おーっ!また今晩PLLリバイバルやってくれるんですねー!しかも今回は第4回PLL! 第4回はテスト放送もリバイバルしてほしいなあw 大変な事になった祖堅さんが見れるのにw
さてさて、第4回PLLが放送されたのは、
2012年11月11日。そうなんですよねー、この日は旧FF14の一応の最終日で、最後のイベントが行われサーバーがシャットダウンされた日なのです。
後に語り継がれる
「カルテノーの戦い」の日ですね。
まあ「カルテノーの戦い」の記事は、今までいっぱい書いてきたんでまたかよと思われる方もおられるとは思いますがw
映画版からこのブログを読み始めた方もおられると思いますので、何度でも書いていこうと思いますw
第3回PLLが放送されたのが、2012年の9月4日。第4回が同年11月11日ですので、その間は約3ヶ月。
実は前回の第3回PLLの時点で、吉田P/Dが赴任してから始まった新たなメインストーリーグランドカンパニークエストは完結していました。
簡単にあらすじを。

エオルゼアに本格的に進行してきた、ガレマール帝国。
ガレマール帝国軍第VII軍団の軍団長、白銀の凶鳥ネール・ヴァン・ダーナスは、月の衛星「ダラガブ」をエオルゼアに落とすメテオ計劃を進行していました。いわゆるジオン的発想ですね。

これに対抗すべく、エオルゼア三国はグランドカンパニーを復活させ、「エオルゼア同盟軍」を結成。
帝国軍との激しい戦争が勃発。
「冒険者」もこれに参戦。当時はまだ「光の戦士」ではなく、プレイヤーはいち冒険者だったんですねー。

パッチ毎に近づいて来る赤い凶星ダラガブ。その禍々しい輝きは、闇深きヴォイドの魔物たちを引き寄せ、各地のエーテライトキャンプ等に出現し始める。
具体的には、エーテライトに個人レベルでは勝てない強さの魔物が頻繁にPOPし、テレポしたら即殺されるみたいな状況でした。

空には轟音を立て飛んでいく帝国の飛空艇。ウルダハにも度々帝国軍が侵攻してくる。
今では考えられないですが、街の中でクラフトしてたらいきなり帝国軍の軍勢が襲ってくるので、みんなでジョブチェンジしてそれらを倒し、再びクラフターを始めるという日常に・・・。
どんどんとエオルゼア全体に終末感が漂っていく。
そして最終討伐戦とも言える、「月下の戦い」が実装され、元凶ともいえるネールと決着がつく。ガルーダほどではなかったですが、なかなか難しかったですねー。
さらに、今でいう絶コンテンツ的な「紅月下の戦い」も実装。よりハードな戦いも楽しめた。
そしてこのコンテンツをクリアすると・・・。
大団円的なカットシーンを見る事ができた。一応これが、旧時代のエンディング的な扱いだと思うんだけど、今のようなスタッフロールは無かったですね。

それもそのはず・・・なんとネールを倒しはしたけど、
ダラガブの落下は止まってなかった。その事実を教えてくれたのが、アルフィノ達のおじいちゃんでもある
「ルイゾワ爺さん」。
ルイゾワ爺さんは、旧時代非常にお世話になるNPCだった。旧時代の蛮神戦は、1回戦うごとに蛮神毎に異なった「トークン」が必要だった。

ウィークデーは、決まった雑魚敵を倒しトークンを集め、週末は蛮神に挑むみたいな日常でしたね。
ちなみに、全滅した場合今のように「リスタート!」とは始まりません。負けるたびに死んだ状態で突入口に放り出される。
そこに別のPTがいれば蘇生してくれたりするんですが、それが無い場合はもよりのエーテライトまで戻りそこからチョコボに乗ってまた突入口に行き挑む・・・。そこにヴォイドがいた場合はもう最悪ですよね。

雑魚からドロップするアイテムを、蛮神に挑むトークンに変えてくれるのが、ルイゾワ爺さんだったわけですね。
なので、旧時代の冒険者からはとても慕われていたNPCでした。

そんなルイゾワ爺さんから、依頼される旧時代最後のクエスト、
それが「おわりの名は希望」。落ちてくるダラガブに抗うには、もう我々人間が
「神降ろし」を行うしかない。
我々人間が蛮神を降ろす・・・とんでもないですよね。
でももうそれしか手は無いわけで・・・。冒険者にはその下準備をしてほしいというのがクエストの内容ですね。

エオルゼア各地にある十二神秘石に祈りをささげて回る、というこのクエスト。
各地でヤ・シュトラやサンクレッド、イダ、パパリモ達とも出会いみんなで祈りをささげて回る。
とても単純なクエストではありますが、新生後は大きく形を変えるであろう旧時代のフィールドを歩き回らさせる良いクエストでしたね。実際色々思い出しながら回りました。
今現在、この「おわりの名は希望」は、エターナルバンドの前提クエストとして行われていますね。
二人が出会ったこの世界を、今一度見て回りなさいという粋なクエストですよねw
そんなクエストが実装されてから約3ヶ月後の11月1日。
「最終セーブ日」というのがやってまいりました。
この日の時点のデータを「新生」に引き継ぎますよという日ですね。なので、この日以降いくらレベルを上げても新生には引き継がれませんし、いくらギルを使っても新生には引き継がれません。
そしてそれから1週間ほどがたち・・・ついに発表された旧FF14最終イベント
「総力戦」。
エオルゼアに集うすべての冒険者に対して告げる。
リムサ・ロミンサ、ウルダハ、グリダニアの三都市が結成した我ら「エオルゼア同盟軍」は、現在、カルテノー平原に布陣するガレマール帝国軍第VII軍団を打ち破るべく、ザナラーンの地を発して北上中である。
我々は学術都市「シャーレアン」より来たりし賢人、ルイゾワ・ルヴェユール師を軍師に迎え、この地に迫る凶星「ダラガブ」を退ける秘術を敢行する。その成功のためには、何としてもカルテノー平原を抑えねばならない。
これに対し、ガレマール帝国軍はモードゥナの拠点「カストルム・ノヴム」より、増援部隊を派遣する構えを見せている。敵増援部隊がカルテノー平原の本隊と合流すれば、我ら同盟軍は窮地に立たされかねない。そこでモードゥナ南部に展開し、敵増援部隊の進軍を阻む勇士を募るものである。
この決戦は、エオルゼアの未来を賭けた戦いである。
冒険者諸君、己の武器を磨き、戦場に立つべき時が来た!
「エオルゼア」の命運を、再び掴むために!
この決戦に向け、ファイナルファンタジーXIVのサービスアカウントをお持ちの方は契約の有無にかかわらず、2012年11月8日(木)17:00 ~11月11日(日) 17:00の期間はファイナルファンタジーXIVにログインできるようになります。
【開催期間】
2012年11月11日(日)15:00~17:00
【開催場所】
モードゥナ ブリトルバーク
という熱い告知文。
僕らは確信していた・・・。本当の敵は帝国ではない・・・サーバーだと!日曜日の夕方に、殆どのプレイヤーが一斉にモードゥナに集まるわけで・・・。
もちろん報酬なんか何も無いですが、これが最後のイベントですからねw
覚悟していました、落ちたら最後、生きては戻れないと。そしてやってくる2012年11月11日。
その戦いは、まさに地獄。次から次へとモードゥナに沸いてくる帝国兵。
倒しても倒してもキリがない。そしてその戦闘の最中棒立ちしている人を沢山見かける。
それが落ちている人ですね・・・。もうきっと戻ってこれない。

常に目をやるのはここ。サーバーとの接続状況。これが危なくなってきたら離脱!
ウルダハに行ったり、モードゥナに行ったりしながら戦い続ける。

棒立ちの人も増えてきた・・・かわいそうに・・・みんなもう・・・・。
LSのチャットも静かになった・・・・敵の攻撃も弱まってきた・・・。
とても静かなモードゥナ・・・。
でも・・・少し静かすぎる・・・。
武器を納刀しようとして気づくんですよね・・・。
そうかあ・・・・これは僕が落ちてるんだ・・・・。もういっかい・・・みんなで集まったたまり場に行きたかったなあ。

こうして・・・僕のカルテノーの戦いは終わった。
この時、どうやら完全にモードゥナとウルダハのエリアサーバーが落ちてしまったようでしたね。

なので、他の街でログアウトしているサブキャラでは普通にログインできた。
僕らはいつものたまり場に集まって・・・旧FF14の最期を迎えました。
2012年11月11日17時。
定刻通り、全サーバーダウン。旧FFXIVはサービス休止となった。
僕らはサーバーが落ちた時の為に外部チャットで会話してたんですが、しんみりしている中、誰かが言ったんですよね。
「ロドストになんかムービーがあがってる!!」なになに!?なんのムービー?そう思ってみんなでそのムービーを開いた・・・。
一生忘れる事は無いであろうあの瞬間。
ムービー見ている間、言い知れない絶望感に襲われましたねー。

落ちてくるダラガブ・・・。毎日見上げたら空に浮かんでた禍々しいその姿・・・・。

それがいきなり破裂して・・・
中からバハムートが出てくる。なんの伏線も、前情報も無い。でもみんな知ってる。これがバハムートだって。
FFにおける、最大の力の象徴だと。

僕らが2年間笑って過ごした街を、バハムートが次々と蹂躙して破壊していく。
もう理解が追い付かなかったですね。ただ成り行きを見守る事しかできなかった・・・。
そんな中、ルイゾワ爺さんだけがバハムートに抗おうとしている。そうかっ!神降ろし!! みんなで祈った最後の奥の手がある!!
頼む!ルイゾワ爺さん!
神の力で再び封印されていくバハムート。よかった・・・これで・・・
…と思ったら、それも破られる!!折れる名杖トゥプシマティ!

もう・・・手は無い。

とっさに秘術を使い・・・

一部の冒険者をどこかに飛ばす。

そして光に飲まれていく、ルイゾワ爺さん。
あれだけお世話になったのに・・・何もできず・・・僕らを笑顔で送り出してくれたルイゾワ爺さん。

多分一生忘れない数分間だなあと思う。
もうこの体験は二度と体験できない、この時だけの物語。
それを体験できた僕は、それをやっぱり後世に何度も伝えて行かないとなあー。
さて!こんな壮大な流れの後、放送されたのが本日リバイバル配信される、第4回PLLです。そりゃ吉田P/Dとモルボルさんもスーツで放送するわ!って感じですよねw当時の裏話いっぱい聞けると嬉しいですねw
つづく。
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