
昨日ログインしてPVPでも行こうかなと思っていたらりりーさんが・・・
「面白い募集がありますよ」と・・・
パーティー募集に目を向けてみる・・・おお・・・待っていた!!
こんな募集を!!

モンク8人で魔導城!!
モモモモモモモ白ではない!!
モモモモモモモモなのだ!!

簡単に想像できる地獄絵図!
回復手段は・・・「内丹」と申し訳程度の「ブラッドバス」だけ・・・。
被弾はできるだけ避け(いつも避けてるけど)、こちらの体力が尽きるまでに殴り倒せるかという・・・
いかにもモンクっぽい戦い!! テンションあがる!!

開始直後、打ち合わせや作戦タイムも無く とりあえず走り出すモンクたち!
作戦を考える時間があったらとりあえず殴る。 殴ってから考えよう!!

全員で殴り合い。
魔法も飛ばない、矢も飛ばない、ただただ鈍い音だけが響く今日の魔導城。
祭の喧嘩みたいになってる。
その内、8人の中で最も頭のいいモンクが、効率の良い方法を編み出した!
「敵はだいたい4人だから2人で1人を殴るといい!戦闘が始まったら なんとなく 2人1組に!」
8人のモンクは、班分けとかしない。 班分けしてる間に30発は殴れるからだ。
そして殴りながら、なんとなく 2人1組になっていく熟練のモンクたち・・・・!
前半の道中は特に問題なく進んだ。

そして・・・いよいよ最初のボス戦。
FF14のボスはきっちりとした手順を踏んで、おのおのの職の役目を完遂する事が攻略の鍵になる。
さすがに8人のモンクたちもボス前で作戦タイムに

入らない。
作戦を考えている間に、50発は殴れるからだ。
50×8=400発のWS。
それだけあれば、これくらいのボスは溶ける。だから作戦はいらない。
それが・・・・それが・・・・ 8人のモンク!!

中盤に差し掛かり、魔導アーマーに乗って進むエリアに到達。
ここから先は魔導アーマーをいかにうまく使い、敵を殲滅するかが重要な鍵。
早速全員で搭乗手続きを済ませ、魔導アーマーに乗り込み・・・

乗り捨てた。
大砲の照準を合わせている間に、20発は殴れる。
だから、モンクはそんなちょっと難しいものには乗らない。

しかし、8人のモンクたちの前に立ちはだかる超鋼金属でできた壁!
さすがのモンク達も、これには手を焼く。 通常の攻撃では一桁のダメージしか与えられないからだ。
だが・・・!8人の中に切れるものがいた!!
まだ魔導アーマーに乗ったままのメンバーが一人いたのだ!

魔導アーマーの強力な大砲で壁は破壊された・・・・!
こんな乗り物を乗りこなせるなんて、なんてエリートなモンクなのだろう。
しかし、そのモンクは言っていた。
「降り方がわからない。」

そしていよいよ終盤戦のボスラッシュ。
ここから先は、帝国の将軍達が相手となる。
ギミックに注意し、被弾を避け慎重に

いかない。
とりあえず羅刹。
8人のモンクが1人のボスめがけて羅刹で跳んでいく姿はとてもかっこいい。
全員が疾風迅雷を維持する為に殴り続ける・・・。

やがて現れてくる・・・8つの光の輪。
8人のモンク全員にこの輪が現れたとき、敵は崩れ去る。
これこそが・・・8人のモンクの力と技の証。
8人全員疾風迅雷Ⅲという最大火力状態なのだ!!

素早く、強く、美しい。
これぞ、8人のモンク最大奥義、名づけて
「疾風八光輪」!!
奥義疾風八光輪の前に崩れ行くネロとガイウス。

そしていよいよ・・・最終決戦・・・ 8人のモンクの前に立ちはだかる・・・最後の壁

アルテマウエポン!!
これにはさすがのモンク達も大苦戦。何度も何度も全滅を繰り返す。
回復手段の乏しいモンクたちに重くのしかかる全体ダメージ・・・。
さすがにここは、作戦タイムに入る。 なんと、2名のモンクでスイッチを試みながらヘイトゲージを意識しつつ、盾役をまわして行くという、モンク達の頭脳プレー。
その作戦を何度か試みた結果・・・

無理。
結局、ヘイトが来るまで全力で殴り、ヘイトがきたらなんとなく硬くなるという作戦に変更。

だが・・・ モンク達は確信していく・・・・。
難しい作戦よりも、そういうアバウトの方法で攻めるほうが・・・やっぱりモンクは強い。
おのおのが最大火力だけに集中し、モンクの複雑な立ち位置、コンボ、Dot管理を個々で行った方がアルテマウエポンのHPをより多く削れたのだ。

ヘイトが飛んでくると、死を覚悟する。
死を覚悟したモンクは、その使命を少しだけでも長く全うするために、構えを金剛に変え、フェザーステップを踏み、普段まったく使わないキーンフラーリをかける。ブラッドバスをかけ、内丹を使い、少しでも延命する。
そして、命が燃え尽きるまでに、己にまだ残されているWSを全て決めてから・・・・絶命する。

「あとはまかせた!」「たのんだぞ!」と、ひとりひとり倒れていくモンクたち・・・。
繋がれていく拳にかけた友情・・・。
FCやLSとはまた違った、言い知れぬ連帯感・・・・。

この日、アルテマウエポンを倒す事は出来なかったが、8人のモンクたちは、誰一人あきらめず、ギブアップする事無く最後まで己の拳だけを武器にして戦い抜いた。
モンク達はきっと普段から思っている。
もっと本気で戦いたい。
しかし、エオルゼアの環境はそれを許してはくれない。
数々のギミック、まだ殴れるのに引かなければ他の人に迷惑がかかってしまう・・・。
そういったPTの制約の中で、最大火力を求められる。
それはモンクだけに限った事では無い。みんなそうなのだ。
そんな中で、このような職を縛った挑戦は非常に有意義であった。
全員が遠慮せず、モンクたちによるモンク達だけの攻略。
己の職に対する知識も深まり、モンクのあり方について深く学ぶ事ができた。
戦いには勝てなかったが、8人のモンク達は おのおの満面の笑みで再会を誓い合う。
気持ちのいい戦いであった。
お宝や報酬は何もないが、きっとモンク達は「充足感」というものを得られたであろう。
それぞれの居場所へと帰っていく8人のモンクたち・・・。
その背中は、魔導城に入る前より、大きく見えた。
今日もどこかで、8人のモンク達は疾風迅雷の維持に頭を悩ませながら・・・
仲間の為に敵の命を削っているのだろう・・・。
それがモンクの使命なのだから。
つづく。
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