
つい先日の事。
ぴぃさんの会社の社長さんから、うちの開発中のゲームをちょっと遊んでみませんかというメールを頂きました。
そう、ぴぃさんの会社は元々ゲーム会社ですからね!株式会社あまた!
そんな発売前のゲームを遊ばせてもらえるなんてゲーマーとして断る理由はありませんよね!
という訳で行ってきました。
会社に付くと、会議室に通されてた。広くてきれいな会議室。
その会議室には一台を中心として様々なケーブルや機器が接続されていた。
これから僕が遊ぶゲームは「Last Labyrinth」というVRゲームだという説明を受け、
その後、カチャカチャとVRゴーグルを装着させられた。
いや・・・ちょっと待って!! 僕もVRの機材を持ってるからVRゴーグルは何度も付けた事あるけど・・・
VRゴーグルを人に付けてもらうのって・・・
ショッカー感が半端ない。
視界が奪われるので、このまま改造手術されるんじゃないかって気になるw
ゴーグルを装着され、目の前にはあまたのロゴが映っている・・・・。
なんか・・・怖い・・っ! 何かの実験なのかこれはっ!?
そう思っているとゲームがスタートし、これといった説明もなく暗い部屋に放り出される。
まあなんつうか・・・周囲を見渡して状況を確認したら・・・ちびりそうになったよね。

VRの中にいる自分の状況これなんで。
自分以外の人にVRゴーグル付けられて、気が付いたらこの状況ってもう涙目になるよね。
しかもなんかほんとは縛られてないのに動けない感じがする・・・。
象の杭って知ってます?象を調教する時って最初地面に鉄の杭を打ち込んで、そこに鎖で繋ぐんだって、そしたら象はもう動けないもんだって思いこんで鎖を外しても動かなくなるらしい。今なら象の気持ちわかるわ・・・。
頭は自由に動かせるので周囲を見て見ると、女の子が一人立ってる。

そして女の子が何やら語り掛けてくれるんだけど・・・聞いたことが無い国の言葉なんですよね。
なんか寝ざめの悪い夢を見ているような感じ・・・。
そんな状況からスタートするLast Labyrinth。
自分に許される事は、たった2つ。
1つ目は、首を動かして気になる部分を額のレーザーポインターでポイントし、ボタンを押す。
すると、この女の子がそこに移動してくれてスイッチを入れてくれたり、ギミックを解除してくれたりする。
2つ目は、女の子がわからない言葉で何かしらをこちらに聞いてくるので、首を縦に振ったり横に振ったりしてYES/NOの意思を伝える。
このたった2つのアクションを駆使して恐ろしい洋館から脱出するという脱出ゲームなんですね。

女の子の名前は「カティア」と言うらしい。
聞いたことが無い言葉で話すので、何を話しているのかはさっぱりわかりませんが、こちらの指示に健気に答えてくれる。
動けない僕に代わっていろんなギミックを解除してくれたり車椅子を押してくれたりと完全介護してくれる。
なんだか申し訳ないねぇ・・・・となぜか自然とおじいちゃん口調になってしまうほどに。
ゲームを進めていくと、言葉でのコミュニケーションはまったくできないのに、意思疎通ができている気持ちになってくる。
そうなってくるとね、やっぱりなんだかかわいく思えてくるんですよねw
なるほどこれが吊り橋効果というやつか!
遊ばせてもらったのは序盤だったので、さほど謎解きも難しくは無かったけど、後半に進むとさらに過酷な謎解き等が登場してくるとの事。
プレイしていた時間は、体感で20分くらいかなと思ったら40分も遊んでいたそうだ。
そんだけ没入感あるってことだなあ・・・続きもおもしろそう。

クリアできたからか、社長がカティアのシールをくれた。
もういい大人なのにシールもらってちょっと嬉しかったよww
わずか40分だけどそんくらいカティアちゃんに思い入れが出来たんだとおもう。
素直にもうちょっと遊びたいなーって思ったもんなあ。
製品版が出来たらちゃんと買ってレビューしようと思いまっす!
貴重な体験をさせていただきありがとうございましたー!