君がモテないのはどう考えても僕たちが悪い。

    わたもて

    毎週見ている「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」の感想です。

    あくまで感想です。あしからず。

    このアニメは、主人公の冴えない女の子が、一生懸命モテようと頑張るがいつも失敗するというギャグアニメです。

    アニメ化される前に原作の漫画を2巻くらいまで読んでその後忘れてたのですが、アニメになったという事でとりあえず見てみた。

    わたもて1

    原作の漫画を読んだときは、普通に面白い漫画だなーと思って笑いながら読んでいた。

    でも、アニメを見たときの感想は・・・・「怖い」と感じたんですよね。

    なんて怖いドラマなんだと・・・・。

    主人公の「もこっち」は女子高生で、男にモテない喪女と呼ばれるカテゴリに属す女の子。

    友達は一人だけ違う学校にいるんだけど、最近あか抜けて彼氏ができてしまった。

    自分もモテたいと思うが、学校の先生とすらまともに話せない。

    乙女ゲームやネットを駆使し、自分なりにモテようと毎回頑張るものの、まったく状況が変わる事は無い。

    その失敗っぷりをおもしろおかしく描いてあるので、これはギャグ漫画なのだ。

    だが・・・。

    わたもて2

    原作漫画を読んでいる時は、どこか「俯瞰的視点」でこのドラマを見ていたので、笑えたのだろう。

    でも、アニメはなんだかオープニングからして、雰囲気が少し違う。

    アニメの場合、声も入ることから漫画を読むときとは違う「もこっち視点」で見てしまう。

    同じドラマなのに、視点が変わっただけでこうも印象が変わってしまうのか。

    毎回 もこっちは、世間に馴染もうと努力する。

    この子は努力をするのだ。ただ自堕落に毎日を過ごしているようで、実は努力している。

    わたもて4

    だが、努力する方向性が間違っている。

    そのズレが今作品の笑い所になっているのかもしれないが・・・

    「なぜ、間違うのか?」を考えた時、わたもては、恐怖のドラマに変わってしまう。

    わたもて5

    もこっちがいつも失敗する理由は大きく二つ。

    ① 友達がいないに等しいので物事の指導者がいない。
    ② 人にものを聞く勇気が無いので、一人で解決しようとする。

    努力する才能を持つもこっちは、正しい方法を知ればきっと成功するだろう。

    でも・・・誰からも教われないし、一人で頑張るしかない。

    父と母はまだ話しかけてくれるが、家を一歩外に出たら誰も自分に興味を示さない。

    そんな人生を歩んできたから、あのような性格になってしまうのもすごく納得がいく。

    家を一歩出たら自分しか自分を認識していないという孤独感。
    すごく怖い。


    わたもて3

    エレン・イェーガーは巨人と戦う。

    でも彼には特別な能力もあるし、一緒に戦う仲間がいる。

    巨人は恐ろしいが、仲間に助けてもらうこともできる。


    わたもて6

    でも もこっちは、世間というとんでもない魔物と戦っている。
    たった一人で、誰に頼ることも無く。


    自分のほうを向いてほしい。誰かを相手をしてほしい。

    だけどその方法がいつもわからない。誰も教えてくれないし、聞くこともできない。

    とんでもない孤独。巨人よりもリアルな恐怖がそこにある。

    わたもて7

    わたもての表現方法のひとつで、キャラクターの色が塗られないという表現がよくある。

    これもすごくよくできていて、実際に人間が見ているのはこういう世界なんだと考えさせられる。

    人間って、興味のあるものしか視界に入らないようにできている。

    目の前にあっても、まったく興味がないと頭の中で除去されているのだ。

    今日、家を出て最初にすれ違った人の顔・・・覚えてます?

    つまり、このわたもての世界では、もこっちは誰にも見えていないのかも知れない。

    実は自分の周りにはそういうもこっちみたいな人がいっぱいいるのかも知れない。

    それに気づいてあげられないから、僕らは救いの手を差し伸べてあげることができない。

    わたもて8

    世の中は弱者に対してどこまでも残酷なんだと思う。
    誰もかれも自分が生きるのに必死で誰かの事を考える余裕が無いのも現実だ。

    もし、もこっちが「私も仲間に入れてほしい」と訴える勇気があれば、きっと毎日が変わるのだろう。

    トラウマである目の下もクマもお化粧すれば消えるよって誰かが教えてくれるだろう。

    でも、その勇気が持てない人もたくさんいるし、今、こうなってしまった もこっちの立場で考えるとそれはとても難しいと思う。

    僕たちは僕たちでなぜもっと弱い人を見つける事ができないのであろうか。

    そういう人たちになぜ、優しく声をかけるのが苦手なのだろうか。

    なぜ、勇気を持てないやつは駄目って思ってるんだろうか。

    その一声でお互いとても良い友達になれるかもしれないのに。

    お互い毎日がもっと楽しくなるかもしれないのに。


    もこっち、君がモテないのはどう考えても僕たちが悪い。


    そんな事を想いながら、幸せな結末が訪れてくれる事を期待して観ています。









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    コメント

    知ったタイトルが書かれてたのでー


    漫画でもなんとなくそーゆーのを感じてしまい、
    途中で読めなくなったんですよねこれ。

    そっか、アニメ化してるんだー

    そしてギャグマンガだったのかー…
    あまりそういう認識で読んでなかった。
    ギャグとしては結構危ういところを攻めてますよね。。

    媒体のジャンルが少女漫画なら、
    同じような設定でも最後は必ずハッピーになるので
    安心して読めるんですけど、
    これはそこのところ…先の展開と終着点が読めないので、
    逆に怖い。
    少女漫画的にベタなテーマを鋭角に切り込んで描いてるという点で
    目新しさはあるものの、どうにも読み進められない…

    いやいやいや、笑えねーよ…

    と、思わせてしまうのが作者の意図なのか
    それとも、ギリギリのラインを攻めすぎて
    失敗してるのか…どっちなのか気になるところ。

    ほんとベタでもいいから
    ヒロインには是非とも幸せになってほしいなあ。
    こんばんは。とても面白い記事でした。
    わたもてで個人的な感想をいうとすれば、やっぱりモテないのはもこっちが悪いです。

    なぜなら、もこっちはすべて自分のことしか考えてないからです。
    自分の事しか考えない人間は、弱くて当然です。
    誰かとぶつかって摩擦が生じたとき、自分が傷つくことが怖くてしょうがない。そんな人間がひとりなのは当然なのです。

    もこっちの努力の仕方も、社会的に受け入れられる像に自分をシフトさせてみてますが、結局のところもこっちはもこっちなので、自分を許して傷ついて、どうやったら受け入れられるのか。
    そうならいといけないと思います。

    わたしは、現実は弱いものに残酷なだけとも思いません。少なくとも、雨宿りしてたもこっちに声をかける男子生徒がいたように、世の中は優しさにも満ちてるからです。

    やっぱり、どう考えてももこっちがモテないのはもこっちが悪い!
    少なくとも、頼ってくれた友人に対して耳を塞ぐようでは、声をかけてもまだまだ無駄なんだろうと思います。
    >チゾさん

    なんと・・!少女マンガではベタなテーマだという事に驚きましたw

    後半にもこっちが、何かを掴みどんどんと美しく成長してモテてモテて仕方ない状態になり、それはそれで人間関係が崩壊していき、また元の生活に戻り、全てを飲み込んだ上で原状に戻るとか。

    もしこのドラマの主人公が男子だったなら・・・
    人気でないんだろうなあ・・w



    >ななしさま

    おー!それはそれで納得のいくお話ですねっ!!

    たしかに自分の事しか考えてない人ですよね、もこっちw

    雨宿りのシーンも印象的ですよねー。
    せっかく優しくされているのにそれに気づかない所もタイミングも含め残酷だなあと思いましたw

    希望を感じるのはそれでも毎朝もこっちは玄関を出て学校に行く所ですよね。

    出逢いはタイミングであり、確立のお話だと思うので、そうやって外に出る限り、いつかきっと良い出会いがあるんだろうなあと期待してしまいます。

    落としどころがやっぱり気になりますねw

    これって深夜アニメかなんかでしょうかね。
    1話だけ動画見てきましたが、けっこうおもしろい・・・っそしてちょっとこわい。
    あれこれ妄想したり、人と関わろうと努力はするけどうまくいかない。誰も見とめてくれないし
    周りに認めてもらえない不安だったり、
    妙に現実的というかギャグアニメなのに心をえぐられるようなシリアスで生々しいところがありますね。
    でも、なんだか共感するし理解できてしまう自分が。。。
    元から強い人がいても弱い人もいる。
    人って自分を基準に考えてしまうから、違うものには無意識に残酷で理解しようとしないものなんですよね。
    確かに原因は自分に合ったりするけど、フツーが難しいもこっちの身に立って考えてみないと、分かりあうってのは難しいことだなとー思います。

    いやもうこんな言ってても1話しか見てないですが!

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