
ざざーん
ざざーん
ざざーん
ざざーん
いーつのことーだかぁ~♪
おもいだしてごーらん~♪
あんなこっとー!
こんなこっとー!
あーたーですー!
くるしかったこーとー!
しんどかったこーとー!!
ムツキ 「バウ子ちゃん・・・そこ間違ってるよ・・・」
バウ子 「・・・・はぁ・・・ご主人元気にやってるか気になるです・・・」
ムツキ 「きっと頑張ってるよ・・・ 」
バウ子 「今頃ご主人もこの青い空を見てるですかね・・・」
ムツキ 「うん・・・ そんな気がする・・」
ざざーん
ざざーん
ざざーん
庭と財産を奪われたクージー一家・・・
主人のクージーが他鯖を放浪している間・・・ジニアでひっそりと暮らす・・・
ムツキとバウ子・・・ 一銭も持たぬ二人の生活は・・・ 貧困を極めていた・・・
食事は基本・・・拾ったゼリコ・・・!! 朝も昼も夜も・・!!

ムツキ 「さあ・・ごはんにしましょう・・・」
バウ子 「また・・・ゼリコですか・・・」
ムツキ 「でも・・・私たちアイテムだし・・・ ゴーレムとか出せないからね・・・お金が無いの・・・我慢しないと・・・」

バウ子 「もういやです・・!!このままではゼリコ病になるです・・・!!」
ムツキ 「バウ子ちゃん・・・・」
バウ子 「ご主人・・!!はやく帰ってきてほしいです・・・!!いつ帰ってくるですか・・・?」
ムツキ 「・・・・・・」

おいあれ・・・・wwwwww アルマモンスターとハートメイトじゃねwwww
あれ? っていうか・・・・ 飼い主いなくねwwwww

なにそれwwww ちょーうけるんですけどwwwwww
いじめっ子A 「っていうか売っていいんじゃねっwww 拾って売っていいんじゃねwwwwww」
いじめっ子B 「アルマとか10億とあで売れるんですけどっwww ちょーうけるんですけどwwwwwwww」
いじめっ子A 「売らね?www あれ売らね?wwwww」
いじめっ子B 「マジでwwwちょーうけるんですけどwwww」

いじめっ子A 「こんにちわーwww どうしたんですか?wwww」
バウ子 「あんたたちなんですか・・・?」
いじめっ子A 「いや・・・ww お腹空かせてるみたいなんで・・・良かったらご飯でも一緒にどうかなーとかwwww」
いじめっ子B 「直球すぎwwwww ちょーうけるんですけどwwwwww」
ムツキ 「あ・・・でも大丈夫です・・・ ゼリコいっぱいありますし・・・」
バウ子 「ムツキ・・!! これはせんざいいちぐうのちゃんすです! ご飯をご馳走になるべきです・・!」
ムツキ 「でも・・・私たち・・・お金ないですし・・・」

いじめっ子A 「あ・・それでしたら・・・・ エロ本のモデルになりませんか?」
ムツキ 「な・・・なんですか・・・;;;」
バウ子 「エロ本ってなんですか・・・モデルとかになれば美味しいご飯食べられるんです・・・?」
いじめっ子A 「食べられますよwww エロ本のモデルですしwwwwww」
ムツキ 「バウ子ちゃん・・・逃げよう・・!!おかしい!この人たち・・!!」
バウ子 「いい人たちです!ごちそう食べれるです!!」
ムツキ 「いいからっ!!」

バウ子 「ムツキ待つです・・・!!ご馳走の為にエロ本になるです・・!!」
ムツキ 「はやく・・!バウ子ちゃん!!」

バウ子 「なんだかわからないですけど・・・お腹が空いて走れないです・・・」
ムツキ 「あぁ・・・・」
いじめっ子A 「さあ・・・一緒に エロ本工場に来るんだwwwww」
いじめっ子B 「エロ本工場wwww ちょーうけるんですけどwwwwww」
じりじり・・・・
ざざーん
ざざーーん
じりじり・・・・・
??? 「おいこ・・・ら・・・おまえ・・ら・・・」

いじめっ子A 「あっ・・・!!」
いじめっ子B 「あ・・・悪魔の子・・・」

ゆにば 「犬をいじめる奴は許さないですし・・・おすし・・・」
いじめっ子A 「・・・・」
いじめっ子B 「ちょーうけるんですけどwww」
ゆにば 「そんなにエロ本が見たかったら・・・ここに・・デラ・・・べっぴんが・・・ある・・・から・・見るか・・・」

いじめっ子A 「え・・・・いや・・・その・・・どちらかといえば・・・スコラ派なので・・・」
いじめっ子B 「ちょ・・・うけ・・るんですけど・・・」

ゆにば 「許して欲しかったら・・・コンビニで・・・おにぎり・・・買ってこい・・・」
いじめっ子A 「ひぃ・・・・はいっ!」
いじめっ子B 「ちょーうけるんですけど(↓)・・・」
ゆにば 「そうか・・・ここで家族を待って・・・いる・・のか・・・いいな・・・家族がいるのは・・・」
バウ子 「ゆにばは家族がいないですか?」
ゆにば 「いない・・・いたけど・・・いなくなった・・・」
ムツキ 「そうでしたか・・・すいません・・・」
ゆにば 「いい・・・ では・・・ もう行く・・・」

ムツキ 「危ないところを助けていただいて・・・ありがとうございました・・・!!」
バウ子 「おにぎりもありがとうです・・・!ゆにばさんいい人です・・・!!」
ゆにば 「いい人じゃ・・・ない・・・悪魔の子だから・・・悪い人・・・・いずれ世界を炎で包む人・・・」
バウ子 「よくわからないけど・・・ 家族がいないなら・・・今日から私達の家族になったらいいです・・・!!」
ムツキ 「バウ子ちゃん・・・ そんな急に・・・」
ゆにば 「それはでき・・ない・・・私は悪魔の子・・・悪い人・・・きっと君たちを不幸にする・・・」

バウ子 「行っちゃったです・・・残念です・・・」
ムツキ 「ちょっと変わった人だったね・・・」
バウ子 「でもいい人です!犬好きに悪い人はいないです・・・!!」
ムツキ 「そうだね・・・バウ子ちゃんの頭・・・嬉しそうに撫でてたね・・・」

バウ子 「また・・・会いたいです・・・頭なでてもらいたいです・・・」
ムツキ 「そうだね^^」
10億のアルマモンスターとハートメイト・・・
その価値は高い・・・ そんな二人は・・・ クージーがジニアに戻るまでの間・・・
無事でいられるのだろうか・・・・
留守番二人の・・・ 不幸な毎日は・・・ これからも続く・・・・
いじめっ子A 「きっと次は売り飛ばしてやるwwwww」
いじめっ子B 「ちょーうけるんですけどwwwww」

つづく。
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