
CF待ち中・・・暇ですよね。
眠たくなっちゃう。 そんな時は音楽だよね。
夢と希望とかっこ悪さとかっこ良さが混在してる古くて新しい
80~90年代ロボアニメの曲を聴くべきだよね!!
なぜ80年~90年代が良いのか?
80年~90年のロボアニメOPは、子供向けに作られていたオープニングが徐々に成長し、子供アニメと大きなお友達アニメの間をたゆたう期間です。
人間で言うと第二次性長期的なアンバランスさが絶妙な個性を出しているので、どれも奥深いものになっているからです。
いくつかのお気に入りを選曲してみましょう。
■ プラレス三四郎
フィギュアプラモデルにマイコン(!)を内蔵させリングでプロレスさせるアニメ。
現在のガンプラビルダーズの基礎とも言える「プラモ狂四郎」と「プラレス三四郎」。
ホビーバトルものの始祖の1つとして現在でも根強いファンが多い。たしか今年30周年?
フィギュアの原型師、浅井真紀はこれに登場する「桜姫」の下腹部を再現するためにfigmaシリーズの原型を手がけたとか。
■ 見所・聴き所
見所としては、当時はコンピューター等一般には普及していない時代だったので、
CG的な絵を手書きで描いている所w
キャラクターデザインは、テイルズ等で有名な いのまたむつみ。
歌詞にPMPとか光ファイバーとか当時の夢技術が織り込まれているのがダサかっこいい。
■ ビデオ戦士 レザリオン
第一話でロボット対戦オンラインゲーム登場w なんかプログラムを実体化する発明が発表されてその実験中にオンラインゲームの回線と混線し、ゲームのロボットが実体化された。そしたら宇宙から敵が来てなんかそれと戦うことになった。みたいなストーリーだったと思うw
とか、そんな事は意外とどうでも良くって副題の「ビデオ戦士」だけでご飯3杯はいける。
ビデオ要素全然無いのに「ビデオ戦士」である。当時ビデオがお茶の間に普及し始めた頃だったのだろうか?
今の時代「ビデオ戦士」という言葉を聞くと果敢にAVを借りにいく紳士を指すような気がしてならない。
これも時代の流れというものか。
■ 見所・聴き所
激しいアクションシーンのレザリオンが単色で描かれているのが、表現のようで実は手抜きデショ!w
手抜き作品を表現です!芸術です!といいはるようなかっこ悪さがかっこいい。
ビデオ戦士はなんでもありである。
歌詞は、いまいち伝わらない熱いパッション風。当時の最先端の言葉「インプット」をこれみよがしに歌っている部分がイラっときていい感じ。結局のところビデオ戦士につきる。
■ 赤い光弾ジリオン
まだ子供が外で遊んでいた時代。SEGAが発売した光線銃ゲーム「ジリオン」をテーマにしたアニメ。
ジリオンはストロボ式の光線銃と胸に装備する受信ターゲットを身に付け安全なサバイバルゲームとして発売。
そのタイアップとしてこのアニメが製作されたと記憶している。
JJ、チャンプ、アップルの三人が宇宙人をやっつける事ができる銃「ジリオン」を手に戦うストーリー。
全体的に丁寧に作られているが、変身や合体というような子供が喜ぶ要素が少なく人気はあまり出なかった。
ロボ要素も少しあったけど、あくまで商品「ジリオン」が主役だった為、登場は控え目だった。
良くも悪くも「ジリオン」に縛られた作品だ。
■ 見所・聴き所
爽快ですね。爽やかです。星の命運を賭けて侵略者と戦ってるとは思えない戦闘中の笑顔。
オール手書きなのにこのクオリティと動き。歌詞も爽やか。今でも評価が高いオープニングですね!
チャンプのバギーのバウンドとかすごいっす。
■ 超音戦士 ボーグマン あえて後期OPで。
ジリオンの後番組で、オタクという言葉が生まれ始めた頃の作品。
サイボーグの3人がボーグマンとなって妖魔と戦う。
オープニングアニメのクオリティはこれも高い。
ヒロインのアニスは、アニメ史上初の「ニーソキャラ」だったように記憶している。
山寺ボイスでしゃべるバイク「サンダー」もかっこよかったが、覚えているのはヒロインアニスの変身シーンしかない。
アニスの変身シーンはハラハラする。エッチでハラハラするのではなく、アーマーがムネ肉を挟みそうでハラハラする。
38秒当たりの右上を見てぜひハラハラしてほしい。
後番組のボーグマンがさりげなく在庫の「ジリオン」を装備している点はSEGAの事を思い目をつぶってほしい。
■ 見所・聴き所
オープニングの曲名は「夜をぶっとばせ!」である。歌詞とボーグマンと全然関係ない。なんかそれっぽい言葉を並べただけで、歌詞全体を通して何を言いたかったかよくわからない部分がかっこいい。
オープニングがこの「夜をぶっとばせ!」に変わってしばらくしたのち、作品がぶっとばされ打ち切りとなった。
■ 宇宙戦士バルディオス
バルディオスについて言いたい事はいっぱいある。
これ程までに「大人の事情」に左右された作品は少ない。
最終回は有名ですね。宇宙からの侵略者と戦うバルディオスとブルーフィクサー。
最終回は、その侵略者の作戦が大成功!バルディオスと人類が完全敗北して「完」!!
DVDで完全版があるそうですが、僕のバルディオスはここで終わっていてOK。
やりきれなさそうな仕事を受けた時、「ああ・・・これバルディオスみたいになるな」と思いとどまり断る為の基本的思考として今も生きている。
■ 見所・聴き所
優しい風が集まって、空のブルーになるんです。
激しい波が重なって、海のブルーになるんです。
「へーそうなんだw」としか答えようの無い歌詞が哀愁を誘います。
何よりも驚くのはバルディオスをデザインした佐藤元が、よくその「顔デザイン」で提出したな!という驚き。
そしてそれが採用され作品化された時代の緩さw
大人になった今、一連の流れを見ると最終回で完全敗北したのはガンダムに対する・・・
いや、よそう。
■ 特装機兵ドルバック
なんというか。作品自体は「作れって言われたから作りました」感がすごいでてる。
特別これといったギミックは無いものの、脇役であるパワードアーマーに人気が集中し今もなお地味に進化しつづけている。がんばってたなグンゼ産業。
■ 見所・聴き所
オープニングこそドルバックのすべて。とにかく歌詞がすごい。僕的に。
なんたってタイトルは「地球にI LOVE YOU」である。
地球にI LOVE YOUなのは全然構わないが・・・この歌詞の主人公はどことなく
地球にI LOVE YOU (性的な意味で)な感じがするのは僕だけだろうか?
地球を愛するのは自由だけど地球宛のラブレターを海に流したり、砂浜で地球を抱きしめたり(きっと全裸)と奇奇怪怪な行動の数々は奥深く、遠くからそっと見てみたい。
■ 銀河漂流バイファム
ロボアニメ史上でも稀に見る「完成された作品」。
宇宙戦争で取り残された13人の子供達が、練習艦ジェイナスを使い親元まで帰るお話。
いろんな年の子供達13人のキャラクターが全て立っており、その子達の織り成すドラマは涙を誘う。
最後の大人との死別。ジェイナスとの別れ。必然的にできて行くカップル。
敵がやってきた時、誰にも頼ることが出来ない環境の恐怖。
あらゆるものが詰まった名作だ。
そして最終回。オープニングから複線が張られていた最後のシーンは計画的に作品を作り完成させた事の証だろう。
無理して背伸びした設定や、大人に事情に左右されたり、扱いきれない物をあつかったりと残念な形で終わる80~90年代の男の子アニメにとって、こういう作品も存在する事はなんだかほっとする。
未見の人は、バンダイチャンネル等で全話見れるのでクラフター上げでもしながら見てほしい作品。
■ 見所・聴き所
歌詞が全て英語です。
大人になって聞き返した時、そうか、こういう事を教えてくれてたのか・・・とタイムカプセルを開けたような気分になれる。
バイファムの出撃と着艦の流れを英語の台詞によりやり取りする所とかすごくかっこいいです。
まだまだ語りたいけどきりがないw
反響よろしければ、またちょくちょくやっていこう。
あ、そろそろCFシャキりましたか?
がんばって!!いってらっしゃい^^
つづく。
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