
先日、匿名コメントでお褒めの言葉をいただきました。
それは最近FF14を始められた方からのコメントで、運営への不平不満を書くブログが多い中、このブログはいつも楽しそうですね。
私が想像していた、楽しいオンラインゲームの光景です。といった内容のものでした。
そのコメントを読んで、思ったのは「ああ・・・進んできた道は間違ってなかった」ととても嬉しく思いました。

2010年頃の記事を読み返してみると、すっごい寂しそうに遊んでるんですよねw
あの頃は、新作FFオンラインという事でたくさんの友達とスタートしたんですが、あまりの出来の悪さからかみんな辞めてしまいひとりぼっちだったんですよね。
でも自分にとっては広大なエオルゼアにいる事がとても心地よく、楽しくて仕方なかったんです。
だからエオルゼアはこんなに楽しいんだぞ!こんな事もできるんだぞー!と一生懸命訴えてる。
今読み返すと、必死だww とか思ってちょっと笑えてしまう。

当時の掲示板なんかで言われてたのは、だいたい「やる事が無い」というのが多かった。
いわゆるコンテンツ不足というやつですね。
それでも自分は毎日ログインしてあっち行ったりこっち行ったりと毎日忙しかった。
やる事が無い人と自分との違いはなんだったんだろう。

それはこの世界で追いかけているものが違ったんだと思う。
たしかに、コンテンツは少なかった。やる事はレベル上げしかなかった。
そしてレベルを上げて強くなっても行くところは無い。だからコンテンツが無いと言って辞めて行ったんだ。
僕が辞めなかったのは、運営の与えられたコンテンツよりも、自分で立てた目標を達成していく方が楽しく思ってたからだと思う。

世界中のノートリアスモンスターをソロで倒す。
そこにはゲーム的意味は無く、そうする事で何かがもらえたわけでもない。
ただ自分で決めた目標をクリアして自己満足するだけ。
そんな事が楽しかった。
今思うと、それは自分なりにコンテンツが無い世界で、自分なりの工夫をして遊んでいたんだと思う。

たとえば、お店でカレーライスを注文したとする。
しかし、困ったことに、そのカレーライスは全然自分が思っていた味とは違う。
そんな時、どうするか?
このカレーはまずい!いらない!って店を出る?
それとも・・・
店の主人に、このカレーは自分の口に合わないからこの店のカレーの味を変えろ!
って言うのかな?

僕はきっと、自分の好きな味に近づけようと、しょうゆなり、ソースなり玉子なりを使って自分で工夫する。
自分の味覚は自分だけのものであり、他の人も同じとは思わない。だから自分好みに工夫する。
自分は、FF14に限らずオンラインゲームに関しては、みんなそういった工夫をしてきて楽しんできた。
オンラインゲームは、運営とユーザーが双方努力して完成に近づけていくものだ。
出されたものに文句を言う前に、ユーザーはそれを自分なりにどう楽しむか努力するべきだし、
その努力が楽しいと思えないならば、オンラインゲームには向いていないんじゃないかとさえ考えてしまう。
そういう人は誰かにゲームを作ってもらうのではなく、自分で作って自分で楽しめばいいよね。

このブログは、そういった気持ちの積み重ねであって、日々運営から出されたお題に対してどういう風に答えてきたかの記録でもある。
コンテンツが無いのであれば、自分でそれを作り出そう。
新生するのであれば、ご新規さんが増えるだろうから、その人たちと一緒に感動できるような環境を作ろう。
大迷宮が絆ブレイカーなのであれば、あえて仲間と挑みこれを乗り越えて強くなろう。
ただ与えられたものを消化するだけでは、楽しくもなんとも無い。
自由が売りのオンラインゲームなのだから自由に進めていけばいい。
どうすればもっと楽しくなるか、どうすればもっと感動できるかを常に自分で考えて歩いてきた日々。
それを読んでくれた方が「とても楽しそう」と思ってくれたならば、それはとても嬉しい事なのです。

この日記は、これからも自分なりのやり方で、自分なりに攻略していく日々を綴っていくだろう。
そういう楽しみ方を、僕はこれからもしていきたいと思う。
暗いと不平を言うよりも、すすんで灯りをつけましょう。
子供の頃、ラジオで流れていたカトリックの言葉です。
つづく。
- 関連記事
-
- モンクの武器についていつも思うことがありまして。 (2014/04/15)
- 知ってました? (2014/04/12)
- 暗いと不平を言うよりも すすんで灯りをつけましょう。 (2014/04/11)
- フィストファイターコンプリート! (2014/04/10)
- SS撮影の強い味方! (2014/04/09)