
手の届かぬ存在・・・
そうわかっていても、人はそれが欲しいという欲求に負けそうになる時がある・・・。
だが・・・人は安価な代替品を手に入れる事で・・・、その欲求を吹き飛ばす事ができる!
人・・・それを「食玩」と言う!
「誰だっ!?」
貴様らに名乗る名は無いっ!とぅっ!!
・・・・というわけで、今回購入いたしましたのはー!こちらっ!

バンダイ スーパーミニプラ バイカンフー です。
スーパーミニプラはバンダイが展開する、ガムのおまけのミニプラモデルですね。
古くは、カバヤのビッグワンガムとかね、ダグラムガムとか、ボトムズガムなんてのがありました。
その流れを組む食玩プラモデルシリーズですね。
もはや・・・なんの説得力も無い箱の大きさですけどねw
お値段もギリギリ1万円いかないくらいでした。マスターグレードの本格ガンプラより高いってどういうことやねん。
もしこれがスーパーのお菓子売り場に置いてあって、ママーこれかってー!ってお子さんが買い物カゴに入れたら、レジでお母さん泡吹くと思う。でもご安心を!こちらプレミアムバンダイの通販限定です!食玩とは・・・?

箱を開けるとガンプラ並みのランナーが入っており、その奥でひっそりと佇むガム・・・。
このガムのおまけがこのプラモデルってわけですからね。1万円近いガムですよ。ありがたや・・・。
まあここに触れるのはスーパーミニプラのレビューにはかかせない流れですよねw

大型モデルでお値段もそこそこしますので、塗装済パーツが多いのが嬉しいですね。
シールもあるにはあるのですが、貼りやすい平面の部分がほとんど。
今回は墨入れもせずに、この塗装パーツを信じて、素組だけで仕上げよー。
5.2遊んでるから時間も無いですしねw

TV見ながら、3時間くらいで完成。
構造上フレームの無いロボですからねw 簡単に完成します。
あとで触れるダミーボディはがっちり作ってあって指が痛くなったけど・・・w
では、各ロボ及び兄さんを見ていきます!

まずは極小のロム兄さん。
小さいながらも塗り分けは完璧に近いですね。手の差し替えパーツや。頭部もマスクオンとオフが付いている。
プロポーションも抜群で、足のロールまで付いてますねー!シールは心臓部分の赤だけ。あとは塗り分けパーツですね。
貴様に名乗る名は無い!
では、どんどん行きましょう!

「剣狼よっ!」
光のエネルギーが頂点に達すると、剣狼は次元の壁を越えてケンリュウを呼び寄せるのである。

ロムは、ケンリュウと合身する事により、その力を数十倍に発揮する事ができるようになるのだ。

闇ある所、光あり。
悪ある所、正義あり。

天空よりの使者、ケンリュウ参上!
ロム・ストールっていう本名は名乗らないけど、ロボの名前は教えてくれるロム兄さんの優しさ。
ハンドル名は教えるけど、本名は教えないネットリテラシーの高さを感じますね。

差し替え、取り外しなしで、すっぽり収まる素晴らしさ。
スーパーミニプラでこれはすごい。
ところが可動は最低限になってしまいますねw

オープニングでかっこよく登場するのに、デビルサターン6にワンパンでやられる所好き。
どんどん行こう。
天よ地よ、火よ水よ・・・・我に力を与えたまえーっ!
シルシルシルシル・・・ぴかーん

たかたかたーん♪ たんたんたんた~ん♪

パァァーイルッ!!

フォォーーーメイシヨンッ!
剣狼が空中で光になる時、時を超え、次元を超え、パイルフォーメーションは完成する!
バイカンフーは、地上全てのエネルギーとシンクロし、自然現象をも変えるパワーを出すことが可能となるのだ。

バァァーーーイカンフー!
いやーっ!すばらしいっ!!!ロムとケンリュウを完 全 収 納!!

さあ!君もゴーディアンのシステムメカに挑戦しよう。
元玩具はゴーディアンが元になってるんですが、ゴーディアンはさらにもう一つ中に入るわけですからねー。偉大だったw
バイカンフーのハッチオープンかっこいいなあ。ずっと見てられそうw
中はこうして合体機構で埋め尽くされているので・・・

可動フレームが全部背面に回っているんですね。
ただこの状態だと、さすがに可動は無理なので、稼働させたい場合は、別のダミーボディを中に入れる事になります。

これが、可動用のダミーボディ。
これを骨にする事で、背中の外付け関節を外すことができる。
そんでこれがまた、めちゃめちゃ優秀なんですよっ!!

かなりグリグリ動いて、合体モデルから一気に可動モデルにメタモルフォーゼする。
劇中のカンフーアクションも思いのままですよ!

サンライズ!ボンバー!!

奥義を受けろっ!!

ゴッドハンド!スマッシュ!!


成敗!!
実はアニメ本編ではほとんど使って無いゴッドハンドスマッシュ。
バイカンフーの技ってその場で今考えたよね?っていうくらいわかりやすい名前なのが好きですねw

サイズも結構大きくて、1/100ガンダムと並べるとこんな感じ。
ミニプラの概念はもうどこかに行ってしまったのだ・・・w

EX合金のアールジェタンと。これで80年代ロボのマシンロボ系はコンプリートですねー。

魂版も持ってましたが、購入の決め手はやっぱりこのスタイルの良さですね。
魂版はどうしても、肩幅がありすぎるプロポーションが好きになれなくて。
このスーパーミニプラ版は僕的にベストプロポーションだった。
スーパーミニプラの合体変形はどうしても差し替えがメインになりますが、こういう形で合体と可動を差し替えで選択するという方式はおもしろいですよね。そしてやっぱりバンダイは品質がいいです。組んでる時の安心感は相変わらず素晴らしい。合金系玩具は高額化の一途を辿っていく現状なので、モデロイドやスーパーミニプラの存在はありがたいですよね。
まだ2月ですが、今年のベストバイ候補ですねー。おすすめ。
あ!・・・・・・・・ガム食べよ・・・。
独身万歳!!