
女神幻想ダイナスティアにFF14をさらに面白くする要素が隠れている。
そう思い、一度は打ち切られたダイナスティアの調査を再開するマイディー。
先輩の聖乙女に掲示板を使い、聞いてみた。
そして・・・とてもありがたいことに、2名の聖乙女様が早速返事を書き込んでくれた。
この世界で、この残念な世界で先輩聖乙女さんは何が一番楽しいのか?

まず驚いた事は・・・
聖乙女様は自分以外もみんな「~ですの」口調である事だった。
い・・・いや・・・そこは別にどうでもいい事だ。
この二つの意見。
共通する事は・・・誰かと会う、話をする事。それが楽しいという事。
他の書き込みも見てみる。

発見① 誰もこのゲームの愚痴を言っていない。
発見② みんなアドバイスしあっている。
発見③ 初心者の書き込みが多く、それを皆でフォローしている。
発見④ 一度引退して帰ってきている人も多い。
情報を統合してみる。
みんなこの世界が大好きで、初心者が多く、それを先輩達が暖かく見守っている。
そして誰しもが他の聖乙女との交流を望んでおり、輪が広がっていっている。
ダイナスティアは掲示板からフレンド登録が可能であり、その後個別に交流しているようだ。
マイド 「初めてのオンラインがこのダイナスティア・・・」
それなら・・・他を知らないので、どんなシステムでもそれが普通と思いますね・・・・
そうか・・・

システム。

バトルのおもしろさ。

用意されたストーリー・・・。
FF14のアンチと肯定派が争っているほとんどの事って・・・・
どうでもいい部分なんじゃないか?
思い出してきた・・・

初めてオンラインゲームをやった時の事・・・。
システム的にはかなり辛いゲームだった。でもそれが普通だった。比べる物を知らないから。
自分以外の人間と初めて話をした時のこと。
僕は、どうしてもゲームの進め方が解らず、チャットを使って・・・
「誰か、初心者はどうすればいいか教えてください」
とオープンで話したんだ。
「最初はダーウィンの街に行けばいいよ、あそこから始めればいい」
自分の質問に誰かが答えてくれた。
ドラゴンクエストⅠ。
王様に問われる。
竜王を倒してくれないか?
はい
いいえ
「いいえ」を選ぶと「はい」を選ぶまで王様はただただ、同じ台詞を繰り返す。
それが今までやってきたゲームだった。
オンラインゲームは違う。答えてくれた人はプログラムじゃない。
人間だ。
それが、とてつもなく感動した。
その後、とても素敵な人たちに出会い、たくさん助けてもらい、その世界にいる事が嬉しくて仕方なかった。

そうか・・・人だ。
やっぱり人だ。
「エオルゼアという世界」
・・・だけじゃないな・・
「オンラインゲームでいう世界」
それは、空や海や建物、モンスターやストーリー。
それだけじゃない。
そこで生きる人も含むんだ。
だからか・・・
ダイナスティアで生きる人たちは、輪が出来ているし、新しく入ってきた人も輪に馴染んでいる。
引退していた人も、戻ってきている理由に、そこに友達がいるからと挙げている。
ダイナスティアに帰ってきているんじゃない。
友達の輪に帰って来ているんだ!
オンラインゲームをしている人達はみんなはゲームをしているんじゃない・・・
友達と遊んでいるんだ。
ソロプレイヤーは別として・・・

足らない物はこれだったのか・・・・

その世界に生きる人との交流・・・それが・・・その世界を生きるという事・・・・
そう・・・
いろんなオンラインを旅してきたけど・・・・
実は今まで・・・・・

マイディーレーサー 「その世界の人たちとの交流は極力避けてきた・・・・」

盗賊・マイディー 「それはその世界を最後まで見る気が無かったから。
いずれそこを去るから・・・」

マイディー・ロボ 「いつかECOに帰るから。だからECOの仲間としか遊ばなかった」

トマトのマイディー 「それはその世界を楽しんでいないんじゃないかな?
その世界を知った事になんないよ。」
FF14でも同じだった・・・・
友達を作ろうとか思っていなかった。

パーティーキャッスルは違っていた。

そこにいる人たちと触れ合えた。この世界にはそれしかする事が無かったから。
いくつかの別れもあった。
でも友達もたくさんできた。
だから・・・あんなに楽しかったのか・・・
ビシッ
わかった・・・・何が足らないのか・・・・
「エオルゼアで生きる事」というのは・・・1人で生きる事ではない。
ビシッッ!

「エオルゼアに生きる人たちと共に生きる事」!!
それこそがFF14を心底楽しむ為に必要な事なんだっ!
別れを怖がって、出会いを避けるのはおかしいんだ・・・
ECOでは出来ていたのに・・・他のゲームではそれができていなかった・・・
「出会いや別れ、それを繰り返しながらその世界の人たちと触れ合う」
ビシシシッ!!
それこそが・・・

ビキキキキッ!!


わーわー!ヒューヒュー!

マイディーレーサー 「おめでとう!」

マイディー・ロボ 「おめでとうございます!」

盗賊マイディー 「おめでと~♪」

トマトのマイディー 「おめでとーー!」

マイディー 「ありがとう!」
思考のゴールに辿り着いた!
ああ、すっきりー!
目から鱗、シンジ君に人類補完計画。
成すべき事を改めて認識できたー!
ありがとう、聖乙女様。
ダイナスティアという世界で、貴女方が大事にしているのは人の輪なんですね^^
当たり前でいて、忘れていた事を思い出すことが出来ました。
FF14・・・システムがダメだって?
ゲームとして満足できないって??
でも! エオルゼアにはたくさんの人がいるじゃないかっ!
エオルゼアの人たちと共に生きる・・・
それこそが醍醐味なのであれば、システムやストーリー、そんなの関係ないって事だ。
FFはグラフィックだけじゃない。
人を集める力がある。
そこには、他のオンラインには無い、もっと多くの出会いが待っている。
日本人だけじゃない、海外の友達だっていっぱいできるかも知れない!
オラ、ワクワク致しますw
ミコッテのマイディーさん・・・
新しい旅立ちです!!
つづく。