元々はECOがサービス終了になった際の移住先を探す為に始まったこのプロジェクトだったが・・・
最近はおもしろオンライン体験記に成り下がっている空気が今日も漂っていた・・・。

マイド 「ミニ四駆オンラインの調査は順調。呼ばれたってことは・・・新しい指令ですか?」
デンナー 「うむ。今回の調査先は・・・少し変わっているかもしれない・・・」
マイド 「いつもの事じゃないですか・・・・」
デンナー 「今回の調査先は・・・女神幻想ダイナスティア・・・」
マイド 「へー。タイトルはかっこいいですね。ファンタジーMMOですか?」
デンナー 「ああ、しかしこのオンラインは戦闘が無いらしい。」
マイド 「ふむふむ」
デンナー 「プレイヤーは勇者でもハンターでもない。」
マイド 「じゃあ何になるんですか?」
デンナー 「この世界でのプレイヤーは・・・・聖乙女と呼ばれる存在らしい。」

マイド 「お・・・・・おとめ?」
デンナー 「ああそうだ。乙女だ。公式ホームページは独特の空気が流れている。これが資料だ。」

デンナー 「運営はやたらとリアルに不満のある女性を集めたがっている。」

マイド 「女性誌の出会い系サイトの勧誘みたいですね・・・・」
デンナー 「こういうノリだ・・。この世界は秘密の花園のごとくひっそりと何年も運営されている。」
マイド 「少し怖いものが・・・・ありますね・・・。」
デンナー 「公式ではよく内容まで解らないのだ。ただ・・・・・」
マイド 「ただ?」
デンナー 「おそらく、キャラ紹介などを見ていると、いい男のNPCが大量に存在し、いろいろプレゼントとかして気を引くのが目的らしい。」
マイド 「ホストクラブ的な・・・・。つまりは恋愛オンラインゲームってことですか・・・」
デンナー 「見るか?登場キャラの写真を・・・・」
マイド 「見たいですね。それがキモでしょうしね」
デンナー 「見るか?登場キャラの写真を!?」
マイド 「ええ。なぜ2回聞きましたか?」
デンナー 「見ればわかるっ!これだっ!」


マイド 「ざ・・・・

マイド 「・・・・・・残念っ><;;;」
デンナー 「・・・・・・・・・;」
マイド 「描いている人には申し訳ないですが・・・今世紀最大に残念な絵ですね;」
デンナー 「ここなやりーのクラスと言っても過言ではないな。」
マイド 「とにかくクイナという人は、ズルいという事は伝わりました。」
デンナー 「その他の資料だ。目を通しておけ」

マイド 「INする事を降臨って言うんですね。」

デンナー 「このゲームを作ったプロデューサーの自信もたいしたもんだ。このゲームは伝説になると豪語している。」

マイド 「ヘンな都市伝説にならない事を祈るばかりですね。」
デンナー 「今回の指令は、このダイナスティアの潜入捜査だ!クイナのズルさに気をつけつつ秘密の花園を攻略せよ!」
マイド 「了解!コードネーム:マイディー!ダイナスティアに転生します!!」

デンナー 「待てっ!!」
デンナー 「ダイナスティアはアカウント発行をWEBを使わず手作業で行うらしい!」
マイド 「な・・・なんでっ!?」
デンナー 「選ばれたものしか降臨できない!申請から4~5日かかるらしい・・・。」

マイド 「とにかく・・・今は降臨合格通知を待つしかないってことですね・・・・」
シークレットガーデン。どうやらその謎の機関から合格者にはメールが来るようだ・・・・。
果たして、マイディーはダイナスティアに降臨できるか!?
つづく