの想いなんだね。
この日二人に向けられた祝福は、本物だね。
みんなの祝福に溢れた とてもいいエターナルセレモニーになったね。
みんなお疲れさま。
ご来賓頂いた方々、ありがとうございました。
そして

ゆっきー、あるちゃん エターナルバンドおめでとう。
これからもずっとずっと末永くおしあわせにね!
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