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    光のでぃさん 第Ⅶ話 『光のお父さんは本物の光の戦士だ。』を振り返る。

    でぃさん第七話0001

    2017年5月31日深夜・・・

    稲葉家のリビングに、スタッフさん達が集まって一緒に最終回を見よう!という企画が持ち上がりました。

    なんだかこう・・・文化祭の打ち上げみたいな雰囲気・・・。

    でぃさん第七話0002

    みんなでお菓子やお酒を持ち寄っての集まり・・・

    撮影当時のいろんなエピソードを振り返りながら放送開始を待つ・・・

    でぃさん第七話0003

    ぼろぼろの台本には、光生とマイディーのつながり部分の打ち合わせのあと。

    でぃさん第七話0004

    照明のくまちゃんが教えてくれたフラッグ・・・。

    でぃさん第七話0005

    父さん!火に気をつけて!のコンロ・・・。

    でぃさん第七話0006

    いろんなスタッフさんにお話を伺っても、皆さん口を揃えたように言ってくれる言葉があった。

    「こんな現場はそうそう無い。」

    こうして撮影を終えたスタッフが、集まり最終回を見るなんてイベントはまず無い。

    これは、TVドラマ【光のお父さん】の撮影を通して、現場スタッフの絆が強く結ばれたからだと言う。

    真剣に目標に向かって進む旅は、その道が困難であればあるほど
    仲間同士で助け合い、励ましあって絆は深まる。


    それは、オンラインゲームもリアルも・・・やっぱり変わらないんだと僕は思えた。

    でぃさん最終回1

    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅶ話 『光のお父さんは本物の光の戦士だ。』

    仲間から、大ボス・ツインタニアを倒したら父・博太郎(大杉漣)に正体を明かすのかを聞かれ戸惑う光生(千葉雄大)父はゲームを心から楽しんでおり、目的は達しているのではないかと逡巡する。

    ツインタニア攻略は困難を極め、負け慣れてくるメンバー達。そのタイミングで父の手術の日程が決まる。

    光生は、手術までに攻略できない場合、自分達の「負け」を宣言する。
    死なない世界、繰り返し挑戦できる世界での「負け」宣言は、プレイヤー達の意識を大きく変えていく。

    そして、それはこれから手術に向かう父に対してエールであった。

    博太郎の必殺技により勝利を収める光生達。

    光生は意を決し、父親に問いかける。

    「エオルゼアは楽しかったですか? お父さん」






    でぃさん最終回001

    「監督!振り返りの旅も今日で最後ですねーっ」

    「名残惜しいですね・・・」

    「ほんと・・・7週間なんて始まってみればあっという間でしたね」

    でぃさん最終回002

    「最後もきっちり振り返りましょうか。」

    「そうですねっ!最終回なのでついつい感傷的になりそうですが、後に続く人達の為にきっちり記録を残しましょう。」

    「最終回はエオルゼアパートも多かったですしねー」

    でぃさん最終回003

    「まずは、突っ込みも多かった、『修行』シーンからですねw」

    「僕らの中で 『カタナシーン 』って呼んでたシーンですね。」

    「脚本作っている時に、最終決戦の前はやっぱり刀を研いだりして準備するシーンとかいるよね!って事から『カタナシーン』って呼ばれるようになったんですよねw」


    でぃさん最終回004

    【カタナシーン】

    ツインタニアとの最終決戦を前にじょびメンバーとインディが滝行をしたり、組み手をしたりするシーン。
    このような行動をとってもゲーム内では何一つ恩恵は無く、ゲーム的にはまったく意味の無い行動をとっている。

    でぃさん最終回005

    「そもそもボクシング映画だって、戦争映画だって何の準備も無く最後の敵には行けないわけですよ。」

    「そうですね、最終決戦に向けて、覚悟を決めるシーンとかありますしね」

    「まさにそれですね」

    「実際のユーザーは、木人を殴ったりして練習したりすると思うんですが、そうしなかった意図みたいなものはありますか?」

    「ストーリー的にも気持ちをひとつにしないといけないシーンですからね、スポーツ的要素を入れた方がぐっと盛り上がると思ったんです。」

    でぃさん最終回006

    「それを表現する為にシーンの組み合わせもキャラとして成立するように組んでいます。」

    「カタナシーン」で各メンバーが行っている修行イメージ

    ・病に負けない精神力を練るインディ
    ・「先生」と「弟子」の組手
    ・ふだんお調子者のきりんちゃんのソロ練習
    ・みんなの為に武器を研ぐ親方


    「なるほど・・・淡々と木人を叩くだけでは、キャラクター性も出せませんしねー」

    「何もしなければ予定調和になってしまった ツインタニア戦が、このカタナシーンを入れる事でちゃんとストーリーに組み込まれたわけですね」

    「個々の想いをもって準備を行い、最後の行軍で気持ちがひとつになった事を表現したわけですね。」

    でぃさん最終回007

    「夜明けとともに丘の向こうから現れる・・・ああこれはも最後の決戦で勝ちに行ってるというイメージ。夜明けってそういう意味が潜在的にあるので、狙いましたねー。」

    「あの行軍シーンは緊張しましたよ、一発勝負でしたしねっw 」

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    【砂漠の行軍シーンの撮影】

    砂漠の行軍シーンはスタート地点からゴール地点まで徒歩モードで移動、その最中に空が明るくなってくるという非常に難しいシーンだった。 天気は快晴限定。

    しかも一度ミスをすると次の日の出まで70分待ちというミスが許されない状況。
    万が一誰かが寝落ちしても撮影ができるよう、マイディーを戦闘に自動追尾を設定し全操作はマイディーに委ねられた。

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    「しかもこの丘・・・足を踏み外すと落ちるんですよね・・・いやはや緊張しましたw」

    「そうですね、でもそのお陰で下から煽っても撮れますから、ここはほんといいスポットでした。この丘を作ったフィールド担当者にお礼が言いたいくらいですよw」

    「まあなんとか一発OKでしたけどねw」

    「マイディーさんが砂塵とともに現れたので、撮りながらおお~っ!って思いましたよw」


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    【『見立てる』という表現方法】

    オンラインゲームによくある文化「見立て」

    例えば既存の家具を組み合わせて、実際には実装されていない冷蔵庫や家電製品などに見立てて飾ってみたり。
    まったく意味合いの違うエモートを組み合わせて、ラブシーンに見立てて撮影してみたり。

    そういった創意工夫もオンラインゲームならではの文化であり、夢が広がる部分でもある。

    今後「ゲームパート」の撮影には、現役ユーザーの協力が必要不可欠になってくるだろう。

    なぜなら、エモートは日々新しいものが実装されていくが、実生活のすべてのアクションを揃える事はほぼ不可能であり、この「見立て」の知識が必ず必要になってくる。

    そしてそれは、長く遊んでいるからこそ身に付くものであり、付け焼刃ではどうにもならない部分でもあるからだ。


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    「そしていよいよクライマックス、最後の決戦ですね。」

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    「あ~・・・なんだろう、この・・・実家に帰ってきたような安心感・・・。」

    「まあ相当通いつめましたからねw」

    「下限、通常、制限解除・・・いろんな方法で突入しましたねー」

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    「とにかくツインタニア戦は素材を集める作業でしたね。」

    「普通にカメラを回しながら、たくさん戦って偶然撮れた使えそうなカットを集めるってやつですねw」

    「まあ、戦場カメラマンですよねw 10分くらいまわして使いどころが2秒とか普通にありましたよ・・・。」

    「そうなりますよねw 基本は主観カメラでの撮影でしたか?」

    でぃさん最終回0014

    「そうですね、僕の他にPTメンバーが7人いますので、誰かをターゲットした上で景観カメラ使ってましたねー。」

    「グループポーズはアクション未対応でしたもんねw」

    「景観だと、被写界震度が付くので綺麗に撮れるっていうのもありましたけど、やっぱり構図にこだわれるというか時間はかかるけど主観では撮れない映像を切り取ってくれるので重宝しましたね。」

    「ツインタニアと戦ってる時って必死であまり細かい部分まで見れないじゃないですか、それがじっくり見れたのがユーザーにとっても嬉しかったですよ」

    「普段は見ないだろうっていうアングルから撮ってますしねw」

    でぃさん最終回0015

    「ツイスターで吹き飛ばされるシーンとか、こんな作りこんでたの!?って感動しましたもんw」

    「ツイスターと言えば、大杉さんのあの演技、インディがツイスターを受けるシーンを初めて見たときと同じリアクションだったそうですよw」

    「どうりで・・・w 初めて食らった時ってああなりますもんねw」

    「ツイスターは誰に来るかわからないから、マイディーさんの飛ばされるシーンを撮ろうとして自分が飛ばされたりとか普通にありましたしね・・・」

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    「死んだら死んだで、開始地点に戻って戦闘サークル外からカメラ回したりしてましたもんねw さすがプロだ!って思いましたよw」

    「必死でしたよねw」

    「リアルパートのゲーム画面の使い方も感動しました。」

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    「画面に映ってるインディから、ツインタニアの残りHPに目線が動いて、バッとアップになるんですよね。あれはゲームやってる時の目線そのものでカッコよかった。」

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    「バトル全般に言えることですが、画面を見ている光生や博太郎は的のHPが残りいくつか把握できるけど、マイディーやインディーには見えてないわけですよ。」

    「たしかに・・・」

    「なので、敵のHPがあとどれくらいなのかという表現はエオルゼアパートではできないですよと、脚本の最初の段階から伝えてました。なのでそれらはゲーム画面で伝えないといけないんだと、理解してもらえましたね。」

    「逆にそれが緊迫感を醸し出してくれましたね」

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    「そして最後のLBシーンですね」

    「あれは・・・・かなりカット撮りましたねw」

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    「ずりゃああ!の構えで1カット、横からワイドで1カット、ツインタニア越しで1カット、エリア外から1カット・・・そしてツインタニアが倒れる所で1カット・・・合計5カットかな」

    「AAしながら放置で必死でゲージ溜めましたねw 5回もやってたのかw」

    「詩人LBが かっこよくなって良かったですねw」

    「実際の計画当初は詩人のLB回復でしたしねw ドラマとはいえ撃たせてあげられて良かったですw」

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    「もうツインタニアは当分いいですね・・・・w」

    「ww」


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    「長かった振り返りの旅もいよいよラストですね。」

    「長くて楽しい旅路でしたねー」

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    「最終回は結構脚本から苦労しましたねー」

    「そうでしたね」

    「初稿とかはⅥ話に引っ張られて、完全に闘病ドラマになってしまってたりしましたねw」

    「意見をお互いに出し合って、一番いい着地になったんじゃないでしょうかね。」

    でぃさん最終回0030

    「綺麗に着地できたのもそうですが、最終回の日に監督やスタッフさんが集まってリアルタイム視聴会を開いてくれたって言うのもなんだか僕は嬉しかったんですよね。」

    「そうですね・・・スタッフってみんな表立って作品批判とかはしないですが、心の中でやっぱり思うところがあるもんなんです。仕事でお金をもらっているとはいえ、映画やドラマが作りたくて現場にいるんで・・・こう・・・あるんですよ・・・個々の【美学】が・・・」

    「美学・・・」

    でぃさん最終回0031

    「その美学がちぐはぐだと、部署で喧嘩になったりします。殴り合いにまでは行きませんが罵り合ったりとか・・・。でもその美学が同じ方向にまとまって行くと、同じ感覚を持っている同士でその力が爆発するわけです・・・。」

    「現場によっては、ギスギスしたり、共感して力を出し切れたり・・・
    なんだか固定PTに似てますね」


    「たしかに似てますねw 今回の現場は後者だったので、また集まりたい!っていう気持ちになったんでしょうね」

    「うれしいですね。」

    でぃさん最終回0032

    「それともうひとつ・・・現場って、こう・・・なんていうか・・・『僕らの作るものって本当に誰か見てくれるの?』っていう不安が付きまとったりするんですよ。」

    「ふむふむ・・・・」

    でぃさん最終回0033

    「でも今回、みんながいつもと何か違うぞと感じたのは、ブログの光のお父さん、光のぴぃさんを通してこのドラマに対する期待の声が現場まで届いていたわけです。」

    「読者さんたちの熱量・・・」

    でぃさん最終回0034

    「このドラマがどういう経緯で企画されたのか、そしてそこにどれだけの人が光を感じたのか・・・その必要とされる声が、スタッフさんや役者さんみんなに伝わっていたからこそ、みんなそれに答えようとして あれだけの熱量を持った現場になったんだと思いますよ。」


    「・・・・・・。」

    「原作者、監督、スタッフ、プロデューサー、役者・・・そして視聴者・・・本当に、みんなで作った・・・ドラマでしたね。」

    でぃさん最終回0035

    僕たちは、1年半かけて、TVドラマ【光のお父さん】を作った。

    完成したのは、本当の多くの人の「想いの力」がひとつになったからだと思う。

    ひとりひとりの熱量がひとつひとつ重なり大きな熱量となり完成した。

    ゲームなんかで言うと、人々の祈りの力がひとつになって大きな困難を退けた・・・そんなストーリー。

    でぃさん最終回0038

    ロールプレイングゲームのエンディングでよくあるシーン。

    最後のボスを倒し、敵の城が爆発炎上する・・・まわりのみんなは主人公を心配して、無事に脱出できるように祈る・・・。
    大きな爆発が起こり・・・もう駄目だと思った瞬間・・・テーマソングに乗って主人公が脱出してくる。

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    博太郎の手術から1年後の稲葉家・・・

    光生と母との不穏な(?)会話の後・・・FFのメインテーマに乗り、「光生・・・ちょっとええか?」と扉を開ける博太郎。

    ちょっと笑えるシーンではあるが、命をかけて大きな敵を倒し、死の淵から無事脱出してきた博太郎の帰還である。


    現実社会の人間たちは、オンラインゲームの世界の人間たちのように剣を持って戦いはしないが、社会のいろいろな物と戦っている。

    いろんな悩みを抱えて、いろんな苦労を背負い込んで・・・現実と戦っている。

    そしてそれを助けてくれるのは、いつだって仲間たちや周りの人達の力なんだ。

    でぃさん最終回0035

    「オンラインゲームというのは悪い事ばかりじゃないんだよ。
    考え方や受け取り方、活かし方で 人生においてこんなに素晴らしい物になるんだよ。」


    「それはなぜですか?」

    でぃさん最終回0034

    「それはそこに人がいるからです。」

    でぃさん最終回0036

    「人と人とが繋がり、思い出を共有することで 共に成長していけるからです。」

    そしてその経験は、少なからずともプレイする人の現実世界にも影響を与えるでしょう。
    そこに人がいる限り、本質的な部分は、オンラインゲームも現実も同じだからです。

    だから、この親子のようにゲームがプラスになる事だってあるんですよ。

    それがTVドラマ【光のお父さん】においての最大のテーマなのだと僕は思う。

    でぃさん最終回0037

    そしてそれを伝え切れたのは、本当にたくさんの人の想いの力でした。

    このドラマを作り上げたことで、少しでもかまわないからオンラインゲームの誤解が解けるといいな。

    僕は今回、リアルでもエオルゼアでもたくさんの新たな仲間ができた。

    とても心強い仲間たち。

    この作品の製作に携わった皆さん。

    ご視聴いただいた皆さん。

    本当にありがとうございました。

    皆様から頂いた想いの力を大切に、僕はこれからも「オンラインゲームの可能性」を追求していこう。

    きっとこの先にもっとたくさんの面白い事が待っている。

    でぃさん最終回0039

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    光のでぃさん 第Ⅵ話『光のお父さんはすべてを打ち明けた。』を振り返る。

    でぃさんⅥ話001

    人はいろんなものを背負って生きている。

    朝 新聞を配達する人も、昼間にお弁当を買ったコンビニの店員さんも、夕方の電車で転寝をしているサラリーマンも・・・

    楽しいことや苦しいこと、嬉しいことや悲しいこと誰もが懸命に今を生きて、自分の人生の物語を綴っている。

    みんないろんなものを背負って生きている。

    でぃさんⅥ話002

    でもそれは、オンラインゲームの世界も同じだ。 
    プレイヤーキャラクター全員にひとつひとつの『命』がある。

    僕達が毎日モニターを通してチャットで言葉を交わしている人たちは血の通った『人間』なんだ。

    たしかにオンラインゲームも世間から見れば「たかが、ゲーム」かもしれない。

    でも・・・・そこで出会う人々は、「本物の人間」だ。

    だからこそ・・・ひどい事を言われたら傷つくし・・・

    励まされたら・・・頑張ろうという気持ちになる・・・。

    でぃさんⅥ話

    オンラインゲームでの世界では、これらのリアル環境の情報をベラベラと話すのはタブーとされている。

    しかし、共に冒険を重ね、友情を育み、多くの思い出を共有していくうちに・・・「実はね・・・」と本音を語ってしまうこともある。

    そしてその答えが・・・人生を変えてしまう事だってある。

    人の本質が「肉体」ではなく、「心」だとすれば。
    その「心」が互いに意思疎通できる環境を「社会」とするならば。

    オンラインゲームのは もうひとつの「社会」と言える。

    だからこそ1

    だからこそ・・・!!

    この仮想の世界で人と人との間に生まれる「言葉」、交わされていく「想い」は間違いなく本物だ。

    そしてこの仮想の世界で今日も紡がれていく たくさんの「思い出」たちもまた、まぎれもない本物なのだ。

    オンラインゲームで得た「気づき」や「出会い」が、リアルの世界を大きく変えることだってたくさんある。

    オンラインゲームというのは悪い事ばかりじゃないんだよ。
    考え方や受け取り方、活かし方で 人生においてこんなに素晴らしい物になるんだよ。


    TVドラマ【光のお父さん】 第Ⅵ話の後半のチャットシーン・・・・。

    このドラマのあらゆるものが、あそこには詰まっている。

    でぃさん第Ⅵ話111

    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅵ話『光のお父さんはすべてを打ち明けた。』

    父・博太郎(大杉漣)が病気であることを疑い始める光生(千葉雄大)
    光生の心配をよそに父・博太郎(大杉漣)はゲーム内で知り合った友人たちとのプレイを楽しんでいた。

    そんなタイミングで独り残業を頼まれる光生。

    外出先で大野(長谷川初範)から、父の病気のことを聞き、疑念が確信に変わる。
    父に直接、真意を確かめたい光生であったが、自宅に帰れず、父も電話に出ない。

    意を決した光生は自前のノートパソコンでゲームにログインする。

    蘇る数々の思い出の中、ボスを倒し、再びゲーム内でふたりになる光生と博太郎。
    苦悩する光生に父が訥々と語り始めた真意とは。

    光生は知らず知らずの間に父に生きる喜びを与えていたことを知る。





    でぃさんX11

    「監督・・・いよいよⅥ話の振り返りですね・・・」

    「早いですね・・・。」

    「今日はがっつり2人で語り合いますか・・・・」

    「そうですね・・・」

    「第Ⅵ話から、8人PTでの撮影が始まったんですよねー、
     Ⅶ話のエーテライト前のシーンがえらく時間かかりましたよね。」


    でぃさんX130

    「ここでもまた、新たな『ララフェル問題』がでてきましたからねw」

    「そうでしたねw」

    でぃさんX12

    「ゲーム内で撮るといっても、実写を撮る時とそんなに変わらず 大人数の時は立ち居地の関係で役者さんの顔が隠れてしまったりするわけですよ。」

    「ふむふむ」

    「ララフェルは身長が低いので、キャラクターが並ぶ時に必ず前に立たせないといけない!」

    「集合SS撮る時なんかもそうですしねw」

    でぃさんX15

    「なので、大勢が出演するシーンはまず最初にララフェルの立ち居地を決めてから、他のキャラクターを配置するという手順が必要になるんですよね」

    「重なるとかぶってみえなくなりますもんね」

    「カメラを構えてみて、かぶりがないかどうか、座ったほうがいいか立ったほうがいいか微調整しながら指示を出していましたね。」

    「人が増えると手間も増えますから、大変でしたねw」

    でぃさんX16

    「でもあまり細かいエモートの指示は出さなかったでしょ?」

    「言われてみればたしかに・・・なんでです?」

    「これが、ゲームだからですw」

    「ゲームだから?」


    でぃさんX19

    【キャラクターが集団で演技をする時の工夫】

    プレイヤーキャラクターは、色々な種族がいるとは言え、これはゲームなので全てプログラムされた動きで動いている。

    例えば振り返る首の速度や、歩く速度、エモート時の手足が動く速度は、個別に設定されていない為、動きのタイミング等をキッチリと決めてしまうと、あまりにも動きが揃ってしまい不自然に見える。

    監督は、キャラクターアクターの動きを自然に見せるため、エモートのタイミングやしゃべりだしのタイミングを細かく指示せず各キャラクターアクターの感性や感覚にゆだねる事であえて動きを不揃いにして自然な画作りを心がけた。

    でぃさんX120

    「そうするとおもしろもので、各自キャラクターが出ましたねw」

    「それはありましたねーw」

    でぃさんX121

    「あるちゃんはエモートを正確に刻むし、こるりちゃんやめるくんはエモートが多めだったり・・・」

    「きりんちゃんは寝てるし・・・」

    「キャラクターアクターの性格が如実に出ますよねw」

    「それがおもしろかったですよねw」

    でぃさんX122

    「僕このシーン何気に難しかったんですよw」

    「何回か撮りなおしましたねw」

    「ここって、
    あるちゃんたち喋る ⇒ 立ち上がる ⇒ 歩き出す ⇒ マイディーが後ろから出てくる
    って流れじゃないですかw」


    「そうですねw」

    でぃさんX123

    「みんなの演技がばっちりでも・・・僕の停止がうまくいかないとNGになっちゃうんですよっ!」

    「長回しでしたしねw」

    でぃさんX124

    「ここで止まっても浮いちゃうんでアウトじゃないですかw 手前過ぎてもインディから離れすぎても駄目だしw」

    「浮きねw」

    「エモで表情入れながら走ってベストポジションで止まるのってただでも難しいのに、長回しだからミスったらまた あるちゃんたち喋るの所からやり直しになるから、超緊張ですよw こんなの大縄跳びだー!とか思ってましたw」

    でぃさんX125

    「僕は僕で、ワイドな構図だし ごまかしきかないし、インディに入ってカメラ回しながら居眠りエモさせてって大変でしたよw」

    「このシーンって何気にレベル高い事してるんですよねw」

    「ちょっとしたシーンですが、僕の欲がでまくってますねw」

    でぃさんX126

    「でも、ここはエオルゼアパートの中でも重要なシーンに繋がる入り口ですからねー」

    「ここから先が大変だった・・・」

    でぃさんX127

    「光生が博太郎の病気の事を知って、会社からログインして突入する魔導城ですね。」

    「ここは脚本から苦労してましたよねw」

    でぃさんX128

    「今までの色々なものがここからのシーンに集約されてますもんね。」

    「そうですねー」

    でぃさんX131

    「僕がこのシーンを初めて見た時にグッときたのは、『光生の声』ですねっ」

    「エオルゼアパートに初めて明確に入る光生の声」

    「そうなんですよ!エオルゼアパートって光生の心象風景じゃないですか、だから声も南條さんの声になってる・・・・」

    「そうですね」

    でぃさんX129

    「しかも、今までの全てを否定する『ゲームなんてしてる場合じゃなかった』という台詞。

    光生は仕事中だっていうのに、自分のノートを出してきてなんとか父と話をしたいとログインする・・・。

    でもなんて切り出せばいいかわからず、流されるまま魔導城に・・・

    でももう いろんな物が自分の中から剥がれ落ちていって、
    気持ちが入らず、ちゃんと 『マイディー』 になれない・・・。」


    でぃさんX132

    「リアルでショックな事があった時ってID行くとまさにあんな感じに見えるんですよね・・・
    頭の中では完全に別の事を考えていて、気が付いたらみんな進んでたり、途中の記憶が曖昧だったり・・・手の感覚だけでIDを進める・・・あの辛さ。」


    「ちょっと高度なオンラインゲームあるあるw」

    「あのなんとも言えない感覚が、ちゃんと映像になってるんですよね、魔導城では結構具体的な指示もくれていたので、そういう事か!と感動しましたw」

    でぃさんX133

    「『これでいいはずだ!』と思いながら撮ってましたw」

    「ほんと、そこが感動しましたw」

    でぃさんX134

    「このシーンでとにかく重要なのは、『光生の思考に寄り添う事』でした。」

    「ふむふむ」

    「光生=マイディーの表情や、しぐさ、みんなといるけど孤独な視点・・・・
    そうなると彼の脳裏にあるのは、お父さんとの思い出しかないわけで・・・」


    でぃさんX137

    「会社にいる光生の脳裏には、靴紐のくだりとか、忘れていたような2人の時間が流れていて・・・

    でぃさんX135

    それでいて、エオルゼアでの2人の時間もまた、思い返されているだろうと」

    「それで全てのシーンが断片的に・・・」

    「そうですね、実写パートの絵を入れる事も考えましたが、ひとつの感情のラインを冷静に見るともうマイディーは光生だという事見ている人にも伝わっているだろうから、ゲーム内だけのほうが感情に訴えかけられるだろうと考えました。」

    でぃさんX139

    「セオリーとして こういう時は音楽の力を使うと決まっているので、2人の時間が濃密なカットを集めて集めて、パズルのように当てはめました。」

    「おお・・・」

    「最後に爆発を使うのは決まっていたので、お父さんのモノローグをどういかすか・・・」

    でぃさんX138

    「リバーブ強めからだんだん弱くなって、
    最後、病気なんです・・・は、はっきりと聞こえる・・・。」


    でぃさんX140

    「で、父さん・・・・という言葉かなと」

    「なるほど・・・」

    でぃさんX141

    「実は、『父さん・・・』のモノローグはちょっと強めのタイプと、ささやくタイプの2種類を録ってたんですよ」

    「へー!それは初耳だ。」

    「僕はアンニュイな感じが好きだったので、ささやくタイプを当ててたんですが、野口監督がラストへの希望を込めて強めのタイプに付け替えてましたねー」

    「そうなんですねっw」

    でぃさんX142

    「その意図もわかったので、僕らはお互い顔を見合わせてニヤっとしただけでしたがw」

    「なんかかっこいいなw」

    「そしてあのチャットシーンへと続くと・・・」

    でぃさんX143

    【チャットログシーンの撮影】

    ここは、FCじょびが作ったゲーム画面パート。

    ミスタイプが許されず、緊張の多いシーン。
    本来のゲーム画面パートは、ミスタイプはリテイク対象でしたが、このシーンはあえて一つだけミスタイプして送ってみたらそのまま採用になっていた。こんな重たい会話・・・ミスタイプしない方がおかしいですしねw

    相手側の台詞が表示されるシーン(ピコン!と音がする分)はマクロを作ってもう一人が流す。

    チャットシーンのやり取りは、「giovi-chat」というチャットログ撮影専用のLSを使って行っていたが、この時のインディさんの台詞マクロをFCチャットに盛大に誤爆してしまい、メンバー全員がシーンとなった後、メンバーから「お芝居・・・ですよね?」と聞かれた事をよく覚えているw

    でぃさんX145

    「あのシーンは『大杉さんのモノローグで行く』と野口監督が言った時点でなんとなく画が見えて、ド直球で潔いなと思いましたねー」

    「あのシーンに向けて全てが進んでましたからね」

    「最後は台本上ではありがとうございますで終わってるんですが、そこだけ意見しましたね・・・最後に『跪き』を入れようと・・・」

    「Ⅱ話からもってきたわけですねっ!」

    でぃさんX144

    「これだけ一緒に冒険してきて、エモートもわかってる中であえて『跪き』を見せるというのが僕としては外せなかった」

    「インディさんと言えば あの感謝の表現ですもんねー」

    「【ありがとう】の意味もⅡ話とは違ってて、いろんな想いが込められているというか・・・すごく映画的なんですよ。」

    「Ⅱ話からのきれいな着地ですよね」

    でぃさんX146

    「天丼というかw」

    「天丼は天丼でも・・・あの天丼は『特上』ですよっ!w」


    「美味い!」

    「それもうまいなあ・・・w」

    「綺麗に落ちたw」

    でぃさんX147

    オンライン上の繋がりから視野が広がり、大きな「気づき」を得た博太郎は病気と戦う勇気を得た。

    また、光生もまた自分がやってきた事が自分の父に生きる希望を与えていた事を知った。

    博太郎は、家族に心配をかけたくない一身で言い出せなかった病気の話を家族にした。
    死という恐怖とたった一人で戦っていた博太郎は、病気と闘うための心強い仲間を見つけることができたのだ。

    オンラインゲームを通して。

    「父さんは病気にだって勝てる・・・・絶対に」


    でぃさんX148

    「ツインタニアを倒したら、本当にインディさんに正体をあかすんですか?」

    いよいよ最終回を迎えるTVドラマ【光のお父さん】。

    でぃさんX150

    全Ⅶ話、全てを通して見た時に初めて見える・・・「ファイナルファンタジー」。

    過酷なツインタニア戦の撮影・・・そしてラストシーンに込めた想い・・・。

    次回、光のでぃさん最終回
    『光のお父さんは本物の光の戦士だ。』を振り返る。

    おたのしみに!

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    光のでぃさん 第Ⅴ話 『光のお父さんは意外な言葉を口にした。』を振り返る。

    でぃさんⅤ話

    「オンラインゲームというのは悪い事ばかりじゃないんだよ。
    考え方や受け取り方、活かし方で 人生においてこんなに素晴らしい物になるんだよ。」


    その考え方を軸に「光のお父さん」は構成されている。

    オンラインゲームのブログを長く続けている中で、TV出演の話をメールで何度か頂いた事がある。

    どんな番組かと聞くと「オンラインゲーマーさんに匿名で出演していただき色々と質問させていただく番組です」と返ってくる。
    そして、やたらとプライバシーは守ると押してくる。

    どんな質問をするのかを聞くと、番組内での質問内容一覧を送ってくれた・・・。

    「オンラインゲームにいくら使いましたか?」
    「オンラインゲーマーであるが故に、家族や友達に迷惑や心配をかけてしまった、ということはありますか?」
    「オンラインゲームの世界と現実の世界でギャップを感じ、むなしくなることはありますか?具体的に教えて下さい。」

    ご丁寧に最悪な模範解答まで書いてある始末・・・。

    でぃさんⅤ話1

    これが今の「オンラインゲーム」に対する(一般)マスメディアのリアルな現状だ。

    こうやって作られていく「オンラインゲーム」に対する世間の印象。

    僕はこれをなんとしてでも覆したい。

    光のお父さん:マイディーさんとじょびネッツアの皆さんには、本当に感謝しております。60歳を超え多くの感動と何かに挑戦する際、チームワークや自分がやるべきこと、役割を明確にすることで目標達成させるという事を再度学びました。

    仕事の社員指導にもこの仕組みを分かりやすくこれを取り入れ、指導に活かしております。それからユーザーとメーカーのコミュニケーションの重要性や、顧客が顧客を増やすという仕組み、自分の会社の顧客の重要性を認識させられました。

    INSIDE様 【特集】『FFXIV』で行われた親孝行「光のお父さん計画」達成記念!親子2人を突撃インタビューより


    オンラインゲームをただ単に「娯楽」として捉える。きっとそれはゲームを「楽しむ」上で重要なことかもしれない。

    でも、そんなただの「娯楽」でも、視点を変えてみたり現実の問題と照らし合わせてみたりする事で、新しい「気づき」を得る事もできる。

    そしてそれは自分の人生をより豊かにするだろう。


    そんなオンラインゲームの可能性を、(一般)マスメディアは潰そうとしている。

    僕らの敵は、隣のゲームじゃない。オンラインゲームに対する世間の目だと僕は思う。

    でぃさんV話A001

    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅴ話 『光のお父さんは意外な言葉を口にした。』

    光生(千葉雄大)の父・博太郎(大杉漣)は旧友の大野(長谷川初範)に呼ばれ、仕事の復帰を依頼される。固辞する博太郎に大野は会社の問題点を纏めたレポートを手渡す。

    その日の帰り光生は、ばったり父と大野に遭遇し、大野が自社の取引先であることを知る。

    親子が互いに抱えた秘密が徐々に交差していく。

    ゲーム内で父との距離を縮める光生は、父が会社を辞めた理由を聞き出そうと試みるが見事にはぐらかされる。
    レポートを分析した結果を大野に渡し、就職を固辞する博太郎だったが、大野は更にその意志を強くする。

    博太郎は大野に真実を告白する。

    ボス戦をクリアし、ゲーム内でふたりきりになる光生と博太郎。
    先日のはぐらかされた質問を投げかけたところ、父は意外な告白をする。





    光のでぃさんV話B0017

    「監督、今日は久しぶりに、こるりちゃんが来てくれましたよ。」

    「こるりちゃん、おつかれー」

    「遅くなりました;」

    「大丈夫大丈夫w」

    光のでぃさんⅤ話A0002

    【こるりちゃん】

    ぴぃさんと同じ会社に勤める、光の戦士。

    エオルゼアパートのADを勤めてくれて天気の確認から、雑魚モンスターの引き付け、キャラクターアクターの視線誘導等撮影に関する雑務を担当、エオルゼアパートのエキストラも勤めてくれた。

    撮影が進みⅤ話からはインディのキャラクターアクターも勤める事となり、類まれなるエモート演技を披露し監督を驚かせた。

    蝶のペイントと淡いブルーにピンクのメッシュが入った髪形が印象的なミコッテ。

    光のでぃさんⅤ話A0003

    「こるりちゃんは、どういういきさつでエオルゼアパートの撮影に加わる事になったの?」

    「わたしは元々XIVプレイヤーだと会社で公言してたので、ぴぃさんに誘われて・・・ですねー」

    「もう長いんだっけ?光の戦士歴」

    「もう4年になりますね」

    「超ベテランプレイヤーだねw」

    光のでぃさんⅤ話A0004

    「【光のお父さん】のドラマを作るってなって、会社的にはどんな感じだったの?」

    「全社員が集まってする社内発表会で発表されて、みんな へー・・・ って感じだったんですが、私だけ えーーーーー!マジでーーーー!? って舞い上がってましたw」

    「あそっかw こるりちゃんは元々ブログ読んでてくれてたんだよねw」

    「ですです!」

    「絶対にかかわらないきゃ!って思ったりした?w」

    光のでぃさんⅤ話A0005

    「思いましたw 社内のどっかでぴぃさん捕まえてちらっとでもいいから!って頼み込むつもりが、ぴぃさんの方から手伝ってと言って下さってw」

    「ちらっとのつもりが・・・w」

    「いつの間にかこんなことに・・・・w」

    「色々やってくれたもんねー」

    「色々やりましたねーw」

    光のでぃさんⅤ話A0006

    【アシスタントの仕事】

    一般サーバーで撮影を行う場合、様々な障害が発生する。
    自由に動くモンスター、倒してもリポップするモンスター、天候の変化、アクターの目線の確保など撮影を順調に進めるためには、監督とアクターだけでなくそれらの雑務をこなすアシスタントの存在が必要不可欠だ。

    ■ アシスタントの主な仕事

    ・敵モンスターの固定・・・アクターの攻撃するモンスターが勝手にフレームアウトしないようにフラッシュを使って敵を任意の場所に固定する。

    ・雑魚モンスターの固定・・・小さな雑魚モンスターが演技中カメラフレームに入らないようヘイトを引き付けカメラフレーム外でキープする。

    ・天候の確認・・・気象予報士に話しかけ、次はどの天気になるかを監督に告げる。

    ・目線確保・・・うつむきや、見上げる等の首が動く演技を行う場合は、カメラフレーム外のキャラクターをポイントし撮影を行うため目線を確保する為のキャラクターが必要になる。

    ・家具の移動・・・ハウジング内の撮影では、家具がフレームに入り邪魔になる場合があるので撮影にあった家具設置を即座に行う必要がある。

    ・救護班・・・撮影中アクターが敵の攻撃により倒されてしまった時、すかさずリザを入れ蘇生する。

    などなど・・・これらアシスタントの仕事は、光の戦士としての深い知識が必要になる。
    元々ベテランの光の戦士であった こるりちゃんのアシストは非常に優秀で、撮影をスムーズに進める事ができた。

    光のでぃさんⅤ話A0007

    「仕事いっぱいだったねw」

    「本当にいろいろ・・・・w」

    「その交通費って自腹でしょ?w」

    「テレポ代w」

    「自腹でしたね・・・w」

    「ブラック現場w」

    「ちょw」

    「テレポ代、領収書出ないじゃないですかw」

    光のでぃさんⅤ話A0008

    「そしてADを経てインディのキャラクターアクターになったわけだねー」

    「こるりちゃんはとにかく表情の使い方がうまかった。」

    「いぇい!w」

    「人間っぽく動かすんだよねー」

    「そうでしたよねー!こるりちゃん 『マクロ派』 だっけ?」

    「ですです」

    光のでぃさんV話B001

    【キャラクターアクターの演技】


    キャラクターアクターが演技を行う際は、2種類の方法を用いてエモートを行う。
    ひとつは、そのシーン毎にアクションパレットにエモートをセットしリアルタイムで演技を行う【手動派】
    もうひとつがエモートやリップシンクをマクロで組んでしまい、キャラクターの移動のみを手動で行う【マクロ派】

    こるりちゃんは【マクロ派】で、おもに表情の組み合わせがうまかった。

    ● はしゃぐインディさん

    /surprised
    あああああ
    /surprised
    ああああああああああああああ
    /psych
    あああああああああああ


    ● 挨拶をするインディさん

    ああああああああああああああああああ
    /bow
    ああああああああああああああああああ
    あああああ
    /taunt


    これは実際に撮影に時に使用したこるりちゃんのマクロ。

    インディの中に入り演技をする場合、普段のプレイで自分が行っているようなエモートを使用するのではなく、脚本を読み込みインディがやりそうなエモートをセレクトする必要がある。
    こるりインディはいかにもインディっぽい動きができており、重要なシーンでは監督からの指名も多かった。

    でぃさんⅡ話006

    また、種族によっても演じ方が変わってくる。

    例えば、ミコッテやヒューランのエモートは姿かたちが人間に近く、表情もリアルに作られている。

    その為、エモート等の動作を重ね合わせて行うことで、細やかな感情の動きを表現する事ができる。

    でぃさんⅡ話004

    逆にララフェルや、ルガディンはひとつひとつのアクションがオーバーにデフォルメされている為、「怒る」「悲しむ」などの感情をはっきりと表現する事ができる。

    なのでエモートやリップシンクを重ねて行うより、ひとつひとつをきっちりと完了させてから次のアクションを行う事でしっかりとした演技を行う事ができる。

    このように「キャラクターアクター」や「種族」によって、芝居の方法は異なり、操作を行う人のそれぞれの味や個性が出てくるのがおもしろい。

    光のでぃさんV話B003

    「マクロはいつもその場で作ってたの?」

    「脚本を見て前もって作っておいて、細かい部分は撮影時に監督に添削してもらってましたね」

    「練習とかしてたの?」

    「チョコボ相手にマクロを使って演技してましたよーw」

    「いっつも撮影終わっても 遅くまで残って努力してたもんねw」

    「チョコボ相手にめっちゃ動く変な人いる!って噂にならないか心配でしたw」

    「あの人友達いないのかな?って心配されてたかもねw」

    光のでぃさんV話B004

    「こるりちゃんリアルパートの現場にもアシストで入ってくれてたよね」

    「はい」

    「現場に吉田さんが来たときはドキドキだった?w」

    「めっちゃドキドキでした!w まさか名刺交換できるとは思ってなかったのでww今でも頂いた名刺は大事にとってあります!」

    「そのへん 素の光の戦士だよねw」

    「もうスクエニ入っちゃいなよ」

    「今、スイミングスクールくらい簡単に入れそうに言いましたね。」

    光のでぃさんV話B005

    「でもこれをきっかけに始める人が増えてメンターの活動が生き返ったり、休止してた人が戻ってきたりして本当に嬉しかったです。」

    「頑張ってよかったよねw」

    「めちゃめちゃ楽しかったです!」

    「ぴぃさんも褒めてたよ」

    「ほええええ!いきててよかった」

    「w」


    光のでぃさんV話B006

    「監督!そして今回のメインはガルーダ討滅戦と会議シーンのリンクでしたね!」

    「そうですね、コミュニケーションとチームワーク・・・
    今回オンラインゲームから『気づき』を得るのは博太郎ですね。」


    「ちょうど父がインタビューで答えていた内容ともリンクする形ですね。」

    光のでぃさんV話B0012

    「前半で博太郎が大野の会社を訪れた時に廊下で見た若い社員の台詞。」

    「まったくこんな事もできないのかよ・・・もういいなんいもしなくていいから!全部俺がやるからってやつですね」

    「新人の仕事がうまくいかないのは、それをサポートする立場の人間に問題があるわけで、教え方や伝え方に大きな問題があるわけですよ。」

    「ふむふむ。」

    「それってこのオンラインゲームの世界でもよく見る光景で、IDのギミックを知らない初心者さんにかわって全部おれがやるわーみたいな人いるじゃないですか、教えるのめんどくせーって・・・」

    「まあそれだと人が育ちませんよね。」

    光のでぃさんV話B0013

    「博太郎は、あの廊下ですでに大野の会社の問題点に気づいてるわけですよ。」

    「嘆かわしい・・て顔してますもんねーっ」

    「できなかった理由を新人に押し付けるのではなく、教育する人間もできなかったという事実を自分事として飲み込み、同じ方向を向いて戦ってあげないといけない。
    そういったミスを恐れさせない安心できる環境で社員を教育できる環境が必要。というのが大野の会社の改善策だと博太郎は思った。」


    「ふむふむ」

    光のでぃさんV話B0014

    「でもこれ、オンラインゲーム上のギスギスも根本的な問題は同じなんですよね。」

    「なぜ、こいつの分まで自分が頑張らないといけないんだよという気持ちからくるイライラですねっw」

    光のでぃさんV話B0015

    「でも、このガルーダに挑んだパーティはそうはならなかった。何度自分が倒れても、一緒に挑戦するじょびメンバーが変わっても笑顔で同じ方向を向いて戦ってくれる。」

    「原作と同じですね。」

    「それを博太郎は、それがチームとしての理想の形なのだとゲームの中で再認識した。」

    光のでぃさんV話B0016

    「ロールを意識させる戦闘シーンと会議シーンとの対比でそれを感じさせるという表現なわけですね。」

    「そうですね、ゲームの活かし方は、遊ぶひとそれぞれの感性というか、経験というか・・・そういうもので変わってくるのだという、ブログのテーマの体現でもあります」

    「なっるほどなあ・・・・」

    「そういう『気づき』を得る事ができるから、仕事人間だった博太郎もFFXIVにはまるし、マイディー達にも友情を感じてきているんでしょう。というのが今回のお話ですね。」

    「今回は深い・・・!」




    光のでぃさんV話B008

    インディは、マイディーに仕事をやめた理由を告白した。

    家族には打ち明けず、学生時代からの親友にだけ打ち明けた秘密。

    事業部長になったことは、自慢げに家族に話すのに・・・仕事をやめた理由は決して家族には明かさなかったその秘密をマイディーには伝えた。

    光のでぃさんV話B009

    本当は誰かに聞いてほしかったのかもしれない。

    家族には心配をかけまいと「ダイエット」していると嘘をついてまで、明かさなかった秘密を。
    一人孤独に病気と闘っているという、秘密を・・・。

    顔は見えずとも気持ちを伝え合えるオンラインゲームの世界の中で、博太郎は自分のよりどころをみつけたのかもしれない。

    それが実の息子とは、まったく気づかないままに・・・・。





    光のでぃさんV話B0010

    「ゲームなんてしてる場合じゃなかった。」

    父の退職の理由を知った光生・・・・。
    光のお父さん計画は本当に無意味だったのか?

    TVドラマ【光のお父さん】最大のクライマックスに向けてストーリーは進む。

    光のでぃさんV話B0011

    「父」と「子」と「オンラインゲーム」の TVドラマ 【光のお父さん】。

    第Ⅵ話・・・僕達は、僕達の持ちうる 全て をこの回に詰め込んだ。

    オンラインゲームにまつわる様々な感情が、この回には満ちている。

    ただただ見てください。


    次回、光のでぃさん第Ⅵ話
    『光のお父さんはすべてを打ち明けた。』を振り返る。


    おたのしみに。

    (この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

    光のでぃさん 第Ⅳ話 『光のお父さんは1日1時間の戦士になった。』を振り返る。

    でぃさんⅣ話1

    「さっきまでクソつまらない飲み会に参加しておりまして・・・」

    第Ⅳ話におけるインディの台詞・・・・。

    勇気を振り絞って父を食事に誘った光生は、父と高そうな割烹料理屋に行くが、やっぱりうまく話せず微妙な空気が流れる・・・。

    家に戻り各々の部屋からログインした二人、そして予定の時間より遅れてしまったインディは、なんの疑いもなくマイディーに言い放つ。

    「さっきまでクソつまらない飲み会に参加しておりまして・・・・」

    でぃさんⅣ話A003

    光のお父さんの全Ⅶ話の構成から見て、実はこの台詞が
    「最も重要なポイント」になっている。



    「さっきまでクソつまらない飲み会に参加しておりまして・・・・」

    第Ⅳ話の あのシーンで視聴者がクスっとでも笑ってもらえたとするならば、それはとても深い意味を持つ。

    TVドラマ【光のお父さん】は、通常のドラマに比べドラマの構造がやや特殊だ。

    ・主人公光生は、オンラインゲーマーでオンラインゲームを楽しんでいる。
    ・光生のキャラクターはマイディーというミコッテ。
    ・ゲームにはゲームの世界がある。

    ・父との関係は微妙だけど、主人公はそれを改善したいと思い努力している。
    ・父はオンラインゲーム初心者。操作しているキャラクターはインディ。
    ・父はマイディーが光生だという事を知らない。
    ・光生はインディが父だと知っている。


    この物語の構造は、オンラインゲームをしている人ならすんなりと入ってくる内容だが、

    オンラインゲームを楽しんだことの無い人に この構造の面白さを説明するのは中々大変。

    でぃさんⅣ話A004

    この構造を用いたドラマのテンプレートが存在しない為、まずはⅠ~Ⅲ話であえて王道的ストーリーに乗せ、
    この特殊な構造の説明を丁寧に重ねて表現してきた。

    「さっきまでクソつまらない飲み会に参加しておりまして・・・・」

    このシーンの この台詞 で視聴者に笑ってもらえるかどうか・・・僕らはそれを心配していた。

    言うなればこの台詞は、TVドラマ【光のお父さん】を楽しむ為の
    基本的構造を飲み込んでいるかどうかをチェックする台詞
    になる。

    例えるなら、蛮神戦のワイプ攻撃みたいなもの。

    ツイッター等でⅣ話の感想を見ていると、このシーンの感想が一番色濃いものとなっていた。

    ここで笑えた人は後半に向けての、DPSチェッククリア!と言ったところだろう。

    僕らにとってこのⅣ話は、休憩回でありつつも、最終話に向けて超えなければならない極めて重要なポイントだったのだ。


    でぃさんⅣ話B001

    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅳ話 『光のお父さんは1日1時間の戦士になった。』

    すっかりゲームにハマってしまった父・博太郎(大杉漣)。
    母・貴美子(石野真子)の楽しみにするドラマの時間もお構いなしにゲームをする始末。
    ついに母の怒りが爆発し、一日一時間のプレイを約束させられる。

    時を同じくして、光生(千葉雄大)の職場でも仲良しOL西川・近藤の大喧嘩が勃発し、職場の空気が緊張に包まれる。同僚の正田陽子(馬場ふみか)は静観すればよいというが動揺は収まらない。

    家庭でも職場でも険悪なムードの解決に巻き込まれる光生。

    父と母の関係を改善すべく二人で食事に出かけたのはいいが、話は弾まず、父はゲームのことしか考えていない。なんとかゲームの中で、父と会話を持つことができたが、父は「夫婦なので心配ない」という。





    でぃさんⅣ話A005

    「監督~!今日はお忙しい中、脚本の吹原さんが来てくださいましたよ~!」

    「フッキー!ひさしぶりーっ!」

    でぃさんⅣ話A007

    「おひさしぶりですー!」

    「舞台でお忙しい中ありがとうございますっ!」

    「今日はⅣ話と言わず 脚本について色々聞いてみよう」

    でぃさんⅣ話A008

    「ハイ!」

    「では早速・・・・視聴者の皆さんが気になってる部分から・・・・」

    「ハイ!」

    でぃさんⅣ話C001

    「よくある疑問の中で、光生くんはいくつなの?っていうのがありますねw」

    「あーw」

    「FFⅢをファミコンでやっちゃってるからねw」

    でぃさんⅣ話C002

    「僕はドラマの脚本を書くとき、いつも『どうやってタイトルが入るのか』を考えるんですが、今回の設定を見た時、『FF3』のクリスタルが『FF14』のクリスタルに変わっていく・・・つまり過去の思い出(小さな絆)が今に繋がっていく・・・というビジュアルイメージが鮮明に見えたんですね。」

    「なるほど」

    「なんで 『FF3』 だったんです?」

    でぃさんⅣ話C003

    「僕自身も 父親とゲームやった思い出 もありまして、そうなると、やっぱり『FF3』しか考えられなかったんですよね。実際、一緒に『FF3』を触った記憶があって、『FF14』とのリンク具合も含めて、やはり3だな・・・と。 正直、クリスタルのビジュアルに差がある方がいいなと思ったのでファミコン版ですねw」

    「僕もオープニングのクリスタルがハイデリンに変わるとこ好きですねw」

    「僕はクリスタルが出てくる前のセリフで泣きましたねw
     旅立つのだ、光の戦士たちよ・・・・」


    「あそこのリンク具合も良かった・・・」

    でぃさんⅣ話C005

    「ドラマの成否って、結構 初回のタイトル前に決まる と思うんですよ。そこにこの作品を作る者たちの矜持が出るじゃないですか
    『俺達、これからこういうドラマ作るんすよ!』っていうw 」


    「1話のアバンは大事ですよねー・・・漫才で言う ツカミ というかw」

    「そうなんですよっ!なので光生の細かい年齢設定より、御客様の心を動かす要素をいれることの方を大切にしたかったんですよ。だから光生の年齢は未設定ですね。」

    「まあ、原作者も年齢不詳ですからねw」

    「自分で言った・・・。」

    でぃさんⅣ話C004

    「あと・・・よく見るのが、ストーリーやサブキャラクターが王道というかテンプレ的だ!という意見を目にしますが、これも意図してですか?」

    「キャバクラ好きの課長とか、韓流好きの母とかねw」

    「まあこれは、30分×7話で 『父と息子』の物語を描かなくてはならない っていうのが一番のキモなわけですよ、原作ブログはあくまで二人の物語なので!」

    「そうですね」

    でぃさんⅣ話C006

    「TVドラマなので、登場人物が多く出る『群像劇』の面も当然あるけれども、このドラマは群像劇にしてはいけない作品だと思っていました。」

    「・・・と言うと?」

    「極端な話、『この人、何考えてるんだろ?』と思うキャラクターは お父さん以外出してはならないと思いました。」

    「稲葉家以外のサブキャラクターの掘り下げが一切無いですもんねw」

    でぃさんⅣ話C007

    「そうなんですよ!原作に登場しないサブキャラクターが物語の引っ張りになるような作りにしてしまったら、それはもう【光のお父さん】じゃないですよね?」

    「たしかにw」

    「あくまでこの作品は光生とお父さんの話で、サブキャラクターは、二人の関係を進めるため以外には不用意に掘らなかったですし、必要ないと感じていました。」

    「そこ結構重要ポイントですよね」

    でぃさんⅣ話C008

    「いまは関係性を深掘るのが好かれるじゃない?実は意外とこういう作品は珍しいよねw」

    「本当にここまで極端に二人だけの物語ってのは珍しいかもですねw もう少し尺があれば欲も出てきたと思うんですけどねw この尺だと、二人の物語を描くので手一杯でしたw」

    「逆にそれがいい味になりましたねw」

    「でも、そんな扱いのサブキャラクターたちですが、Ⅲ話だと、相手の会社の営業先の人も、完璧に悪者に描くのはやめようと思いましたね」

    「人気の宮西さんですねw」

    でぃさんⅣ話C009

    「なんだかんだ言ってくれる人ってありがたいじゃないですかw」

    「僕だったら、あーそーですかーで終わりだわw 宮西さんめっちゃいいやつだよね」

    「光生が年下で頼りないからこそ、ちゃんと言ってくれてるんだろうなーって思わせたかったんですよ、多分、あの宮西も若い頃に営業やってて、同じようなこと言われたんだろうなって・・・それはもう、お父さんも同じでw」

    でぃさんⅣ話C0010

    「僕も結構宮西さんが気に入ってて、CFでレイドとかに行くとたまにいるじゃないですか、ああいう人w」

    「ああw」

    「そういう人って言葉とか言い方とかはきついんだけど、実はちゃんと攻略方法を教えてくれてたりするんですよね。それを言葉遣いだけでギスギスとか言う人もいますけどw」 

    「そうですねw」

    「宮西さんもそういうタイプの人で、オンラインゲームってのはやっぱり人と人とが一緒にやってるだけあって、そこにいる人はリアルもバーチャルも同じなんだなーって思えて好きなんですよw」

    「まさにそんな感じですw」

    でぃさんⅣ話C0011

    「お父さんのエモート過剰なのは、外でのお父さんの振る舞いを感じさせたかったんだよね?」

    「そうですね、お父さんって家と外で顔が違うんだよって明確にわかるのが、そういうところですよね・・・大きなテーマのひとつでした。」

    でぃさんⅣ話C0012

    「息子にしてみれば、『キャラ違う』だけど、会社の人から見たら『博太郎さんはそういうところがいいよね』ってなる」

    「家でムスッとしてても、外では明るく振舞うなんてのは、大人だったら当然のことですもんね」

    「なるほどなあ・・・キャラが違うエオルゼアでのお父さんは、朝仕事に出かけた後の外でのお父さんっていう解釈なんですね」

    「そういうイメージですね」

    でぃさんⅣ話C0014

    「今回のドラマは、作る人みんなの向かう方向が本当に一致してて、それに向けて全員が全力でしたよね、この座組だけで伝説だったのかもしれない・・・w」

    「それがとても嬉しいですねー」

    「うんうん」

    でぃさんⅣ話C0015

    「そろそろお時間ですねー!舞台がんばってください!」

    「おっとそうですね。そろそろ明日に備えますね、舞台でも伝説作ってきますよっ!」

    「かっこいーっ!」

    「おやすみー!」




    でぃさんⅣ話C0016

    「今日もいい話聞けましたねー、勉強になった!」

    「でもあんまりⅣ話の振り返りできませんでしたねw」

    「たしかにーw まあⅣ話は休憩回ですしね・・・w」

    「まあそれでも、一応エオルゼアパートの温泉シーンでも振り返っておこっかw」

    「そうですねw 今回のロケ地はブロンズレイク、温泉ですね!」

    「うんうん」

    でぃさんⅣ話C0017

    「僕このカット好きなんですよーw せろくんと親方が追いかけっこするシーンw」

    「ここは神がかりましたねw」

    でぃさんⅣ話C0018

    「このカットは最後に撮りなおししたカットですよね」

    「最終話まで撮った後に撮影してるから、みんな動きがいいw」

    「そうなんですよ!僕このカット ものすごく表情がうまく動かせて、やったぜ!とか思ってたんですが、完全にあの二人の動きに持っていかれたw」

    「ほんとあの二人の動きは、ゲームならではの動きで見事にエオルゼアパートしてましたしねw遠景を採用しましたw」

    「くやしいw」

    光のでぃさんⅣ話CZ01

    「やっぱり温泉地をロケ地にした意味とかもあるんですか?」

    「もちろんありますよー」

    光のでぃさんⅣ話CZ02

    【会話シーンの情景が示す意味】

    人間が会話するシーンは、何も考えずに撮った場合、何てことない風景で何てことない立ち方、座り方をしてしまう。
    しかし普通、人間が会話をする場合はその『シチュエーション』が存在する。

    そのシチュエーションになる「場所」や「時間」に会話するキャラクターの人間性が現れてくる。

    第Ⅲ話はバスカロンという『酒場』での待ち合わせだったのに対し、今回待ち合わせ場所が『温泉街』に変わっているのは、マイディーとインディの関係性が「お酒を一緒に飲む仲」から「みんなで温泉旅行に行く仲」に進展している事を意味している。

    光のでぃさんⅣ話CZ03

    「なるほどなあ・・・会話の台詞だけでなく、情景でも関係性を伝えていくという意図の下、ロケ地が選ばれていくんですねー・・・」

    「そうですね、ロケ地の選択は、キャスティングの次くらいに大事ですからね」

    「ただ・・・・監督・・・・」

    「はい・・・・」

    光のでぃさんⅣ話CZ04

    「このシーンの撮影前に、みんなが水着を用意しているとき・・・
    やったー!水着回だー!深夜ドラマらしくなってきたー!
    ってテンションあがってましたよね・・・・」



    「そういう意図があったのも・・・・事実ですね・・・・」


    光のでぃさんⅣ話CZ05

    今回、光生は、オンラインゲームから何も「気づき」を得る事ができなかった。

    マイディーとインディーは、温泉街で待ち合わせをするような仲にまで進展してはいるが・・・

    長年連れ添った父と母の仲には・・・・まだまだ到底およんではいない。

    光生は、長年連れ添った母にさえ告げられていない退職の理由を・・・オンラインゲームを使って聞き出す事ができるのだろうか?

    『父』と『子』と『オンラインゲーム』の物語は、そういった流れの中、いよいよ後半へと進んでいく。


    光のでぃさんⅣ話CZ06

    「誰に薦められたんですか?」

    少しずつ時間をかけて、進展していく父との距離・・・。

    いよいよ後半戦に進んでいくTVドラマ版のストーリー。

    光のでぃさんⅣ話CZ07

    錬度が上がってくる各キャラクターアクターの動き。

    物語の構成上、大事なキーになってくるエオルゼアパート・・・・

    微妙な心の動きを・・・・エモートで表現できるのか?

    次回、光のでぃさん第Ⅴ話
    『光のお父さんは意外な言葉を口にした。』を振り返る。

    おたのしみに。

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    光のでぃさん 第Ⅲ話『光のお父さんにゲームオーバーはなかった。』を振り返る。

    でぃさんⅢ話1

    リアルの仕事での経験がオンラインゲームで役に立つ。

    という事がよくある。 特にFCを運営していたりすると、どのようにメンバーと接して、どのように活動していくか・・・
    そういった事を考える時、自分が培ってきたリアルでの『社会経験』が大きなヒントになる事が多い。

    というのも、仲間と一緒に協力して、戦略を立てて強敵を倒すというシーケンスはリアルでの仕事と本質的な部分が同じだからだ。

    でぃさんⅢ話0024

    第Ⅲ話の後半・・・光生は、一度失敗した仕事やり直そうとする。

    袴田の励まし、正田さんの情報ノート、大谷も病院のベッドから助言をしたかもしれない。

    逃げ出さず、真摯に仕事に向き合った光生は、そういった仲間からのサポートを受け、宮西が繰り出すきつい言葉をレアアイテムで無効化し、飯山の弱点属性である「野球の話題」で会話に入る。飯山は、真摯に仕事を受け入れた光生の姿勢に感心する。

    でぃさんⅢ話0023

    まるでギミックをひとつひとつクリアしていくように描かれた営業シーンは、さながら蛮神戦のようにも見える。

    リアルでの『社会経験』がオンラインゲームで役に立つように、
    『オンラインゲームでの経験』もまた、リアル社会で役に立つ事がある。


    実際に僕の父は、オンラインゲームで得た経験を仕事に転用しているとインタビューで答えていた。

    これもまた、オンラインゲームが持つ可能性のひとつだと僕は思っている。

    でぃさんⅢ話5

    ■ ファイナルファンタジーXIV 『光のお父さん』
    第Ⅲ話 『光のお父さんにゲームオーバーはなかった。』

    先輩社員の替わりに難しい顧客を担当することになった光生(千葉雄大)
    努力するものの上手く対応できずクレームを受けてしまい、社会人として成功した父を改めて見直すきっかけになる。

    また、順調にゲームを進める父・博太郎(大杉漣)は、これまで光生にみせたことのないお茶目な一面を披露する。

    クレームを挽回すべく臨んだ接待でも会話は弾まず、溝を広げてしまった挙句、担当変更を要請されてしまう。先輩・袴田(袴田吉彦)が続行をアドバイスするもののあっさり変更を受け入れる光生。

    そんな時、ゲーム内で博太郎にボス戦に誘われる光生。

    何度倒されても決して諦めない博太郎の姿に何かを感じ取る光生。光生は再び、担当復帰を願い出る。






    光のでぃさんB001

    「きりんちゃん、ごめん
     今日は監督 作業で遅くなるって。」


    「久しぶりにやまちゃんに会いたかったですね~♪」

    「やまちゃんね・・・・w」

    光のでぃさんB002

    【室町 きりん】

    エオルゼアパートの「きりんちゃん」役を演じるキャラクターアクター。
    趣味は、アニメ、漫画、物件閲覧。

    実際に「光のお父さん計画」に参加していたプレイヤー、室町きりんちゃん本人が、
    ドラマ【光のお父さん】のきりんちゃんを演じている。

    エオルゼアパートクランクイン当日、でぃさん(山本監督)が 自己紹介を行った直後、初対面にもかかわらず
    「やまちゃん さ~」と いきなり友達感覚で話し始め じょびメンバーを凍りつかせた。

    光のでぃさんB003

    「きりんちゃんは自分のキャラクターに声が付くって聞いて、どう思った?」

    「そうだね~ 最初聞いた時はあんまり実感なかったかな~」

    「そうなんだ・・・っていうか

    光のでぃさんB004

    ・・・ちょっとミニオンどけてくれないかな?」

    「でも~まいでぃ~さんに候補を言ってみて~って言われてから・・・
     たぎったね~♪」


    「たしかに自分のキャラに (CV:■■) って付くのか!って思った時は たぎったよね~w」

    光のでぃさんB005

    「おいちゃん(悠木碧さん)は、きりんの中の候補の一人だったから嬉しかった~♪」

    「そうだね、僕も始めて聞いたとき、あっ!間違いなくきりんちゃんの声だ!って思ったw」

    「話し方も きりんだよね~」

    「苦労したからね・・・・・・」



    光のでぃさんB006

    【きりん語の再現】

    きりんちゃんは、いつもチャットで独特の話し方をしている。「ー」を使わず「~」を使ったり、音符を多用したり。
    初期の脚本が上がってきた時、これらが反映されておらず、ちゃんとした話し方をするキャラクターになっていた。

    そこでマイディーときりんちゃんの二人で、脚本に目を通し、きりんちゃん本人の監修の元、台詞のひとつひとつをチェックしシナリオに影響を与えない範囲で修正を依頼した。

    またアフレコ時は、実際に撮影で日々きりんちゃんと会話をしているでぃさん(山本監督)が演技指導を行い、原作の持ち味を生かしたドラマ版きりんちゃんが作りこまれていった。



    でぃさんⅢ話A002

    「今回のにゃんにゃんぷ~♪もイメージどおりだったねー」

    「バッチリだね~♪Ⅲ話で好きなところは~」

    「うんうん」

    「何マティ~でしょ~?」

    「あぁ・・・・」

    でぃさんⅢ話A003

    「何マティ~ってクロマティ~しかいないだろ~
     がっはっは~」


    「そこww きりんちゃん、野球も好きだもんね」

    でぃさんⅢ話A004

    「クロマティ~は知らない人だったけどね」

    「・・・そうですか。」

    「Ⅲ話は全部が印象深いね~」

    「きりんちゃん、親孝行してる?」

    「してないかもだから~なんか思うところがあったよね~」

    「もうすぐ父の日だから、パパ大好き!チュってすればいいよ」






    でぃさんⅢ話A005

    「は~い♪」

    「・・・・・・その適当な返事!
     きりんちゃん眠いんでしょw」



    喜んでもらえるよろこび3

    「きりんはもう寝ま~す♪」

    「はいはいw おやすみ、また明日ねw」





    でぃさんⅢ話

    「遅くなりましたー」

    「こんばんわw」

    でぃさんⅢ話C001

    「いろいろ立て込んでて・・・・っ」

    「お忙しそうですねw きりんちゃんは寝てしまいましたw」

    でぃさんⅢ話C002

    「同じ マドリスト(物件閲覧マニア) として語り合いたかった・・・・。」

    「そこですかw 」

    でぃさんⅢ話C00726

    「あと、今日は急いで来たのでメガネを忘れてきたという設定でいきます。」

    「そのディティールがいるかどうかは わかりませんが、わかりました。」

    でぃさんⅢ話C00725

    「今回はⅢ話の振り返りですねー」

    「そうですねっ!アバンからいきなり 飛び出すにゃんにゃんぷ~♪です」

    「好評でしたねw」

    「本人もバッチリだったーってさっき言ってましたよw」

    でぃさんⅢ話C003

    【きりんちゃんらしい声】

    原作でもお馴染みの「きりんセット!ゴー!」+「にゃんにゃんぷ~♪」

    これは原作上では なぜ戦闘開始時にそのやりとりがあるのか を解説していたが、ドラマの脚本にする際、それは本編のストーリーとは無関係のものになる。

    その為説明は前回の「吉田コール」同様に、前後の流れで何をしているかわかるだろうという点からオミットされた。

    でぃさんⅢ話C004

    きりんちゃんの「声作り」に関しては、でぃさんは以下のように語っている。

    きりんちゃんは、高い声なのか?早口なのか?舌足らずなのか?かわいいけれど大人なのか?
    アフレコは録音前にそういった事を打ち合わせする。 

    しかし、今回きりんちゃんの声を担当する悠木さんは、録音前にブログを読み込み、きりんちゃんが好きなものからプロファイリングを行い、性格を分析しいくつかの声のイメージを作ってきてくれました。

    テストでの時、2~3言で 「それでいきましょう」ってなりましたね。

    無理のないイメージに合ったキャスティングだったので、つかみやすかったみたいですね。



    でぃさんⅢ話C005

    「まさかこんなところで、趣味、漫画、アニメ、物件閲覧 が役に立つとは・・・・」

    「声優さんは声だけでキャラクターを演じなければならないので、細部にこだわってくれるんでしょうね。」

    「3人とも イメージどおりの声ですもんねー、プロはすごい・・・」

    でぃさんⅢ話C006

    「にゃんにゃんぷ~♪は何パターンも録りましたね、
    溜めて言ってみたり、低めから高めへ声を振り分けてみたり・・・
    にゃんにゃんぅぅぅぷぅううううううーーー!とかw」


    「ゲッタぁぁぁ・・・ヴぃぃいいいむ!っみたいなw」

    「おもしろかったw」

    「聞きたいわw」

    でぃさんⅢ話C0077

    「インディさんだけ、大杉さん本人がアフレコしているのも味がありますよね」

    「エオルゼアパートを作る上でそこは結構重要なファクターですね」

    でぃさんⅢ話C0078

    【インディの声だけ、大杉さん本人が演じる理由】

    エオルゼアパートは、光生がゲーム画面を通して見る心象風景の表現である。

    それ故 実際には文字でやり取りしている会話にも、声がついてくるという設定になっている。

    あるちゃん、きりんちゃん達 じょびのメンバーは光生のオンライン上の友達なので、光生が勝手にイメージした声で脳内再生される。
    なので言動やキャラクターの容姿に合った声優がキャスティングされた。

    でぃさんⅢ話C0079

    しかしながら、インディのプレイヤーの正体を知っている光生は、何をどう頑張っても、インディは父だというイメージが強くあるので、父親の声で聞こえてしまう。


    今までは、「キャラクター」としてみていたフレンドも、
    オフ会で一度会ってしまえばどのキャラクターが「本人」に見えてくる現象と似ている。

    その為、大杉さんはインディとしてではなく、稲葉博太郎として声をあててくれている。

    でぃさんⅢ話C00710

    「ただひとつだけ問題があって・・・・」

    「ほうほう」

    「脚本上、『キャラ変わるな父さん』・・・・って台詞があるんですよ」

    「あーw」

    でぃさんⅢ話C00711

    「大杉さん、博太郎として演じて下さってるから、声とかしゃべり方的にはあんまりキャラ変わってなくて・・・・」

    「そうなりますねw」

    「どうやってキャラの違いを表現しようと悩んだ挙句・・・」

    でぃさんⅢ話C00712

    「博太郎が絶対やらないだろうという『動き』でリアルパートとのキャラの違いを表現することにしました・・・」

    「それで踊ってたんですねw たしかに変わって見えたw」

    「映像作品ならでは・・・ですね」



    光のでぃさんB007

    「そして今回の目玉は、初の蛮神戦ですねー」

    「なんか色々大変だった・・・」

    光のでぃさんB008

    「僕、結構蛮神戦の撮影好きでしたね、楽しかったw」

    「たしかに色々工夫して撮るのは楽しかったですね」

    「通常の撮影は、制限解除で、ダメージを受けるシーンは下限レベルで突入したり・・・」

    「そうそうw 制限解除で撮影してる時、演技してる途中できりんちゃんがオートアタックで倒してしまった時は笑ったw」

    「暗転して、あああーーっ!!みたいなw」

    光のでぃさんB009

    「普段、普通にプレイしてる時って大体カメラを思いっきり引いて戦ってるじゃないですか」

    「そうですね。」

    でぃさんⅢ話C00713

    「なので出来るだけ蛮神に近づいたりして、普段プレイヤーが目にする事の無い光景を映し出したいという狙いで多くのカットを撮りました」

    「リアルな整合性が取れたバトルというより、映像としてかっこいいバトルを撮る感じですね」

    「正確な情報が必要な攻略動画じゃないのでねw」

    「FF14ユーザーとしては突っ込みたくなる所もあるけど、見た目のカッコ良さを重視とw」

    「ドラマですからねw ゲームとの違いはツッコミ入れて遊んで下さいとw」

    でぃさんⅢ話C00714

    「でも僕は、このイフリート戦の撮影で『キャラクターアクター』というものの面白さを掴みましたね。」

    「ほうほう」

    でぃさんⅢ話6

    「イフリート戦のラストシーンで、監督は僕に一人で突っ込んでくださいって指示したじゃないですか・・・」

    「しましたねw」

    「僕DPSなので、そういう事って絶対ないじゃないですかw」

    「そうですねw」

    でぃさんⅢ話C00715

    「だから、FF14プレイヤーとしてはすごく違和感感じたんですけど、できあがったラッシュを見て、ああ!こういうことか!って目から鱗が落ちたんですよね。」

    でぃさんⅢ話C00716

    最初は4人ちゃんといるじゃないですか・・・

    でぃさんⅢ話C00717

    それがやがて、画面に映るのはマイディーとインディさんだけになり・・・

    でぃさんⅢ話C00718

    最後はマイディーひとりになる。

    これって光生の心象風景なわけだから、光生の脳裏に映っているイメージなんですよね。

    だから最初はパーティメンバーもいたけど、だんだんとインディに気持ちが動いて視界にインディしか入らなくなり・・・。

    最後は、イフリートに子供の頃の自分を投影してそれに向かっていくという印象を抱かせるシーンになっていて、次のリアルパートへ イメージ を送るブリッジになっている。

    まいでぃーさん資料②8

    「エオルゼアパートは、エオルゼアを再現するだけでなく、ドラマ全体の演出としても使われるんだって理解できたんです。」

    「こんなの実際ねーわ!って言われるでしょうけど、エオルゼアパートで FFXIVを使って撮ってはいますが、僕らはそれに携わる人間達のドラマを作ってるんですよね。」

    「このシーンはそれに気づかせてもらったので、大好きですね、先釣りDPSとか言われますがw」

    「先釣りw」

    「エオルゼアパートでゲームの再現を追及するのもひとつですが、僕はこういう使い方の方が これから作る人の『作家性』『汎用性』が広がる感じがして嬉しいですね」


    でぃさんⅢ話C00720


    「それもオンラインゲームの可能性ですね」

    「ですねーw 嬉しいっ」

    でぃさんⅢ話C00721

    「人生にゲームオーバーはありません!諦めない限り!」

    僕はこの言葉で、光生がいきなり覚醒し、いきなり営業力がついたのだとは思えない。

    オンラインゲーム内では仲間から充分な信頼を得られている彼には、元々その能力があったのだと思う。

    にも関わらず、自分の仕事に対して 何か諦めのようなもの があり、力を入れられず手を抜いて仕事をしていた。

    子供の頃の剣道のように・・・。

    でぃさんⅢ話C00722

    自分の好きなゲームには、これだけ情熱をもって向き合えるのに、仕事に対しては情熱が持てない。

    ゲームは面白いから「好き」で、仕事はおもしろくないから「嫌い」。

    しかし、60を過ぎた父がオンラインゲームに対して『真摯』に向き合う姿を見て、

    光生は、それに倣い、自分の仕事に対して 『真摯』 に向き合う覚悟を決めた。

    それは子供の頃とは違う決断であり、光生が成長して大人になった証でもある。

    まいでぃーさん資料②9

    「ちょうどⅢ話の試作品を見た時は~、仕事に行き詰ってた頃だったからね~・・・Ⅲ話を見てきりんには我慢が足りないな~っ・・・もう少し頑張らなきゃな~って思ったね~」

    今までどこか仕事にやる気がなかった光生が、仕事に向かって『真摯』に向き合い始めた。

    その成長と覚悟を感じ、職場の仲間は光生をサポートした。そして取引先の人たちも光生を受け入れた。

    彼らは光生のその『姿勢』に心打たれたのだと思う。

    何度やられても立ち上がり、やられた原因を考え、仲間と協力しあって何度も挑戦し目的を果たす。そんな毎日を僕達オンラインゲーマーはおくっている。

    ゲームに向かう情熱と同じくらいの情熱を、自分の仕事 に対して真摯な気持ちで 傾ける事ができさえすれば・・・

    僕達オンラインゲーマーは、高いポテンシャルを発揮できるのではないだろか?

    今回 光生が得た『気づき』は・・・そういうことなのだろう。

    簡単に諦めるのはあまりにも・・・・もったいない。

    僕は出来上がった第Ⅲ話を 見てそう感じた。



    でぃさんⅢ話C00723

    「コントローラー・・・・ 隠された・・・・」

    全7話の中間に当たる第4話・・・後半の5,6,7話に向け・・・

    ここらでちょっと休憩だっ!

    でぃさんⅢ話C00724

    ゲームをやりすぎて怒られる・・・そんな光のお父さん。

    コントローラーを隠すという、タイタン お母さんのどこかノスタルジックな攻撃に対し・・・

    父と子はどう切り抜けるのか・・・・!!!

    そして父、博太郎に現れ始める・・・あの症状・・・あ!あ!あれは・・・!! 

    あれは24時間メンテ中に現れたりする・・・ 「FF14禁断症状」か!?


    次回、光のでぃさん第Ⅳ話
    『光のお父さんは1日1時間の戦士になった。』を振り返る。

    どうぞ・・・肩の力を抜いて・・・見て下さい・・・。


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    マイディー

    Author:マイディー
    オンラインゲーマーです。

    SSが大好物です。
    風呂敷を広げすぎるのが悪い癖ですw

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